◆気がついたらスキをつけていた記事まとめ144◆
おれだ。溜まったのでやる。気がついたら既に7月であり、梅雨の豪雨が降り続いているところもあれば、気温が30度を超えクソ暑いところもある。日本は広くて南北にも東西にも長い。様々な災害に気をつけ、水や食糧や薬品などを備蓄して備えておけ。こういうご時世なのでウカツに病院や避難所にも行きにくい。国家や地方自治体は早急に全国民にアレを打って5G接続させて頂きたいが、中の人たちも大変だろう。おれは順番を待つ。
前回はここだ。最近は隔週なので6月は2回だけだ。
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◆噺◆
一発目。浅草チェーンソー大虐殺
いつぞや逆噴射小説大賞に応募され、おれも取り上げたあの小説が、逆噴射センセイのインストラクションを経て鍛え上げられ、ついに完成された。登場人物の異様な凄み、飛び散る血肉、見立てを操る魔法めいた噺。まさにチェーンソーじみた一撃が読む者の肉体をトランスアキシャル面切断する。完全にトンチキでいて全てはシリアスに練り上げられ、笑いながらもムムと唸らせる。御託は不要、全人類が読め。パルプオブザイヤー。
◆象◆
二発目。キルエレファンツ・オンパレード
異様な迫力の怪獣小説だ。現実世界でも象の群れが東南アジアやチャイナで暴れているらしいが、そいつらが海を越え、アメリカで暴れる怪獣王ゴジラに挑めばどうなるか。象に挑む蟻のような圧倒的な力の差。しかしやつらなら何かをしてくれるのでは、という見る者の期待。全てをぶつける象の戦いは、べらぼうに強く清らかだ。象のようにただひとり歩め、とブッダは言ったという。やつらはそれぞれがブッダなのかも知れない。
◆玉◆
三発目。ボール・ブレイカー
息詰まるような激闘が続いたので、息抜きの掌編だ。これはひとつの神話であり、寓話であるとも言えよう。神様は理不尽で、カミさんは恐ろしい。おまえのタマを大事にしろ。聖書にも書かれている。
ふたりの人が互に争うときに、そのひとりの人の妻が、打つ者の手から夫を救おうとして近づき、手を伸べて、その人の隠し所をつかまえるならば、その女の手を切り落さなければならない。あわれみをかけてはならない。(申命記25:11)
◆鮨◆
四発目。スシナリオを食べている
ニンジャスレイヤーTRPGのファンメイド・シナリオパックだ。おれはなんか最近毎日記事を更新しているが、こうした元シナリオがないとリプレイしにくいので大変ありがたい。おれも2個ばかり作ってみたが、なかなか難しいな。スシを握り落語を演るようなもので、受け手のことを考えてやらないと届きにくい。ここに収録されているシナリオは、どれもなかなか面白く、読み物としても読める。ヘッダーイラストのユカノがカワイイ。
◆蠍◆
五発目(二連発)。チューズ・ユア・デスティニー
真の男の映画『モータルコンバット』のおすすめ&感想記事だ。偉大なる逆噴射センセイの記事にもあるように、完全にハリウッド映画化されたニンジャスレイヤーなので、ヘッズであれば解像度がさらに高まり、忍殺の解像度も高まるというWIN-WIN関係だ。暴力とゴアとフェイタリティに満ち溢れており、見るとカラテがみなぎる。1995年の映画もアレはアレですごい。おれはあまり詳しくないが、これを20年も30年も待っていたモータリアンはカラテが高まりすぎて完全にニンジャと化すだろう。カメェ!ゲロゥバヒァ!
◆Test your might◆
◆Test your might◆
今は以上だ。また溜まったらやる。
【以上です】