Webエンジニアの面接対策を考える 〜自分を知る編〜
こんにちは!X-HACKの松田です。
2時間ぶっ通しでエンジニアの面接対策について熱く語った内容の書き起こしです!書き起こしはツールを使って自動でやったんですが、記事のリライトに更に4時間くらいかかりました!
これからWebエンジニアを目指す人は読んで損はない内容です!
ぜひ、参考にしてください!
🚀 面接の場での小手先のテクニックの話ではない!
小手先のテクニックが知りたいひとは、この先を読む必要はありません!そんな即席のテクニックについては書いてないからです。
面接までたどり着いて、そこでしっかりと評価してもらうための準備(対策)について書いてます。
IT企業で開発の実務経験を積むための戦略の話をします。
🚀 要約
1. 自分のタイプを見極める
2. 企業が欲しいエンジニアはどういうタイプかを見極める
3. 未経験エンジニア採用に技術力は関係ないことを知る
4. 企業は一緒に働いてくれる仲間を探していることを知る
5. 目に見える形でアウトプットしてなければ勉強は無意味だと知る
上記について、細かく解説していきます。長いですが、お付き合いください。
🚀 この話の対象者について
この記事の対象者は実務未経験〜経験3年目ぐらいの人です!
実務経験3年以上の人でも、面接に苦手意識ある人は聞いても損はないかなと思います。
🚀 なぜ実務未経験や実務経験が浅めの人のみ対象なのか?
実務経験が3年以上となると転職市場で引く手あまたのはずです。
基本的には特に対策とかしなくても十社くらい面接を受ければどこかしらに受かるはず。三年間経験があれば転職自体はそんなに苦労しないんじゃないかなって思ってます。
ただ、キャリアの積み方が悪かったり、やってきたことが面接でしっかりアピールできないと良い条件で転職するのは苦労すると思います。
苦労してる人はしっかり読んで戦略を練り直してください!
🚀 実務未経験は「プログラミングをしたことない人」の意味じゃない!!
重要な事なので断っておきますが、この記事でいう「未経験」はプログラムをしっかり勉強してるけど仕事として報酬もらってやったことがない人のことです。
「今日、勉強始めました!」などのプログラミング自体が未経験の人にとって役に立つ情報は話せません。
最低限、独学でもスクールでもいいですが三ヶ月から半年くらいは継続してプログラミングの勉強をしている人が対象です。
🚀 Progateでの学習はアピールにならない!
「Progate」というオンラインプログラミング学習サービスがあります。初心者に非常に人気で内容はとてもいいものです。
ただ、「Progateをやりました!」とか「Progateやってます」だけだと書類選考や面談を突破するのはかなり厳しいです!
というか、まず無理です!
Progateで学べる程度の学習はみんなやってきているので、差別化になりません。アピールポイントにはならないと思った方がいいでしょう。つまり、何もやってないのとそんなに変わりません。
もちろん、最初の学習の入りとしてProgateという選択肢はいいと思います!が、経歴書に書いてもノーカウントであるということは覚えておいてください。
🚀 HTML/CSSの学習について
ウェブシステムやウェブアプリの受託開発会社の場合、HTML/CSSが一定以上できる人は面接でそれなりに評価されると思います。
しかし、開発職としては未知数のため開発エンジニアとして仕事を得たい場合、アピールの仕方に注意した方がいいでしょう。
🚀 自分のタイプによる戦略の違いを考えよう!
ここからは、この記事を読んでいる皆様が自分自身に当てはめながら読んで欲しい部分です。
自分のタイプがどいうものかをちゃんと客観的に見て、自分が企業からみた時にどういうポジションにいるのかっていうのを考えてください。
年齢、学歴、職歴、愛嬌、体力が軸です。この5つの軸のバランスであなたが取れる戦略は変わります。
「これなら他の候補者より絶対に上だ!」って思える軸がある人は、自分でその軸を追加して戦略を立ててもOKです。
それではいきます!!
