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【入社エントリ】テクノロジーの力で、働き手の方々が適切な評価を受けられる世界を作りたい

広報の目黒です。
今回は2024年6月に、カスタマーサクセスとして入社された、嶋村さんにインタビューをしました。

このシリーズでは、クロスビットが着目している社会課題や実現していきたい社会について、社内メンバーの入社理由から紐解きます。

実は嶋村さんにはもともと、転職活動をするご意向がなかったそうです。そんな彼がクロスビットの選考を受け進めたきっかけは、「働き手の方々が正当な評価や報酬を受けられる世界観を作りたい」という彼の目標とクロスビットの構想がリンクしたこと。また事業の成長性も重視していた彼がクロスビットの成長可能性を信じられた理由については、嶋村さんの転職活動を支援してくださったフォースタートアップス株式会社のヒューマンキャピタリストのお三方にもお話を伺いました。

<出演者紹介>
嶋村 竜太(しまむら りゅうた)
新卒で電気事業者に入社し、営業企画職として営業戦略の検討や予実管理、さらにプロジェクトマネージャーとして全社の業務効率化施策の検討や実行などを経験し、8年間勤務。その後、座席予約・会議室予約・受付対応などのファシリティ体験を継続的に向上させるプロダクトを提供するAcall株式会社に入社し、カスタマーサクセス業務全般と社内の業務プロセスの改善、Bizdevとして新規事業の立ち上げなどを経験。
2024年6月に、 カスタマーサクセスとしてクロスビットにジョイン。

馬渕 聖大様
スタートアップ企業の組織構築を含む、人材支援をはじめとした成長産業支援事業を展開するフォースタートアップス株式会社にて、シニアヒューマンキャピタリストとして嶋村さんを担当していただき転職活動を一貫してサポート。

天辰 誠一郎様
同じくフォースタートアップス株式会社にて、ヒューマンキャピタリストとして嶋村さんの転職支援をサポート。

長田 安矢様
同じくフォースタートアップス株式会社にて、ヒューマンキャピタリストとしてクロスビットの企業担当として、当社の成長をサポート。


「働く方々が適切な評価や報酬を受けられる世界観を作りたい」という想いから、転職活動をスタート

目黒:本日は嶋村さんと、嶋村さんの転職を支援されたフォースタートアップス株式会社の馬渕様、天辰様、長田様にもお話を伺っていきます。みなさま、よろしくお願いします。
まず初めに、嶋村さんに質問です。今回の転職活動の理由について教えてください。

嶋村:実は、もともと転職活動をするつもりはありませんでした。クロスビットの選考を受け進める前までは、自分自身の市場価値をはかるために、定期的に採用求人に目を通すことはしていたのですが、実際に選考を受け進めたり、転職を希望したりしてはいませんでした。

そのような中で、天辰様と馬渕様に紹介していただいたことをきっかけに、クロスビットの存在を知りました。それまでは転職活動をするつもりはありませんでしたが、クロスビットと出会い、その構想を自分も共に叶えていきたいと感じたことがきっかけとなり、選考を受け進めることにしたのです。

目黒:ではここで天辰様と馬渕様に質問です。嶋村さんにクロスビットをご紹介してくださったのは、どうしてだったのでしょうか?

天辰様:「働き手の方々が適切に評価される仕組みを整えたい」という嶋村さんの想いと、クロスビットさんの構想がマッチすると感じたことがきっかけで、ご紹介しました。

嶋村:私はこれまでの業務の経験から、職種によって個人の成果を定量化しにくいものもあり、それによって適切な評価をされることが難しいという課題を感じていて、その課題をなんとかしたいと考えるようになっていました。そのため、働き手の方々が適切な評価や報酬を受けられる世界観を作りたい、とも考えるクロスビットの構想は、非常に共感できるものだったのです。

馬渕様:くわえて、クロスビットさんは事業の成長性が高いと感じたことも、嶋村さんにご紹介した理由の一つです。これまでに、クロスビットさんのCEOである小久保さんとCHROである栄さんから、経営目標や事業戦略について聞いていました。

天辰様:マルチバーティカルとマルチプロダクトを掛け合わせた戦略を取りにくい企業が多い中で、クロスビットさんがその戦略を立てていることを知りました。事業戦略の緻密さや開発力の高さから、今後は複数の事業が展開され、きっと嶋村さんが実現したいと考えている「働く方々が適切に評価される仕組みづくり」も叶えていけるに違いないと感じたのです。

目黒:嶋村さんとクロスビットの「実現したいこと」がリンクしていたこと、さらにその「実現したいこと」の実現可能性の高さを事業戦略や開発力の高さから感じたこと、の2点の理由で、ご紹介してくださったのですね。

これまでの実体験から、デスクレスワーカーの方々にテクノロジーの力を届けたいと思った

目黒:嶋村さんは今回の転職活動で、どのようなポイントを重視されていたのでしょうか?

