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5年ぶりのスリランカ一人旅〜Day8 公共バスでゴールからミリッサへ

今日はミリッサに行ってみることにした。
スリランカの公共バスはGoogleマップを活用することでさほど難なく乗れる。

ゴールのバスターミナル
鉄道駅のすぐ隣

まず、自分が行きたい場所にそのバスが行くかどうかを車掌さんやドライバーさんに聞く。
車内で行先を告げて車掌さんに現金でバス代を払う。
ゴールからミリッサは140ルピー(約76円)。
1時間半くらい乗るのに激安。

デコトラみたいな車内
モチーフは仏様

車内放送はないので、Googleマップで位置を確認して、近くなったら降りる準備をすればいい。
私の場合は車掌さんにミリッサと言ってお金を払ったのを近くの人が聞いていて、ミリッサに着いたら「ミリッサだよ!」と教えてくれた。スリランカ人、ホントに親切!

ミリッサはだいたいこの辺
ミリッサもビーチリゾート。

腰を痛めている私はサーフィンもダイビングも残念ながらできないし、ミリッサに来たのも単なる思いつきで、何をするかまったく決めていなかった。

ビーチに出ると、すぐにお爺ちゃんの客引きに捕まった。

亀と一緒に泳ぐアクティビティを斡旋しているらしい。

ここではなく別の場所で泳ぐらしいけど、何時間でも好きなだけ泳いでいいという。
往復のトゥクトゥクも込みで3700ルピー(約2000円)。
他に一切追加料金はかからないというし、水泳なら腰も痛くないからいいかと思ってOKする。

そして初対面の爺さんとトゥクトゥクに乗って移動。

おいおい、ワタシ!
スリランカに来て2日目で知らない男とトゥクトゥクに乗って1万円くらいぼったくられてたよね?

大丈夫か?おい!

自分にツッコミを入れつつ、まあいいかと成り行きに任せる。

爺さんは日本人に好意的で、日本がスリランカに病院を建ててくれたり、資金を援助してくれたり、感謝していると熱く語っていた。

やがて着いた場所はホテルのプールの前
ダイビングサービスの拠点らしい。
爺さんは私を置いて去っていった。

若い男女が楽しそうにスマホを見ながらおしゃべりしている。
私がどうしたらいいか尋ねると、アナザーガイが来るのでもう少し待つように言われる。

15分くらい海を眺めてぼんやりしていると、長髪のアナザーガイがやって来た。
私に泳ぎは得意か尋ねるので、「イエス」と答える。
フィンとマスクを渡され、いざビーチエントリー。

ガイドは水着のポケットに松ぼっくりが長く連なったような木の実のような、乾燥した木の葉のようなものを突っ込んでいる。

海の中をガイドと一緒にフラフラ漂っていると、周辺に他のガイドとゲストもいた。
そのゲスト達は救命胴衣をつけていたので、おそらく泳げると答えた客には救命胴衣は渡さないのだろう。

そのうち中くらいのとまあまあ大きなウミガメ2匹が登場。餌付けされてるらしい。
他のガイドは緑色の海藻を与えている。
私もガイドから茶色い硬い木の実だか木の葉だかを亀の口元に持っていくと指までガブッとやられた。
すぐ引っ込めたけど噛む力は結構強く、ちょっと痛い。

エキジットしてきたダイバーたちも夢中になって亀のフィーディングの写真を撮っている。
腰が痛いし、モンスーンシーズンでダイビング出来ないからと水中カメラを持って来なかったことはちょっと残念。

ウミガメにも飽きて、そのうちガイドは私を連れて漁礁になっている岩などに案内してくれたので、岩の下に潜って魚を見た。
1時間くらいたっぷり泳がせてくれたので、私も満足。

濡れた水着の上に服を着て、迎えのトゥクトゥクを待っていると、来たのはスクーターだった。
ヘルメットを渡されたので、まーよしとして、バイク二人乗りで到着したビーチへ。

客引きの爺さんに挨拶しようと立ち寄ったら爺さんは日本人と話したいらしく隣に座れと勧めて来る。

あんまり気乗りしないので、お腹空いたから安くてローカルな食堂を教えてというと、またもや私を連れて歩いて道路の反対側の食堂までわざわざ連れて行ってくれた。

小さなローカル食堂は地元の人と相席。
彼らの料理はワンプレート、
外国人の私には全部小皿に分けられている。

食べ終わってから爺さんのところに戻って話をするのは億劫なので、そのままバスでゴールへ戻った。
ごめんよ、爺さん。
ワタシは知らない人と色々話すのは得意じゃないんだよ

車窓から見えた魚の干物づくり

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