🚀 「年齢」という軸!!
現実問題として実務未経験の応募だと「高齢すぎることで不利になる場合がある」というのは知っておいたほうが良いです!同じ程度のスキルの場合、若い人に比べると不利になります。
年齢がある程度いってる場合は、自分を採用してくれる企業に対してそれを上回るメリットを提示できる必要があります。逆に、若ければ多少の粗も多めに見てもらえる可能性が上がるということです。
🚀 「学歴」という軸!!
学歴はアドバンテージになります。募集要項にある「学歴不問」は、学歴を一切考慮しないという意味ではないです。能力があれば、最終学歴を問わず門戸を開いているということです。
「学歴がある候補者」と「学歴がない候補者」がいて、どちらか一方しか採用できない場合、あえて学歴がない候補者を取るには相応の理由が必要になるということですね!
学歴がある候補者はそれを手に入るために必死に勉強した何年かがあるはずなので、そういう部分が面接の場で人物を評価するときに無視されるわけはないってことです。
もし、あなたに学歴がない場合は、それ以外の部分で他の候補者よりもいいと思ってもらわなくちゃいけないということですね。
🚀 「過去の実績」という軸!!
過去の経験を言語化してアピールできれば有利になります。
以前の仕事で得た経験を「自分は過去〇〇業界にいて、こういうことをやってきて、それはITの業界でも役に立ちます」ということが言えたほうが良いです。
それ以外にも「マネジメント経験がある」とか、「リーダー経験がある」と言えれば会社によってはそれがプラスの判断材料になります。うまく面接官に伝えられるように工夫してみてください。
「エンジニアは技術力さえあればいいんでしょ?」っていうのはすごくハイスキルな一部のエンジニアの方の話であって、そうじゃないその他大勢は一般的にビジネスマンとして歓迎されるスキルを持っていたほうがいいです。
🚀 「愛嬌(あいきょう)」という軸!!
自分が愛嬌があるタイプなのか、愛嬌がないタイプなのか考えてみてください。
愛嬌が無ければ無いでもいいんですが、ある方が面接では有利です。愛嬌が無いなら無いなりの戦略が必要です。
繰り返しますが「プログラマーなんだから技術力があればいいでしょ」っていう主張は忘れてください。
技術力がもの凄くあればいいのかもしれませんが、一般的に未経験エンジニアに技術なんかまっっっったく期待してません!技術力が欲しいんだったら最初から経験豊富な人を採ります!
ここ、大事なので忘れないでください!
🚀 未経験だと技術がつかないから、転職に苦労している...?
「実務未経験で技術力はないけど、この人はウチにほしいから採用しよう」って思ってもらうには、一緒に働く仲間として歓迎できるかってところでの判断になるわけです。
だから、笑顔で面接に臨むとかは超・大事です。
せっかくしっかりプログラミングの勉強してきて基礎知識はあるのに
「何か愛嬌がないからちょっと・・・」
「悪くないんだけど一緒に働くイメージが沸かない」
そう思われるのって、もったいないですよね?
自分はちょっと笑顔が苦手だなという人は、面接の場で自分の表情に気をつけてほしいです。
今日の話の中ではこれが一番大事かもしれません!
🚀 「体力」という軸!!
次に体力です。
ブラックな長時間労働をしろ!と言ってるわけじゃないですが、体力ってないよりはあったほうがいいって話です。
体力あったら集中力もそのぶん続くし、業務を終えてから周囲に追いつくためにプラスアルファ勉強しないといけないとき人より余分に勉強できます。
あなたが今、別の仕事をしながらエンジニア転職を目指しているのであれば、平日仕事を終えてから机に向かって勉強をすると思います。勉強するにも体力がないと続けられません。
自分が人より体力が無いんだったら無いなりの戦略が必要ですよね?