嶋村:重視していたポイントは三つです。
一つ目は、企業の展開する事業ドメインが、これまでにテクノロジーの恩恵を十分に受けられていない領域であること。

私もいわゆる「現場」で働いた経験があり、非効率な業務を体感してきました。その経験をきっかけに、テクノロジーを活用して現場のDXを進め、人にしかできない業務に注力できる環境づくりに関心を持ったのです。
たとえば、引っ越しをして、新しいアパートやマンションに入居が決まった場面があるとします。これから住もうとしている部屋に電気を通すために、入居前に電力会社に連絡を入れ、いつから電気を通してほしいかやりとりをします。このやりとりのうち、契約書のやり取りを紙で行うとしたら、非効率だと感じる方もいらっしゃるのかなと思うのです。
私が一社目に務めていた企業で「現場」の業務を経験していたころは、この入居の際の電気の申し込みのやり取りを、クラウド上ではなく全て紙で行っていました。

その後、一社目に務めていた企業を退職して二社目である前職に入社。
前職はITツールを積極的に導入する企業だったこともあり、社内でテクノロジーを活用する場面が多かったことから、早速業態や職種によってテクノロジーの活用に大きな差があることを自社の環境からも実感することになりました。その経験からも、私が所属していた一社目のような業務環境下にいるDXの余地の大きい環境下の方々に、テクノロジーの力を届けたいと思うようになりました。


二つ目は、事業の成長性が高く感じられること。
事業の成長に伴って組織も成長していく過程では、自身にとってもチャレンジの機会の数が増えキャリアを選択する幅も広げられるだろうと考えたのです。

馬渕様:嶋村さんとは、クロスビットさんにはマルチプロダクト構想があるため、今後はプロダクトの数も増えていくと予想できること、それに伴いカスタマーサクセスとして対応する幅も広がる可能性が予想できるため、望まれているようなキャリアアップも可能ではないかというお話をしていました。
また「エンタープライズ向けのセールス」というと著名な方の名前が多数思い浮かびますが、その一方で「カスタマーサクセス」で同様に思い浮かぶ著名な方の名前は同じほど多くないように感じていました。嶋村さんがそのような存在になっていくことも、企業の事業が伸びていてカスタマーサクセスの経験を広げ、伸ばせる環境に身を置くことで可能性が広がるとお伝えしたのです。

キャリアの幅を広げるために、エンタープライズ企業との折衝経験の需要が高まっていることも、明らかになってきているように思っています。日本のSaaS企業の多くは、まずはSMBをターゲットとして事業を成長させていき、その後エンタープライズ企業をターゲットにシフトさせる戦略を取る企業の数が増えていますが、それは決して簡単なことではないという声も多々伺います。そのような中、クロスビットさんは事業を創業した初期段階からエンタープライズ企業にアプローチなさっているため、嶋村さんが今後市場希少性の高いキャリアを形成していくチャンスにもなり得る紹介先だと考えたのです。

長田様:クロスビットさんのカスタマーサクセス業務は、前述の通りエンタープライズ企業との折衝経験を詰めることにくわえて、事業成長に伴うチャレンジの機会が多いため、The Model(ザ・モデル)が提唱しているカスタマーサクセス業務の範囲にとどまらないプラスアルファの経験を積めることが、今後嶋村さんのキャリアの幅を広げることに繋がるとも考えました。

嶋村:チャーン防止やアップセルもカスタマーサクセスにとって大変重要な指標ですが、それだけにとどまらず、ユーザー様自身がまだ課題や疑問に感じていないことに対して価値を届けられるようなカスタマーサクセスにクロスビットでなら成長できると、みなさまの話を伺っていて感じられるようになりました。

そして企業選びで重視していたことの三点目は、企業のVision・Missionに共感できて、一緒に働くメンバーもそのVisionを叶えたいと感じていることでした。
なぜなら、企業のVisionやMissionに共感できることで、仮に厳しい状況に置かれたとしても、踏ん張りが利いて自分自身の底力を発揮できるだろうと思っていたためです。
実際に、私が所属するチームのリーダーである武末さんとの面接を通して、VisionやMissionを本気で実現させたいと思っていて、企業の構想と軌を一にしていることを感じ取れました。

クロスビットの選考を受け進める中で、上述の重視していた三つのポイントを叶えられると感じたため、クロスビットから内定をもらった時は、入社の決意はすでに固まっていました。

入社後は、ユーザー様が抱えるシフト業務のペインの大きさを実感する日々

目黒:嶋村さんがクロスビットに入社されて約半年が経過しました。ご入社の動機であった「事業ドメインがこれまでテクノロジーの恩恵を十分に受けていない領域であること」「事業の成長性があること」「企業のVision・Missionに共感でき、一緒に働くメンバーもその構想を叶えたいと感じていること」は、現在はどのように感じていらっしゃるのかを教えてください。

