【つの版】「忍者と極道」感想・第117話
ドーモ、三宅つのです。しばしば月曜昼のタイムラインを騒がせる漫画『忍者と極道』の感想置き場です。面白いので一読をおすすめします。
前回はここです。
当然ネタバレばかりですのでお気をつけ下さい。Twitterに流れる様々な感想ツイートを貼り付けたりもします。スクショ入りのを貼ることもありますが控え目にします。詳細はご自分の目でお確かめ下さい。問題があれば爆破します。覚悟はいいですか? では、お手元のテキストをお開き下さい。
◆心◆
◆臓◆
第117話 HOWEVER
やっぱり二人がいいね…
運など糞也!!!
小指失いし華虎の剛拳が、炸羅の土手っ腹に炸裂!忍者耐久力ゆえか即死爆発四散は免れたが…致命傷!このまま全滅か…!?否!
運良く勝利した華虎が、突如激昂!運に「勝たされた」ことに怒るとは、己の素の実力のみで勝ちたかったゆえか……わからなくもないが、「今更我に味方を」……運をかくも憎悪するとは、過去に一体何が!? 怒り狂って全裸になった華虎は、介錯も戦闘も放棄して不貞腐れ退却!なんたる幸運!
ニンジャスレイヤーやナラク・ニンジャとは違って、彼には忍者に対する憎悪はない……ひたぶるにカラテせんがため!なんたる自由!
うれしいぜ
一応Kは講談社つながりだから…(BJは秋田書店だけど)あれをまともに食らって即死爆発四散しないだけでも大したものだが、もはや命は……だが、言葉は遺せる!養子たちに、彼の情報遺伝子を…!
炸羅が彼らを養子を取ったのは、血筋ではなく魂に惚れ込んだため!この世界の忍者は生殖可能といえど、血の繋がらぬ者でも鍛錬によって忍者となるからには、やはり己のミームを、魂を伝えるのだ!命を次世代へと運び、糞みてーな運命に抗え!嗚呼!漢・覇世川炸羅、己が生き様に満足し、笑って死す!
糞みてーな情報遺伝子遺してる…
救済とは
そして左虎は覇世川家、右龍は邪樹家を、二人の父を継いだ……だが今、二人は瀕死の重傷ッ!孔富と右龍の巨体に押し潰された左虎は炸羅と同じく臓物の8割を失い、右龍は孔富のつま先で心臓を潰されたッ!首はまだ飛んでいないが、もはや戦闘不能、確実な致命傷!だが…まだ生きている!ならば!やることはただひとつ!
左虎は…自らの心臓を摘出!己が命をもって、弟・右龍を活かす!孔富と美伴が二身同体なら、これぞまさしく一心同体!医者である彼だからこそできる、究極の命の選択!
偶々近くで心臓を失ったのが、拒絶反応も少ない一卵性双生児で、ともに超耐久力と覚悟を持つ忍者!眼の前の敵はこの行為を邪魔しないであろう宿命の持ち主!嗚呼、これを「幸運」と呼ぶべきか…「命」を「運」んで来ると書いて「運命」!……フフ、よくぞ言ったものだ!(吉良吉影・談)
孔富は…ただ勝利を求めるなら、この「手術」を妨害するのが正解…それはいとも容易いこと…だができぬ!できるわけがない!あの兄の命と肉体を命がけで受け継いだ孔富が!この神聖なる光景を!その身死すともその魂は死なず、覇世川左虎、一世一代の大手術!待て、次回!
生き残るのは…この世の「真実」だけだ…審判の時!
NEXT EPISODE
これからも二人を離したりはしないから…
【以上です】
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