「AIカンブリアン・早稲田2023」生成AI×リアル 混成カンブリアンゲーム 公開
2023/12/30 更新 http://renga.com/rengaarc/cambrian2023waseda/
本年最後、私の本丸である≪ 連画時系列 ≫最新コンテンツとして公開
今年春先まだまだAIの話題が萌し始めた頃、早稲田・文構の「 機械×プリミティブな身体≒ハイブリッドな私 」という講義の中で、AIを包容したカンブリアン・ゲームの世界、流れをたっぷり7週×100分流し込んでみました。
まず長年私の中にある「カンブリアン・ゲーム」を遊んできたプロセスの共有、そしてAIを包容したセッションの中で、ずいぶんもどかしく戸惑い立ち止まりもしましたが、AIと対話(プロンプト)してみる、スマホのカメラロールを繰ってみる、手を動かし日日作品を投稿してみる。AIと共創システムのカンブリアン・ゲームの出会いが、自分という枠を超えるかもというわくわくした兆しにも鼓舞されました。今起こっている事を、新たな技術や道具を実際にアートセッションの場で触れてみる、体感してみるという機会に私もメンバーも鍛えられ、今ここにある私を実感し、そして自らを更新できたかなという瞬間でもありました。
言葉で語るよりも具体的に、614の投稿作、83のフロー抽出をご覧ください。さらに、制作直後のメンバーに湧き上がってきた瑞々しい直感的で鋭い感想39編の中からいくつかをご紹介します。
>カンブリアンゲームは、AI画像とリアル画像が複雑に繋がることで、一瞬にして相反する感情がいったりきたりする刺激的な空間であることは間違いない。(shimizuna)
>AIは自分の思い通りになってくれない。これは言い換えれば、自分の思考の外側に出ることができるということではないだろうか。AI画像生成の使用は、固定観念・ステレオタイプに縛られない思考の飛躍を促し、現実世界の外へ飛び出すための扉を開く鍵になると思った。(Hikari)
>AIによって自分のイメージが意外な形で出力されるのは、「カンブリアンゲーム」で他の人が自分の絵から新しく発想した絵をかいて繋げていくのに類似したものであるように感じる。それがリアルなものであれAIにつくられたものであれ、自分では全く思いもよらなかったイメージが突然外部から現れ、それらが集合体として作品となることが、カンブリアンゲームとAI生成画像に共通した魅力なのではないだろうか。(kotone)
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〇アーカイブ
全作品展示 MAP : 614作品
セッション(制作)期間:2023/05/16 - 2023/07/03
http://cambrian.jp/tree/?session=waseda2023
〇カンブリアン詩学
全フローと感想:リーフ(投稿作品)の連結からなる句(フロー)を発見・共有
http://cambrian.jp/poetics-waseda2023/
この大遊びが、じわじわと話題になってるみたい
◎9月7日 日本認知科学会第40回大会
「芸術におけるAIとの共創 - カンブリアンゲームでの実践」
上芝 智裕 (中京大学工学部) 、宮田 義郎 (中京大学工学部)
https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2023/proceedings/OS06.html
https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2023/proceedings/pdf/JCSS2023_OS06-3.pdf
◎9月23日 Media Art History 2023 at Venice, Italy.
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「 機械×プリミティブな身体≒ハイブリッドな私 」
2023_R5年度 春期 早稲田・文化構想学部/表象・メディア論系演習(消費社会とメディア1)
シラバス
https://www.wsl.waseda.jp/syllabus/JAA104.php?pKey=2331531004012023233153100423&pLng=jp
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