大学生が東京レインボープライドに参加して感動した話。
東京レインボープライド2022が、先日開催されました!!
僕は、今回の開催が初めての参加です。
とは言っても、これを書いているのは4月23日。
僕は、今日は初めての参加です。明日はパレード参加目前でとてもドキドキの状態です。
僕は自分がパレードで、色んな人の前で「自分はLGBTQIA+の文化を称えたい人だ!」ということを表明して歩くことが、今でも信じられません。
というのも、僕は人前とかで自分自身の考えや意見を伝えることが苦手というか、正直言って嫌いなのです(笑)
昔から内気、、、、とかでは全然ないんですけど、「意見」って言うだけで誰かを攻撃しているような気がして、あんま言いたくないんですよね。(今は思ったことそのまま出ちゃうくらい直ぐ言います笑)
だから、できるなら全方向にずっと「Yes!」って感じのマインドでいたいです。
だって、基本的なことなら全部いいと思うし、本当に全部に共感できるポイントがあるんですもん。そりゃあ、自分の意見とか言う必要ないなって思うじゃないですか、、。
でも気づいたら、そんなことを思っている僕が、自分の意思でYouth Pride Japanに入って、InstagramやNote、Podcastなんかを通して自分の考えとかを間接的にでも投稿しています、、。
2、3年前は、好きなマンガに関する写真を撮っても、そのマンガの題名に「ゲイ」という言葉が含まれているだけで、それを自分と関連つけることに恥ずかしさを感じて、SNSの投稿すらできませんでした。(ちなみにYPJのインスタでこのときの写真を先日投稿させていただきました!)
なんなら、「僕がYouth Pride Japanのメンバーである」という事実を学校の友人に知られるのは、かなり恥ずかしいというか、「できれば知られたくないかも!」って、今でも少し思っているくらいです。
自分から活動しているのに、恥ずかしさがあるという、かなりよくわからない心境で、YPJメンバーとして活動している僕なのですが、、
そんな自分だったので、今日、東京レインボープライド2022に初めて参加をして日本国内なのに、カルチャーショックかのような感覚に陥りました。
東京レインボープライドのイベント会場って、僕的にすごい新しい環境だったんです。
日本最大の無料フェスって言われるくらいの規模の会場なんですけど、その会場にいるほとんどの人のことを、少なからずLGBTQIA+に関心があるって思っていい。
それって、まじすごいですよね。
「フェスだから」かもしれないですけど、たくさんの人が自分の好きな姿で会場に来て、誰もそれを咎めたり、腫れ物扱いしない。ステージでは、同性カップルの結婚に関するCMが流れたり、セクシュアルマイノリテかどうかなんて関係なく、アーティストの方々が歌やダンスを披露して会場を盛り上げたりしている。
「そういうイベントなんだから当たり前」と、片付けることもできるかもしれません。
でも、僕にとっては、不思議な環境でした。
「自分を好きに表現していいんだ!」とか、そこまでは思わないんですけど、、。
「現実の日本に、ジェンダーフリーに限りなく近い環境が作れる」という事実に、衝撃を受け感動したんです。
今の世の中でも、あのイベントの環境では、マイノリティがマイノリティじゃなくなるような気したんです。
そして、その環境にはたくさんの人がいる。
こんなにこの環境に人が集まるなら、僕が恥ずかしいと思っている事は、本当はそんな珍しかったり、目立つものじゃないんじゃないかって思いました。
本当にこの感覚をたくさんの人に味わってもらいたい!
「行動を起こす勇気ができた」とか、「1人じゃないんだって感じた」とか、そんな感動的なことが起きるとは言いませんが。
ただただ、「普段と違う環境が、こんなに近くにある」という体験ができます。
言葉では、どうしても表現が足りないような経験です。
ぜひ、現地に足を運んで体験していただければ!なんて思います。
最近は、日本各地でプライドパレードが開かれているため、「東京には行かれない!」という方の近くでも、東京レインボープライドの環境と同じような場が、意外と身近にあるかもしれません!ぜひ探してみてください!
それに、僕的には全国各地にセクシュアルマイノリティに関するイベントが、行われていると考えるとより、感慨深いものがあります(笑)
この投稿が、投稿される頃にはもうパレードも終わり、また少し違った影響を受けた僕がいるかもしれません!笑
また別の投稿でも、そういう気持ちの変化などを投稿できたらななんて思います!
僕の大好きなアーティストの女王蜂のアヴちゃんが、「ライブは生物」という話をよくされているのですが、こういったイベントにも同じことが言えるんじゃないかなって思います。
ぜひたくさんの方に、その場でしか感じられない“生”の体験を感じていただけたらなと思います!
パレード前ドキドキなたくろうによる、ちょっと熱めの独り言でした。