◆気がついたらスキをつけていた記事まとめ74◆特にニンジャ03◆
おれだ。なんか今週は気がついたらニンジャスレイヤー関連の記事にスキをつけたのが溜まっていたので、相当久しぶりに特集する。ニンジャソン冬というDIYワオワオ企画をやっていたためもあるが、それに応募していないものもある。どれもすごいのばかりで圧倒され、おれのたいしたことなさが浮き彫りになってややつらいが、自信を喪失すると死ぬので虚勢でも胸を張っていよう。そろそろ逆噴射小説大賞の最終審査結果発表もある。
前回はここだ。ニンジャ関係以外のやつは金曜日にする。
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◆涅◆
一発目。稲光のカバ
ある時系列での二次創作だ。この人は相当なパルプ力の持ち主で、むせ返るようなシリアスさでネオサイタマでのハードボイルドなイクサを描き出す。ニンジャが、ヤクザが、トレーラーが、重金属酸性雨の降る街で無慈悲に殺し合う。背景やプロットも練り込まれており、原作に紛れ込んでいても違和感はない完成度だ。恐れ入った。
◆蜂◆
二発目。イエロー・ジャケットを纏え
傑作パルプ「スズメバチの黄色」の感想だ。去年の夏に出たばかりというのが信じられないほどだが、おれも結構読み返し、そのたびにため息をついたものだ。ボンモーとほんチが鍛え上げた忍殺マスターピースのひとつでありながら、初心者でもここから入れるという親切設計で、忍殺を知らない人にもマジでオススメだ。キャラも魅力的でワオワオ楽しめ、この記事のように深く読み込むこともできる。エンターテインメントとはこうだ!というパワを感じる。読んでないなら今すぐ読むといい。
◆蝦◆
三発目。LOBSTEREA4643
ヘッズの脳みそを黒焦げにする「ロブスター」シリーズの感想文だ。この人はヨロシサンがとてもすきなようだ。小学生の読書感想文めいて400字詰め原稿用紙に書かれているが、内容は完全にヘッズによる見事な読み解きで、1の筆者の推測、2の低予算感、3のやばさを余すところなく表現している。なお2015年夏のニンジャコンではロブスターシリーズの感想文が募集されたが、「内容を想像して感想文を書いてもいい」という公式からのお達しがあり、胡乱な感想文が集まったという。恐ろしい。
◆鐘◆
四発目。あの鐘を鳴らすのは
除夜の鐘をテーマにした二次創作だ。丁寧な筆致でネオサイタマの年末年始の情景、社会の闇を描写しており身につまされる。そして邪悪なニンジャがモータルを虐殺し、ニンジャスレイヤーが出て殺す。季節性と話題性、シンプルなプロット、胡乱だが邪悪なる陰謀、モータルの奮起、己が為すべきこと……ニンジャスレイヤーの様々なテーマが散りばめられており、よい短編にまとめられている。ヘッズの優れた創作力には舌を巻くばかりだ。除夜の鐘は誰のため、なんのためか。木鐸というコトワザもある。おれはおれなりに鐘を鳴らし、ボンノを追い払うとしよう。
◆辛◆
五発目。AOMぐんぐん銀河な
まさかのニンジャスレイヤーカレーだ。そういえばアニメイシヨンの時にコケシマートでカチグミカレーとスゴイカレーが販売されたことがあり、ニンジャとカレーは相性がいい。それぞれの具材やスパイスやトッピングにAOMの諸要素が散りばめられているとの詳しい解説もあり、納得がいく。料理は偉大な創作表現と知識の体系だ。できる人はとてもすごい。
◆婆◆
六発目。つまり、こうだ、ナラクがロリババア。
AOMの初見感想文だ。創作者や既読者にとって他人の感想は千金の価値があり、初見者の感想は万金の価値がある。ましてその世界やストーリーを詳しくわからないままに書いて(ツッコミを入れて)くれるのは最高だ。既に沼にいる者にとっては、新たな視野が開けて遥かにいい。ナラクがロリババアではないかとの説は割とヘッズの間にあった気がするな。なおロリババア属性を持つニンジャなら第三部に出てきたが、今はそれを語る時ではない。
◆Shuriken◆
◆Showdown◆
今は以上だ。また溜まったらやる。
【ひとまずおわり】