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町内の各地に残る小さなお社。

『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』

池袋の歴史をちょっと調べると戦前の池袋の中心は今の池袋西口にあったらしい。
しかも池袋二丁目エリアを中心に三業地として発展し、我が家の近くの児童遊園の辺りには邦画・洋画の封切館があったと聞くと現在の様子との差がありすぎて想像がつかない。

というのもこの池袋二丁目付近の現在は劇場通りを中心に商店街が多少残っているものの、以前の三業通りとされるところはほぼ事務所のテナントビルと住宅に変わっており、そんな中にポツンポツンと以前の料亭を思わせるような家屋が辛うじて存在するくらいなのだ。

戦中の空襲で焼け野原になった後、現在の池袋駅付近の闇市から今の区画が再整備されて現在に至るのだろうが、そんな池袋二丁目付近には以前の三業地を思わせるような小さなお社が住宅やビルの敷地に点在している。

写真のお社は我が家のマンションの裏庭に置かれているモノであるが、裏庭の守り神たまこさんの餌場ともなっている(笑)
こんなお社が実はそこかしこに見受けられるところに、戦前の繁華街を思い浮かべながら徘徊するのもディープ池袋探索の楽しみでもある。

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