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レコードっていつ頃まで買ってたっけ?

『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』

物心付いた頃にはもう実家のステレオでレコードを愉しむ子供だった。
どういうワケか小中高と周りが騒いでいるような70年代〜80年代アイドルの曲には興味を示さず、母親が聞いていたラジオから流れる洋楽のヒットチャートやニューミュージックを好んで聴くような子供だった。

本格的に音楽に深掘りをし出したのは中二のころである。これまでレコードは邦楽ばかりだったのが、突然思春期の訪れと供にイキりだして洋楽に夢中になったのである。
ちょうどその頃に真空管のバカでかい洋間のステレオから、自分用のミニコンポを買ってもらったこともあり、記念すべき一枚目のレコードは当時ミリオンセラーを積み上げていたマイケル・ジャクソンの『スリラー』だった。

以降、洋楽のヒットチャートを中心に、まだブレイク前のバンドを漁りほくそ笑む中高生活が続いた。
中高と一貫してレコードを買い続けていた記憶しかないのだが、CDに切り替えたのはいつ頃だったのだろうか?
すでに世間的にはCDプレーヤーが一般的になっており、友だちも次第にCDに写っていったにもかかわらずレコードを購入していたのは、わたしのミニコンポにはCDプレーヤーがついていなかったからである。

大学入学で上京した際もそのミニコンポを持っていったので、まだしばらくはレコードだったはずである。
東京ならではのTOWER RECORDやDISK UNIONに入り浸り、ハァ〜ハァ〜しながらレコード漁りをしていたのを思い出す。

社会人のころには通勤時にCDプレーヤーで音楽を聴きながら通勤していたはずで、おそらくこのタイミング辺りでレコードを買わなくなり、CDに切り替えたのだと思われる。



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