【フェイスブック広告を一生懸命読んでみる】


フェイスブックを使っていると、たくさんの広告が出てきます。ただ、正直飛ばしてしまうものも多いです。そこで、出てきた広告を一生懸命読んでみました。
#長くてすみません #備忘を兼ねています
今回見たのは認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンさんです。
https://www.gnjp.org/lp/dom_gg/index_001.html...
◆調査結果
70%のひとり親が、子育てや生活で困った時に、「助けを求めることに抵抗がある」「どうやって助けを求めれば良いのかわからない」「時間や気持ちに余裕がなくて助けを求められない」と回答しています。
→「誰も助けてくれない」とは、これを根拠にしているのでしょうか(違うかもしれません)70%とはかなり多い数字です。ただ、ひとり親世帯でない世帯との比較がないので、突出した課題なのかどうかはわかりませんでした。パートナーがいても同様の悩みを持つ方はいるんじゃないかなと感じました。
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◆1日33円のご支援がひとり親家庭4世帯分の食品に!
1000円/月のご寄付が4世帯分の食品(72,000円相当)に
1世帯分の食品の輸送や管理に、約3,000円のコストが必要です。
→【今回、ここが一番興味深かったです】数字で示してあり説得力がありますが、私が数字が弱いので分解してみました。
3,000円のコストで、1世帯に18,000円分の食品が提供できる。
月1,000円=年間12,000円寄付すると4世帯72,000分の食品が提供できる。
別の場所には「3000円でかごいっぱいの食品を送ることができます」とあります。
おそらく、かごいっぱいの食品とは1500円相当で、それを12か月続けると18,000円相当になる。つまり丁寧に書けば「3000円でかごいっぱいの食品を1年間送ることができます」ということだと思います。1年間はあえて書かない。この点がポイントなのではないかと勝手に思いました。
コストの6倍相当の食品を調達できるのは物品寄付などを受け入れているのだと思われます。(支援申し込みのサイトに食品は寄付により・・・とあるので)
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◆2017年9月から2020年2月5000万円分の食品提供
→2年半で5000万円分ということは年間2000万円、1世帯18000円分とありますから、年間約1,111世帯に支援をしているということかと思います。多くの方への支援とつながっているなと思いました。
◆寄付金控除
→認定NPO法人なので税額控除が受けられます。図もあってわかりやすいです。
◆申し込み方法
→では、実際に支援が必要な場合はどうしたらよいのか。寄付募集のページには「支援の申込みはこちら」などは見つけられませんでした。ですが団体ホームページにはあります。「医療費助成制度医療証が必要」、「月1回まで」などルールが丁寧かつ明確に書いてあるなと感じました。
◆広報費はいくら
→最後に、フェイスブックでも頻繁に出てくるように感じたので、広報費がどれくらいか見てみました。決算書によると事業費が約2.2億円。広報費はそのうち約3,800万円とあり17%でした。多いか少ないと感じるかは様々だと思います。私は力を入れているなと感じました。
◆まとめ
→じっくり読むことで写真の印象が深まったり、新たなイメージを持ったりという気づきがありました。何世帯を支援しているという表記はありませんが、多くのひとり親を支援できる予算規模を持った認定NPO法人さんだということがわかりました。
また、「3000円でかごいっぱいの食品を送ることができます」というキャッチ―な説明の仕方や、厚生労働省等の調査結果の活用の仕方もなるほどと思いました。
広告は各企業、団体がお金と時間をかけて作っていますので、非常に勉強になりました。グッドネーバーズ・ジャパンさんありがとうございました。
※団体さんの活動や広報を深く読み解くことを目的にしています。私の認識が違う点などあったら教えてください。

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