流行りのジョブ型雇用も万能ではない?
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はたらくってなんだろうというテーマで考えてみた第二弾です。
最近流行りのジョブ型雇用で、日本では理想の働き方として取り上げられていることが多く、本当にそうなのかなと疑問に思い、調べてみました。
欧米ではジョブ型雇用が一般的だそうなので、欧米の働き方を元に考えてみました。
ちなみに参考にさせて頂いた記事はこちらです👇
■ジョブ型雇用になると二極化の世界が待っている?
ジョブ型にするということは専門性を極めるために、職務を限定することになります。
つまり、新卒で入社してから経理担当者は一生経理ですし、ひょっとすると仕事の内容やレベルも変わらないかもしれません。
よって、給料も入社時から一定レベルまでしか上がらない可能性があります。
実際に、欧米では入社してから定年まで仕事内容や求められることも変わらない代わりに、給料も変わらないことが一般的だそうです。
だからこそ、バカンスなどの休暇を大事にし、仕事を頑張りすぎることもないのです。
一方で、海外ドラマで見るようなエリートサラリーマンは、圧倒的なパフォーマンスを発揮することで、垣根を超えて、レベルアップしていくことが出来ます。
また、その際は違う分野にも進出することがあるので、結局日本の大企業のエリート人材と同じなのかもしれません。
私たち日本人がイメージしてる海外のエリートサラリーマンはやっぱり、バカンスなんか楽しんでおらず、定時で帰るようなこともしてないそうです。
むしろ、働き方改革とは遠い働き方を強いられています。
■ジョブ型雇用は向き、不向きがありそう
ジョブ型雇用のメリットばかり語られている傾向にありますが、私のような若いうちは何でも挑戦してみたいというタイプにはデメリットの方が多そうです。
日系企業の良いところは、初期配属されたところから、数年でジョブローテーションを行うことで、自分の適性を見極めることができ、同じ会社にいながら様々な仕事ができることだと思います。
特に総合商社のような業界では、幅広い業務が同じ会社の中で行われているため、転職をせずに新たな業務にチャレンジできます。
ジョブ型雇用を採用すると、自分の仕事がガチガチに固定されてしまう上に、最初の判断を間違えた場合に簡単に軌道修正できないので、どうなのかなと感じます。
もちろん、会計士や弁護士など資格がある業務や、金融のプロフェッショナルを目指したいなど、新卒の時点で明確な目標がある人には最短距離で目標に到達できるためメリットが大きいです。
しかし、新卒時点で明確な目標を持っている人の方が少数な気がします。
私自身、まだまだ迷い中です。
20代の迷いについては下記記事でまとめています👇
■まとめ
ジョブ型雇用を否定するわけではなく、働き方が増えることは社会にとってプラスなので良いことだと思います。
ただし、メディアが映し出すような万能なものではないことは認識しておかなければと改めて感じました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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