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滋賀高島市今津のヴォーリズ通りを歩く

9月5日

おっさんが私を迎えに来てくれて、お昼は目的地途中にある松のやになりました。

この日は前回行った高島市歴史民俗資料館に行った際に、頂いて帰ったパンフレットに載っていてここ行きたい!と提案した場所です。

少しの間車に乗り最初に訪れたのは、今津ヴォーリズ資料館です。

そもそもヴォーリズとはウィリアム・メレル・ヴォーリズという人物を指します。彼は明治38年(1905年)に滋賀県立商業学校の英語教師として日本に来ました。教師を辞めてからは建築事務所を設立し、生涯で1000以上の建物を手掛けました。それだけに留まらず医薬品の販売や医療機関の運営など活動は多岐にわたります。

過去の記事にも彼が手掛けた建築物があります。

こちらの記事で出てくる近江兄弟社メンターム資料館のメンターム販売を始めたのも彼が関わっています。

そして今回訪れた今津ヴォーリズ資料館は、過去ヴォーリズ建築事務所が設計し大正12年(1923年)に建てられた旧百卅三銀行(今の滋賀銀行)の今津支店が始まりです。それから図書館になり、今は資料館として使われています

1階の展示を見学し終えてから、施設の人が案内してくださり2階も見学させてもらいました。

資料館の中にカフェがあり、せっかくなのでお茶休憩もしてきました。

クッキーは、実家の母と一緒に作ったクッキーを思い出す温かみのある味でした。

周りの景色。

資料館を出てヴォーリズ通りを歩いてみます。この通りには3つのヴォーリズ建築がある為、ヴォーリズ通りと近年は呼ばれています

今津教会会堂です。
昭和9年(1934年)ヴォーリズ建築事務所の設計で建てられました。

よく見ると正面玄関の「今」が反対になっていて、これは古来中国の篆書体によりこうなっています。

さて最後は、昭和11年(1936年)にヴォーリズ建築事務所の設計により建てられた旧今津郵便局(当時は今津郵便局舎)です。中も見学可能らしいのですが行った時には、入れる時間を過ぎていました。
よく見ると瓦が〒ですね。

夕方に近い時間だったのでお店には入りませんでしたが、ブール今津店というお店でヴォーリズクリームパンも売ってました。

排水溝の蓋が気になる。

さてここからは道を引き返して、元来た道を歩いていきます。この続きはまた次回に。

 

今津ヴォーリズ資料館はここ。

滋賀県高島市今津町今津175

65歳のおっさんと1泊2日の旅行に行きます!!