
The Winner Effect 成功の秘訣
今回は登録者数65万人超の海外の有名YouTuber、レオン・ヘンドリックス氏が提唱する『勝者効果』について解説しようと思う。
皆さんも「勝ち癖」とか「負け癖」と言う言葉を耳にしたことがあると思うが、実はこれらは決して迷信などではない。
これはマウスを使った実験で明らかにされていて、人為的に喧嘩に負けるように仕向けられたマウスは、やがて人の手が加えられていない"完全に実力勝負"の喧嘩でも、全く勝てなくなってしまうのである。
これはその逆もまた然りで、世の成功者と言うのは成功(勝利)すればするほど成功(勝利)しやすくなるという法則をに則っているのである。
つまり、成功が自信となり再び成功を引き寄せるという成功の連鎖に乗っかっているという訳だ。
この記事は成功したい人は勿論、
「最近ついていない」
「失敗続きで自信が無くなっている」
という方にも是非読んでいただきたい。
読者の皆様が勝者効果を体得し、負の連鎖を断ち切って成功への第一歩を踏み出せることを願っている。
成功の連鎖に乗る方法
①小さな勝利を認める
成功の連鎖に乗るための最初のステップは、『小さな勝利を認める』ということだ。
具体的には、決まった時間に起きるとか、1時間勉強するとか、そんな些細な勝利を積み重ね、認めていくということだ。
なぜそんなことをするのかと言うと、こうした小さな勝利を毎日コツコツと積み上げていくことがやがて自信となり、次の成功を引き寄せることに繋がるからだ。
なんだか面倒くさいなと思った方は、一日の最後に"その日達成した勝利"を3つ書き出すだけでも良い。
これは実際に僕もやっていることだが、勝利の積み重ねが自信になり、うつ病でバキバキにへし折れた自尊心や自信が回復しているのを実感している。
効果を実感するには時間がかかるが、習慣化して続けていれば確実に成長を体感できる日が来るので諦めずにやってみて欲しい。
②結果ではなく行動にフォーカスする
2つ目は勝敗の結果ではなく、そこに至るまでの行動にフォーカスするということだ。
サッカーの本田圭佑氏はこんな言葉を残している。
「成功に囚われるな。成長に囚われろ。」
この言葉は正に成功者のマインドを表した言葉で、勝者効果を実践する上でも重要なポイントとなる。
というのも、結果が伴わないことにフォーカスしてしまうと、自分の努力が無駄になったと思って挫折してしまう人が相当数いるからである。
しかし、果たしてそれは本当だろうか?
例え勝負に敗れたとしても、そこに至るまでに何かしらの『努力』『行動』『成長』『学び』はあったはずだ。
つまり、経験として次の挑戦へ活かせるはずなのである。
また、人は結果よりも行動を評価された方がモチベーションが高まることが研究で明らかになっている。
こうした科学的知見からも、勝負の勝ち負けに囚われるのではなく、そこに至るまでにどれだけ行動出来たかに着目し、小さな勝利を認めることの方が重要なのである。
③簡単な勝利を積み重ねる
3つ目は簡単な勝利を積み重ねることだ。
いきなり大きな目標を掲げても、大抵の場合はうまくいかないものだ。
では、どうするかと言うと大きな目標を細分化して小さな勝利を積み重ね、ステップアップしていくのだ。
例えば、「年収1億円のビジネスを立ち上げる」と言う目標を掲げたなら、まずは月10万円を稼ぐ、それが出来たら20万…と言う様に、小さな勝利を積み重ねて目標に近づいていく。
こうして成功のスパイラルの土台を築いて行くのだ。
なので、もし今「目標はあるけど前進していない」と感じているのなら、まずは目標を細分化して、小さな勝利を積み重ねるように再設定してみよう。
④自分の言葉に責任を持つ
4つ目は、自分が口にした言葉に責任を持って、絶対に行動するということだ。
自分が口にした言葉というのは自分との約束である。
キチンと行動し、自分自身の信頼を積み上げることで自信は培われていく。
そうして培った自信が、次の挑戦へのハードルを小さくしてくれるという訳だ。
逆に、注意したいのは「自分には無理だ」と思うこと。
これは自ら負け癖を付けていることになる。
そうならない為にも、自分に出来る小さな勝利にフォーカスし、確実に出来ることを有言実行していこう。
⑤適切なハードルを設定する
5つ目は適切なハードルを設定すると言うことだ。
ここで言うハードルとは行動目標のことである。
たまに、とんでもなく高いハードルを設定する人がいるが、そうではなく現実的なものを設定することが重要になる。
なぜ高いハードルがいけないのかと言うと、「やっぱり無理だ」と挫折する可能性が高くなるからだ。
なので、地に足の着いた目標設定をして、ベビーステップで着々とクリアしていくという心がけが重要だ。
以前の記事でも紹介したように、習慣にしていれば複利的に成長するので、あるときから飛躍的に飛び越えられるハードルが高くなることだろう。
⑥ヴィジュアライゼーション(視覚化)する
6つ目は、ヴィジュアライゼーションで自分の理想の将来像をイメージするということだ。
ヴィジュアライゼーションというとインチキ臭く感じる人も居ると思うが、多くのアスリートや経営者が実践している、れっきとしたイメージトレーニングだ。
なぜイメージトレーニングをするのかというと、一言で言えば自己洗脳をかける為である。
我々の脳は現実とイメージを区別することが出来ないので、イメージしたことに対して何らかのリアクションを返すようになっている。
わかりやすい例でいうと、梅干しをイメージすれば唾液の分泌が促されるのもその為だ。
この性質を利用して、理想の将来を既に叶えたと脳に認識させ、現実で不足している部分を脳が自動的に補うようにするのがヴィジュアライゼーションの目的である。
このヴィジュアライゼーションのポイントは、出来るだけ具体的にイメージするということだ。
理想が叶った時の景色、感触、におい、周りにいる人等々、事細かにイメージするのだ。
また、ここでも重要なのが現実的に達成可能なことをイメージするということである。
人と言うのは余りにも高い目標を掲げると、どこかで「無理かも」と思ってしまうところがある。
そうした感情は逆効果の結果をもたらすので、目標設定にもリアリティを求めよう。
ヴィジュアライゼーションは一見シンプルで簡単そうに感じるが、こうしたことをどれだけ真剣に行えるのかが成功者とそうでない者との分かれ道になってくるのだろう。
まずは一日1分でも良いので真剣に取り組んでみてはいかがだろうか?
さて、今回は『The Winner Effect(勝者効果)』について解説してきた。
意外と簡単に出来そうなことばかりと思った人も多いのではないだろうか。
是非今日から取り入れて、成功の連鎖に乗っていただけたらと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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