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12年間在籍したサイバーエージェントからの転職。データアナリストの新たな挑戦は「食品流通」。

インサイドセールス・マーケティングチームの森さんは、この春、関連会社のXTechグループからクロスマートに転籍したばかり。現在マネージャーとして、メンバーが働きやすい仕組み作りを行っています。そんな森さんは、サイバーエージェントに12年間在籍したという経歴の持ち主です。大きな組織の最前線にいたデータ分析のスペシャリストを、クロスマート立ち上げ時のXTechに向かわせたものは何だったのか。その内なる思いを語っていただきました。

森 隆司|もり たかし

1984年生まれ。兵庫県神戸市出身&育ち
神戸大学経営学部卒業後、サイバーエージェント入社。
アメーバ事業本部にて各種メディアのデータアナリストやディレクターとして、分析、企画業務に従事
2018年からXTech株式会社に入社しTOB後のエキサイト株式会社のメディアのプロダクトマネージャーを担当した後、2022年4月よりクロスマートにてインサイドセールス担当マネージャー

サービスを立ち上げ続けて12年、自分を試すべく転職を決意

2007年に新卒でサイバーエージェントに入社して以来、私が関わったサービスは約30タイトルほどあります。次々と新しいサービスを立ち上げ、軌道に乗せていくのは非常に楽しく、やりがいがありました。
これからも会社は伸びるだろうし、チャレンジする環境はあるし、会社の中での自分の強みは確立していたものの、「仮に会社が突然なくなったとしたら、いま持っているスキルを外で活かすことができるのだろうか。自分の名前で勝負していけるのだろうか。」と、不安がよぎったのを覚えています。
そんなとき、「XTechグループでクロスマート株式会社を立ち上げるから、相談に乗ってくれないか」と声を掛けてくれたのが、現クロスマート社長の寺田でした。自分の知らない大きな社会課題に向かっていく姿は、見ていてかっこよかったですね。
XTechグループは新規事業をどんどん立ち上げ続ける会社だから、自分には合っている。それに、データアナリストとして積み上げた経験を活かすこともできる。しかるべき準備期間を経て、クロスマートに転職しました。

森さんのサイバーエージェント時代。今でも同期とは仲良しだそう。

人のつながりをつくる「食」業界の課題を解決したい

私がクロスマートを選んだ理由の一つに、「食」の業界が好きだということがあります。考えてみると、これまで知り合った人たちは、食を通して出会うことが多かった。よく飲みに行く店で出会ったとか、飲食店でバイトをしていて知り合ったとか。肩書は関係なく、おいしいものを食べながら仲良くなれる、これって素晴らしいことですよね。
もう一つの理由は、「人」です。同期が思いを持って運営しているのはもちろんですが、メンバーがとにかくいい人ばかりという印象でした。全員が気持ちよく働いているのがわかるんです。
自分の一番好きな食品業界の課題を解決しようとしている人たちがそこにいる、「自分たちが社会課題を解決するんだ」というメンバーたちの思いがダイレクトに伝わってくる、それがクロスマートでした。

社員は家族、だから苦手もさらけ出す

一般的に大きな組織では上からの言葉や横の部署の取り組みが遠く感じられたり、自分が何をしているのか、何のために働いているのか分からなくなる瞬間があるかもしれません。
クロスマートでは社長の寺田が「こういうことを頑張りたい。ここは苦手だから任せる。」と素直に話してくる環境ですし、チームメンバーも手の届く範囲で動いています。社員全員が経営陣と一緒に、メインのサービスである「クロスオーダー」を伸ばそうという気持ちがひしひし伝わってくる感覚があります。
この一体感は、仕組みによっても支えられています。週3回の朝会や週1回の全体定例会議でみんなの動きを共有しますし、月例会では社長から経営会議の資料が全社員に公開されます。資金繰りの詳細まで共有する文化があるのは、めずらしいのではないでしょうか。
「家族みたいな会社にしたい」と、社長は言います。だからこそ、隠し事はなし。社長自ら苦手なところをさらけ出します。そうすれば、みんなが助けてくれるからです。いい意味で格好つけていないんですね。素を出しても受け入れられるのは、本当に気持ちが楽になります。

クロスマートにジョインしたばかりの頃の森さん。

得意なところは任せる、弱いところは助け合える環境がある

クロスマートは全体的にボトムアップな提案が活発なイメージがありますね。もちろん大事なことはきちんとトップダウンで決めきりますが、経営陣からのコミュニケーションは「これをやれ」ではなく、「どうやったらうまくいくかな?」というものが多いです。日々お客様に向き合っている現場の声をしっかりと受け入れる、そのスタンスが文化として根付いていると感じます。
ですから、会社としてこうしていくというよりは、会社を伸ばすためにみんなが個性を活かして頑張っているイメージがあります。それぞれの個性をみんなが知っているからこそ、頼り、頼られる。「技術のことがわからない」と言えば、みんなが教えてくれるし、得意なところは任せてくれる。みんなが信頼しあっているんですね。だから私も、今のメンバーが得意でなくてこぼれているボールを意識的に拾うようにしています。

挑戦できる文化があるから、新規事業にもチャレンジできる

私はこの先、流通データをうまく活用した新規事業に挑戦したいと考えています。どういう受発注をすれば売上が上がるのか予測ができれば、今まで感覚的にやっていた皆さんのお役に立てると思うのです。データ活用というスキルを活かしながら、クロスマートならではの事業をつくっていきたい。業界の課題をダイレクトに解決できる方法を考えていると、ワクワクしてきます。

クロスマートはユーザーの声が聞こえる。業界を良くしている実感がある

クロスマートのお客様は卸売業者さんが中心で、ここにいるととても近くに感じられます。「クロスマートがないと生きていけないよ」「本当に助かる」という声がダイレクトに聞こえてくる。「自分の仕事が人のためになっている」と実感できるんです。
いま社員数は30人ほど。写真を撮るといえば自然とみんなが集まってくるような空気感が、クロスマートにはあります。手を上げれば、ボールを拾えば新しい仕事につながる、そんな環境で働きたい方には、ぜひおすすめしたいです。

−森さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました。
森さんが責任者を務めるインサイドセールスチームでは現在、インターンシップへの参加者を募集しております。詳細はこちらまでどうぞ!


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