嶋村:「事業ドメインがこれまでテクノロジーの恩恵を十分に受けていない領域であること」については、クロスビットに入社する前よりも現在の方がずっと現場のテクノロジー活用の課題の大きさへの理解が進んでいます。そのことで、より一層解決が難しい課題に挑んでいることを意気に感じています。クロスビットに入社する前は、「期日までに働き手の方々から希望シフトを提出してもらえなかった」という働き手の方々からのシフト回収のペインが大きいのではと考えていました。ところが、入社後ユーザー様へのヒアリングを通して、シフトの「回収」のペインと同じくらい、シフトの「作成」のペインも大きいということが判りました。私が想像していたよりもずっと多くの面で、雇用主である企業様の課題や負担は存在していたということです。

「事業の成長性があること」については、クロスビットのサービス『らくしふ』をともに拡げてくださる販売パートナー様の数の多さに驚きました。販売パートナー様が『らくしふ』を拡げたいと思ってくださっているということは、その分だけ『らくしふ』に価値があるということの裏返しなのではないかと思っています。

最後に「企業のVision・Missionに共感でき、一緒に働くメンバーもその構想を叶えたいと感じていること」については、みなが構想の実現に向かって走っていると感じられています。自分自身がクロスビットのVisionに共感していることはもちろん、社内メンバーも常にユーザー様の方を向いています。実際に、セールスのようなフロントのメンバーだけではなくプロダクトマネージャーやエンジニアなどの非フロント側の職種とされる方々も、一緒にユーザー様先に訪問して課題の深掘りを行っています。それもメンバーだけではなくリーダークラスの方々も地方のユーザー様先を積極的に訪問していて、課題解決に真摯に向き合っている姿を目の当たりにしています。


ユーザー様の「経営課題」を把握し、顕在化している「業務課題」だけでない潜在化課題も解決したい

目黒:クロスビットのMission実現を目指す上で、嶋村さんご自身が目標にされていることや、大切にされたいことについても教えてください。

嶋村:『らくしふ』を導入してくださる企業様の「経営視点」を持ちながら、ユーザー様の「業務課題」に向き合うことを重視していきたいと思っています。カスタマーサクセスは、ユーザー様の目の前の業務課題と向き合う時間が多いが故に、やや近視眼的になりがちな傾向が強いといわれたりします。私はそれではなく、ユーザー様がどのような経営課題を抱えているかから把握し、業務に向き合うユーザー様よりもユーザー様の業務課題を深く理解する心持ちで向き合うことで、業務レベルで顕在化している課題だけでなく経営視点で潜在的に存在するしている課題も解決に導くことができるのではないかと考えているのです。

目黒:それでは最後に、天辰様、馬渕様、長田様。ぜひ嶋村さんにエールをお願いします。

天辰様:嶋村さんは、働く方々が適切に評価される仕組みをつくりたいという、素敵な目標を持たれていらっしゃいます。ぜひ今後も、その目標を叶える挑戦をし続けてください。きっと嶋村さんの挑戦や成長が、社会課題を解決することに繋がっていくでしょう。

馬渕様:ぜひ5年後あたりで「クロスビットに転職したことで、カスタマーサクセスとしてこのように成長した」という話が伺えたら素敵だなと思います。今後のご活躍、楽しみにしています。

長田様:クロスビットさんはほかの企業が真似できないポジショニングを築かれていて、「働く」や「デスクレスワーカー」という領域のマーケットリーダーとして新しい市場を作っていくポテンシャルがあると感じています。ぜひご自身の目標を達成し、同時にキャリアも形成なさってください。

嶋村:みなさま、ありがとうございます。ユーザー様自身が課題に気づいていなかったり、根本の原因の特定が難しかったりするケースもあります。カスタマーサクセスとしてユーザー様に展開できるナレッジを蓄積し、ユーザー様の働く体験をより良いものにしていきます。

目黒:今後の展開が非常に楽しみです。
天辰様、馬渕様、長田様、今後もぜひ、クロスビットのミッション実現にお力添えをお願いいたします。みなさま、本日はありがとうございました。


<ご支援くださったフォースタートアップス株式会社について>フォースタートアップス株式会社は、「(共に)進化の中心へ」というミッションを掲げ、「for Startups」というビジョンのもと、国内有力VCとの連携による起業支援や、スタートアップ企業の組織構築を含めた人材支援を中核に、戦略的資金支援も行うハイブリッドキャピタルとして成長産業支援事業を展開されています。また、成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB」を中心とした産官学共創モデルによるスタートアップエコシステム構築にも取り組んでいらっしゃいます。

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