効率的に勉強するとか、集中力を高めるとか、お金を払ってプロに教えてもらうとか、勉強方法を工夫するとかで体力がなくてもできる勉強方法を考える必要があります。
🚀 自分を客観的にみて「戦略」を練る
上記で取り上げたのは代表的なパラメータです。これら以外にもいろんなパラメーターがあるはず。
それぞれに当てはめて自分を客観的に見たときに
「年齢ちょっといってるな」とか
「あんまり学歴ないな」とか
「経歴がチグハグで強みがないな」とか
「愛敬が絶望的にないな」とか
「マネジメント経験もないし、体力もないな」とか
ってなった時はやっぱりそれを覆すだけの戦略を考えなきゃいけないわけです。
🚀 強みがないなら作ればいい
自分の強みを探して、それを元に戦略を立ててください。
もし、今の時点で何もないと思うなら、今から積み上げて作ればいいのです。
毎日少しずつ積み上げていきましょう。ITエンジニアは専門職ですので、大学や専門学校で何年も学んで来た人に独学で追いつくのは至難のわざです。今の会社で実績を出し、業務を改善したり、リーダーシップをとって活躍した経験は、転職先でも必ず役に立ちます。
今の仕事でしっかりと求められている仕事をこなしていない人を、プログラミングがちょっとできるくらいで企業が欲しがるでしょうか?否です。今いる環境で一生懸命やってください。その経験は必ずプログラミングにも応用できます。
コネクティング・ザ・ドッツってやつです!
先を見通して点をつなぐことはできない。
振り返ってつなぐことしかできない。
だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。
何かを信じ続けることだ。
直感、運命、人生、カルマ、その他何でも。
この手法が私を裏切ったことは一度もなく、
そして私の人生に大きな違いをもたらした。
(Steve Jobs 2005年スタンフォード大学卒業式辞から抜粋)
🚀 アウトプットのないインプットはしない
戦略的にアウトプットしましょう。
勉強したならその内容を、「記事にまとめる」「人に教える」。
アプリを作ったなら、「公開する」「人に使ってもらう」。
インプットは、絶対にアウトプットを意識して行ってください。むしろ、インプットは意識せず「アウトプット」に集中すべきです。アウトプットを意識すればインプットは自然にできます。
これに関してはそれだけで一つ記事が書けそうなくらいの内容なので、別途まとめます。
アウトプットのおすすめは「勉強会ドリブン勉強法」です。勉強会を企画して、そこで自分が講師をやって見てください。
「他の人に教える」は一番記憶が定着するので学習効率も良いし、転職活動時に提示する実績としても効果が高いので、やらない理由はありません!
🚀 有料カウンセリング
自分では自分の強みを認識できなかったりするので、客観的なアドバイスが欲しい人は私に連絡してください。カウンセリングしてあなたの強みはここですねっていうのを客観的に伝えてあげることができます。
⚠申し込み多数につき、大変申し訳ないですが相談は有料にしました。有料でも相談したい欲しい人だけ連絡ください。
「自分が採用されるとしたら、他の候補者と比較した時にどういう部分が評価されるのだろうか」ってのを考えてください。
実務未経験で技術がない状態のあなたを、企業がエンジニアとして雇ってくれるとしたら、どういう部分で会社に貢献できるかアピールすることは非常に重要です。
🚀 エンジニアには技術さえあればいいという誤解
「エンジニアだから技術力さえあればいい」というのは、すごい技術がある前提での話です。多くの人は「勉強して技術力を磨いたら就職できるはず」と勘違いしてますが、
「なくても何とかなるし、あってもダメな場合もある」が真実です!
企業の採用担当者はエンジニア採用する際、技術云々の以前に一緒に働く仲間としてあなたを採用しても問題ないか決めているのですから。
🚀 企業は技術力だけを求めているわけじゃない...!!
よくエンジニアを目指す人が起こす勘違いです、しっかり胸に刻んでください。
勿論、技術があった方がいいに決まってますが、あなたは何も実務経験がないのです。それを忘れないことです。
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