なぜ私は突然変わったのか
2月から3月にかけて海外インターンに行ってからきらがおかしい。
そう思われているのかな〜と思いながら
団体に所属して活動したり、いろんな人にたくさんのお話を聞いたりして6月になりました。
いまだに忙しい?日本にいるの?と聞かれることが多いのですが、私の周りの人は私にどんなイメージを持っているんだろうと毎回想像してちょっと笑ってしまいます。
私にとって、この6月1日は新たなチャレンジが始まるちょっと特別な一日なので記念にはじめてnoteを描いてみたいと思います。
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- 元々、いわゆる”意識高い系”だったんだと思います。
地元の中学から地元の高校には進学せず、国際問題について学ぶため県境をまたいで3年間、国際系の学科がある高校に通いました。
自分のできなさに絶望したり、人間関係に悩んだり振り返ってみると決して順風満帆な学生生活ではなかったけれど、「与えられたことをこなす」3年間はそれなりに充実していました。
大学は高校時代に志した“社会起業”をより深く学ぼうと考え、無事志望大学に進学することができました。
大学に入ったら私と同じように“意識高い系”の人がたくさんいて、切磋琢磨できるんだろうなあなんて淡い期待を胸に抱きながら入学したのを覚えています。
でも、大学で「与えられる環境」はなかった。
楽しいことや誘惑だらけで気づいた時には高校時代の志がどこにあるのかすら分からなくなっていました。
親に顔向けできる程度に勉強は頑張るし、興味分野の教授とは持ち前の明るさで仲良くする。
上手く生きているなあと思っていた一方で、ずっとその生活に違和感は抱いていたと思います。
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なんとなく夏に応募した海外でのインターンから帰国後、19歳の誕生日を迎えました。
私は毎年誕生日に「1年間どうだったか」ということについて振り返ります。
普段自分のことを褒めないタイプなのですが、この日だけは自分を全力で褒めると決めています。
生きることに意欲的ではない自分への延命処置です。
18歳までは「去年より頑張れた」という評価でした。
ですが、2020年、19歳の誕生日は初めて
「この1年間何にも頑張ってない、去年よりよくない1年だった」
という評価に至りました。
なぜこのような評価に至ったのか、
それはきっと
自分に素直に生きていなかったから
だと思います。
大学生活での違和感に向き合わなかった、
“意識高い系”の自分を必死に隠した、
万人受けしそうな自分を演出した。
これらが大いに関係していたのではと考えたんです。
そして私はここから焦り出します(笑)
4月から団体に所属し、活動の傍ら、自分が本当に取り組みたいことについて真剣に考え出しました。
新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が多くなり、それに比例して思考する時間も増えました。
この期間で色んな人に出会って話して、気づけば周りには活動的で、私にたくさんのものを与えてくれる素敵な人たちに囲まれていました。自分の興味について素直に話すと決して否定せず肯定して興味を持ってくれる。
そこで初めて、【自分に素直に生きる】大切さに気付かされました。
【自分に素直に生きる】
これは私が以前から興味があった「ジェンダー平等」への取り組みを後押ししてくれるものでした。
そこで、立ち上げを決意したのが
『+Fem-me. (フェムミー)』です。
『+Fem-me.』は 性別を理由に「諦め」が生まれない社会の実現 に向けて活動を行う団体です。
この団体は本日(2020年6月1日)から活動を開始します。
だから今日は、わたしにとって特別な日なんです。
インスタグラムのアカウントURLをnoteの最後に貼っておくのでぜひ、フォローしていただけると嬉しいです。
この団体設立に至るまで、たくさん悩みました。
きっと、普段の私を知っている人は想像できないかもしれませんが、私はあまり自分について発信するのが得意ではありません。
信頼している人にしか過去のことは話せないし、ましてや知らない人の目に触れるSNSで自分について発信するなんて少し前の自分なら絶対にできなかったと思います。
noteに関しては「意識高い系の人しか書いたらあかん超怖いやつ」とすら思っていました。
そんな根インキャの私を変えてしまうのだから、環境は本当に大切だと思います。
そしてそれ以上に【自分に素直に生きる】ことは重要だと思います。
私が伝えたかったことは、【自分に素直に生きて】ください。
ただそれだけです。
【自分に素直に生きる】と生きる気力が湧いてきます。
前述の通り、私はあまり生きることに執着心がありません。
過激な言葉になってしまうし、親に叱責されそうだけれど、本当にいつ死んでもいいとすら思っていました。
でも【自分に素直に】なって目標を持つだけで、少し頑張ってみようと思えます。
どこかのユーチューバーみたいに「好きなことで生きていく」なんて私は言えません。
ただ、自分の興味や関心や違和感を蔑ろにしないでください。
同級生の戯言と思ってくれてもいいです。
でも、私は自分の周りにいる大好きな人は【自分に素直に生き】ていてほしい。
それが今回、このnoteを書いた理由です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
与えていただく立場から、与えられる立場になるにはまだまだですが、自分なりに全力で恩返ししていきたいと思っているのでこれからもよろしくお願いいたします。
2020.06.01 Kirara Okamoto
○Instagram(user name: fem_me.official)
https://www.instagram.com/fem_me.official