まともなハンドドリップ初体験
ドリッパーにお湯を注いだ瞬間に体感した感覚は、「なんか不思議。面白い感覚。楽しいっ。久々のドリップポットと、注ぎ口から流れて出てくるお湯が、コーヒー豆と触れる感覚。」
おー、専門家の人たちがやってることの感覚ってこんな感じなんだ。今、私はそれを真似してる。というなんか前に進んだ感じ。
視覚的にも、コーヒーのガスでモコモコと膨らむ豆や、そこに落ちていくお湯、2つがぶつかる感触を見て、「動画で見たたように、私もできてる!」っていう、小さな達成感とワクワク。
そして、コーヒー豆がふっくらドーム形成したり、センターメインにお湯を注ぐとぷくぷくとガスが出たりするのがめちゃ楽しいです。
それも「私もできてる!?」っていう、ほのかな自己満足の喜びを密かに感じて、ワクワクしたり。
でも4:6メソッドのようにはタイミングがはかれなかったり、味や香りが思ったものと違ったり。
秒で進むタイマーと、注ぐお湯の量を同時に見るのに慣れてなくて、あわててしまう私がいたり。
コーヒーを淹れるって、短時間に結構忙しいものなんだっていう初体験。
やってみないとわからないことは、たくさんありますね。
眠りにつく頃になると、早く明日にならないかなぁと、コーヒーを淹れてもいい時間が来るのを心待ちにしてしまいます。
朝になって目が覚めて一番にワクっとするのは、コーヒー淹れてもいい時間になったことや、今日はどんな風に淹れられるかなと思う瞬間が小さな楽しい瞬間。
これだからやめられない、探究し続けてしまうのでしょうね。
次こそもっと上手に淹れたいって気持ちにつながるから、落ち込むことはなくて、むしろ向上心がアップするのが楽しいから、やめられないのです。
これって、カフェイン効果も相まって、探究心の強い人や依存性の高い人がハマりやすい状況ですね。
それらを回避するためには、ある程度の内観力と、セルフコントロール力が必要かな、なんてことも浮かんできます。