3万円あれば自分の遺伝子を検査できるならやらなきゃ損でしょ
遺伝子検査サービス、ジーンライフで自分の遺伝子を調べました。遺伝子がわかると、自分の性格や心を築いていく要素がわかります。つまり「自分が遺伝的にどんな性格になりやすいの?」がわかるんですね。
遺伝子を知る意味
性格の50%は遺伝で決まり、残り半分は環境で決まる。
性格の90%は遺伝で決まり、残りは環境で決まる。
なんて意見を耳にするように、性格の半分以上は遺伝子が形作っている言えます。身長や顔の形が決まっているのと同じで、性格もある程度は決まってるわけですね。
自分が不安になりやすいのか、楽観的なのか、そもそもどんな体質なのかを理解できるので、自分という人間を分析しやすいのです。
ビッグファイブで性格を判定する
ジーンライフでの遺伝子調査はカンタンで、専用のキットに唾液を入れて郵送するだけ。するとジーンライフの公式ページから自分の遺伝子が確認できるのです。
性格分析に用いられるのはビッグファイブと呼ばれる定番のフレームです。性格に関する心理学の本を読めば、だいたい出てくる信頼度の高い成果k分析。
勤勉性、協調性、開放性、社会性、慎重性。
この5つで人の性格を判別します。
このグラフは、遺伝的な性格と心理学的な性格を比較したもの。ちなみにぼくのデータです。グラフ同士が一致していれば、遺伝的に合った生活ができていていると言えます。もっと言えば、「生まれ持った性格と比べて、なにが自分を動かしてるの?」を理解できます。
自己分析ツールとして、たいへん優秀ではないでしょうか。
長所を把握して行動に移しやすい
ざっくり内容を説明すると、87の項目で自分の遺伝子を調べてくれます。「規則性」や「痛みの感じやすさ」なんて項目もあって、読んでいるだけでも楽しいです。
この遺伝子検査のおもしろい点は、性格分析と遺伝子分析の結果を比較検討できること。性格分析ではネガティブな数値を出していた要素でも、遺伝的にはポジティブな数値が出ていたとしましょう。
であれば、「ぼくはもっとコミュニケーション力をもっと鍛えないとな」とやるべきことが明確になります。性格と遺伝が一致しているポジティブな要素があれば、そこは長所としてもっと伸ばしていけばいい。
なにをこだわり、なにを捨てるのか、遺伝子検査から洗い出せるのです。
ネガティブな要素をポジティブに解釈する
遺伝的な性格を知るだけでもおもしろいですが、知った知識を応用できたほうが好ましいですよね。自分の型を知ってもそれを活かせなければ無意味でしょう。
この画像は、ぼくの「ネガティブ思考」の検査結果です。人口分布で傾向を分けており、自分がどの位置にいるのかわかります。
そもそも日本人の7割はネガティブ思考になりやすいのがまず驚きで、ほとんどの人はネガティブになりやすい傾向にあるわけです。
この傾向がわかっているのであれば、ふだんから不安対策をしておくとか、不安になりづらい環境作りを徹底するとか、自分に合った行動が取りやすくなります。
たとえば、自分の意外な弱みを見つけたとしましょう。その弱みを知って落ち込むのではなく、プラスに解釈できないか考えてみるのが大事。物事には長所もあれば短所もあります。自分の弱みを知るのは辛い作業なんですけど、ネガティブな特徴を良い方向へ解釈するきっかけはつくるはずです。
まとめ
遺伝子検査をしてうれしかったのは、自分を変えた結果を把握できたことです。50%以上は遺伝で性格が決まっていても、残りは自分の力で変化させられるわけです。遺伝とは違う部分に自分で成長した証があるように感じて、読んでいてモチベーションが上がりました。
色んな使い方ができる遺伝子分析なんで、ぜひお時間ある方はやってみてください。