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横浜土産は崎陽軒に限る!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

2015年11月の写真ライブラリを見ていてなんで?と思ったのが今回の写真である。
池袋に戻って来てからでこそ、池袋東武百貨店のデパ地下でよく崎陽軒のシウマイ弁当を買って帰ることがあるが、金沢時代になにゆえ?と思ったのだが、どうやらこの年の11月に毎年秋口に横浜のパシフィコ横浜で開催される図書館総合展にわざわざ金沢から出向いていたらしい。

金沢時代には直接は関係ないのだが、金沢転勤になる前に2012年ころからデジタルアーカイブのビジネスに従事していたのである。
その絡みで良く自治体の図書館をお客様に持っていたということで、年に一度全国の図書館のお客様が集うこちらの図書館総合展に顔を出していたのだが、なにゆえ金沢時代にしかも出向元にも立ち寄らずに横浜に出向いたのであろうか?

ライブラリの前後の写真が食べ物の写真ばかりなので、この日誰と何をしていたのか全然記憶に無いのだが、実はこの頃新図書館の話が何件かあったんで、それ絡みの打ち合わせとかあったのかもしれない…?

そんな子細が一切思い出せない怪しい横浜出張だったのだが、横浜土産となるとやはり崎陽軒のシウマイ弁当である。
そもそも焼売にはかなりのトラウマを抱えている我が身。
というのも大学入学とともに上京して、はじめてこの崎陽軒のシウマイを食べたことで、わたしは生まれて初めてこれまで実家で食べていた焼売というモノが全く異なる食べ物であったということを知ったのである。その衝撃たるやっ!?

生まれてこの方わたしが食べさせられてきた焼売というモノは、おそらく群馬東南部から栃木西南部の両毛地域と呼ばれる地域の住民しかわからないと思うが、小指のツメの先ほどのひき肉しか入っておらず、ほぼほぼ片栗粉の塊を焼売の皮で包んだものにウスターソースをかけて食べるというシロモノなのである。
わたしは、ウスターソースの刺激と片栗粉の塊のネチャネチャ加減が我慢ならず、すっかり焼売嫌いとなって大人まで育ったのである。

それがこの崎陽軒のシウマイのなんと旨いこと!?
これが同じ焼売とは全く思えない味わいに、すっかり焼売トラウマは消え去り、崎陽軒信者として現在に至るのである。

ちなみに崎陽軒のお弁当としてはシウマイはもちろんのこと、シウマイ弁当のもっちりとした俵型の白米が好物でもある。

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