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高齢者の社会貢献を支援するアイデア -SILVER KIDS-

 先日(1/18)、AbemaTVのニシノコンサルにて、SHOWROOM前田さんが言っていた「高齢者は社会からの必要性を求めている」という言葉に「確かに」と感じました。(OPNU 小春さんの例)
そこで、今後さらに高齢化が進む日本において、このニーズをうまく使える手はないかと考えてみました。
※ただ、周りに高齢者がいないので、ニーズや顧客の設定が仮説でしかありません。

■顧客ニーズの整理
具体的な高齢者の仮定
・70歳以上女性
・趣味をベースにしたリアルコミュニティに属する。
・ただし、スマートフォンやインターネットにそこまで詳しくはなく、リアルの関係性を重んじている。
・ちなみに、70代のスマホ所有率は30%だそうです。
 (https://www.travelvoice.jp/20180508-110350

課題
・社会的な貢献が減り、社会から必要とされている感覚が薄まっている。
・社会への貢献意識は70代で50%だそうです。(2015年)
 (https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no96/)

■ソリューション
何か良いアイデアはないかと考えて、ふと思ったのが、子どもを前にすると顔をくしゃくしゃにして笑ってくれるおばあちゃんの姿。実際に子連れでいると、「かわいいわねー、いくつなの?」と聞かれることは何度もありました。
そこで、高齢者と子育て世代をつなげるベビーシッター的なサービスはどうかと考えました。
ただ、子どもを預ける側としては、本当のベビーシッターのように家に来てもらうや家に行くとなると、少し敷居が高いですし、高齢者の方にとっても負担が大きいように思います。
そこで、以下のような一時保育所兼カフェ的な「場」を用意し、高齢者はそこに子どもとたちと遊びに、もしくは周りの高齢者と会話しに行く。子連れ親子は、そこに行って、子どもを遊ばせて目を離してもよく、その間に親同士や高齢者の方々との会話を楽しめる憩いの場として活用する。というのはどうでしょうか。
題して、シニア児童館 SILVER KIDS。

提供価値
・高齢者:社会から必要とされている実感
・子育て親子:大人の時間

■事業的な観点
事業性は正直厳しいですね。地方自治体とかでやるには良いかもしれません。
収益モデル
 基本的には飲食料金での収益を想定しています。
競合優位やスケール
 先行者としてブランド位置を築き、規模を拡大していくことによる競合優位性の確保とスケールでしょうか。
実現性
 課題としては、見知らぬ高齢者に子どもが慣れずにうまくいかない問題があるので、その辺は、初めは親と一緒に子どもを遊ばせて、慣れてくれば目を離しても大丈夫。リピートにより慣れる。という流れを作っていくしかないかなと思います。少し調べたところ、似たような場がまだないようですので、この辺が難しいのかもしれません。

以上、考えてみました。
高齢者ってこうだ!それならこういう解決策の方が良いんじゃないか?等あれば、是非ご意見いただければと思います。
今後も、日々得た気づき等から、とにかく新しいアイデアに変えていきたいと思います。誰でも思いつくだろうことですし、実現させようとしなければ何の価値もありませんが、誰かのアイデアの種になれば幸いです。

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