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馬祖・福州の名物パン「継光餅」
今朝は昨晩焼いた胡麻たっぷりの「継光餅」に牡蠣とバジルの卵焼きを挟んで食べました〜。
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胡麻たっぷりの美味しそうな「継光餅」、調べたら馬祖、中国福建省の伝統食です。本来は窯で焼く…インドのナンを焼くタンドール窯のような…ものですが、オーブンで焼くレシピを見つけて試作してみましたよ。
実際に作る中で、生地に水が足りなくて追加したり…複数の過程でレシピ通りに作らない方が良さそうでしたので、もっといいレシピを探そうと思います。ですから、リンクは載せません。
真ん中を麺棒でぎゅっと押して穴を開けたのですが、発酵している間に閉じちゃいました。身が詰まったベーグルとカイザーブレッドの中間くらいのパンが焼き上がりました。
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これそのものがすごく美味しいものではないけれど、挟んで食べるもの次第で美味しくなりそうです。もちろん、窯で焼いたのはもっとずっと美味しいと思われます。もっとも贅沢は言っていられませんね。インターネットの時代のおかげで、日本にいても一応再現出来るのですから。
第一弾として牡蠣とバジルの卵焼きを挟んでみました。美味しかったです〜。栄養的にもバッチリです。
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「継光餅」という名称について、倭寇と戦った明朝の将軍・戚継光の名前をとったとか、そうでないとか、いろんな説があるようです。「継光餅」には「光餅」「継清餅」など、他にも呼び方があります。馬祖ハンバーガーとか馬祖ベーグルといった呼び名もある模様。
それにしても、焼餅にはパイみたいなものからパンみたいなものまで、本当にいろいろあるんですね〜。歴史的な経緯もありそうだし、中国の小麦粉食は奥が深いですね。
ああ、窯で焼いた本物を食べてみたいな〜。