【ジャンクヤード】アプリで自動生成されたなんらかの怪談【Twitter】
※これは、つのがTLに流れてきた文章自動生成アプリを再び拾った結果発生した謎の文書です。何か吸ったような文章だったのでここに残します。全文は下のツイートの画像をクリックすると読むことが出来ます。でも広告とか踏ませるのもあれなのでします。太字化はつのによるものです。
全文:
平次さんが入居したその部屋はいわゆる事故物件だった。
前の住民は半魚人が胸を貫いて亡くなり、その前の住民はニンジャスレイヤーが喉に詰まって死んだそうで、不幸が続いていた。
「そういうの気にしないので。でもすぐに後悔しました」
平次さんは青ざめた顔でそう話し始めた。
最初の異変は部屋の中に見覚えのないゲゲゲの鬼太郎が落ちていたことだった。
「酔っ払った時に拾ってきたのかな、と思ってゴミに出したんですよ。そしたら……」
次の日、同じものが部屋にあったのだ。
「汚れとか傷とか全く同じ部分にあって、間違いなく同じものでした。ぞっとしてまたすぐに捨てました。でも次の日になると部屋にあって……」
捨てても捨てても戻ってくるのだという。
そして異変はそれだけではなかった。
「電話が掛かってきました。それが変な電話で……」
私、アッハイ。今、バンクーバーに居るの。
「それだけ言って切れて。いたずらかな、と思っていたら、また掛かってきて」
私、アッハイ。今、サンに居るの。
さっきよりも部屋に近づいて来ていたのだ。
「慌てて電話を切って。でもすぐに掛かってきて。怖くて出れませんでした。そうしたら……」
耳元で声がした。
私、アッハイ。今、あなたの後ろに居るの。
振り返るとそこにはアッハイTシャツを着た女が立っていた。
平次さんが絶叫するとその姿は消えた。
「それからもおかしな出来事が続きました」
遊びに来た霊感の強い友達が「この部屋には黄金の風の霊がいる」って騒ぎ出したり。
テーブルの上に「ゴジラ」とだけ書かれたメモ用紙が置かれていたり。
一週間連続で夢にキリストが出てきたり。
決定的だったのはある日の夜に起きたことだった。
「深夜にふと目が覚めて。金縛りになっていました」
視界の隅に人影。男か女かすらわからないそれはニヤニヤ笑いながら顔を近づけてきてそっとつぶやいた。
「皆様バンクーバー」
狂ったような笑い声。平次さんは気を失った。
実は今でも平次さんはその部屋に住んでいる。
「次は何が起きるのか、ちょっと興味が湧いてきちゃいまして」
そう言って平次さんは「へへ」と笑った。
~続く(?)~
彼は狂っていた。
◆前回◆
【以上です】