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就活のマナーはどこまで守るべきなのか?【21卒限界ケチ女就活記】

こんにちは。実は密かに就活していました。
まさかまさかのコロナ禍の就活で、調子はかなり狂ったし何度もメンタルがイカれましたが、どうにかなりました。

ところで、就活における身だしなみやマナーについてはよく話題になっていますよね。黒髪にする必要はあるのか、みんな同じようなスーツを着る理由とは、意味のないマナーはなぜ普及するのか・・・などなどよく槍玉に上がっているなあという感じです。

そこで、私は体を張って(?)検証しました。就活マナーはどのへんまで守る必要があるのか。

※私の目指した業界はお堅めですが若干特殊なので、もしかしたらあてにならないかもしれません。真似してうまくいかなくてもクレームつけないでね。あと私は女です。


①身だしなみルールはどこまで守るべきなのか

おそらく就活においてめんどくさいルールトップ3に入るであろう、身だしなみ問題。就活が活発になる時期になる度に、黒髪ひっつめ黒スーツ姿の学生が量産されると揶揄されていますね。

ただ私が問題としているのはそういった個性が云々という点ではなく、の問題。
おそらく就活したことある方や大きなイメチェンを試みたことがある方は分かると思うんですけど、全身トータルで印象を変えるのってやたらとお金がかかるんですよ。特に今までチャラチャラした格好の人は、ブリーチした髪を黒く染め、スーツを買いそろえ、無難なコスメを集め・・・とやることたくさんなのではないでしょうか。

私はケチなので様々な点でごまかしてきました。結果は以下の通り。

①スーツ
結論:サイズさえ間違えなければ死なない
私は素人なのでスーツの質や値段など分かりません。おそらく人事も同じでしょう。安物で十分です。
それに黒いスーツなんてこの先何度着るのか。男性は着る機会があるかもしれませんが、女性は今やオフィスカジュアルの出勤が主流のように見えます。喪服として使えない黒スーツ(女性の場合)に価値を見出せません。

ただし、サイズは大事です。
会場でたまに見受けられたのが、やたらシャツやジャケットがパツパツな就活生。太って見えるし、ワイシャツの下の下着のラインが透けて見えていました。本人は気づいていないのでしょうか。
サイズには余裕を持ちましょう。

余談1.クールビズ
私はおっちょこちょいなので、夏の暑い時期にはジャケットを忘れてワイシャツ一枚で面接に行ってしまうことが何度かありましたが、会場で浮いたこと以外は特に何もありませんでした。我慢して暑い思いをするのは良くないし、汗をダラダラ流すのも清潔感がないので勝手にクールビズしてもいいのでは。そこでケチをつけてくる企業は多分ロクなところではない。

余談2.女性のスーツはスカートかパンツか
女性のパンツスーツは不利になるとかほざいてる奴がたまにいますね。私はスカートもパンツも使っていましたが特に問題なかったです。どちらにもメリットデメリットあるので場合に応じて使い分けてもいいのではないでしょうか。確かにスカートのほうが女性らしく柔らかい感じがでますが、就活において女性らしさを発揮する必要がある企業も多分ロクなところではない。

スカートのメリット:夏は涼しい、裾を引きずらない
パンツのメリット:ストッキングをはかなくてもいい(バレない)、脚を開いても問題ない、冬は暖かい、動きやすい
スカートのデメリット:ストッキングの伝線を気にしないといけない、脚が開けない、パンツ見えないように注意
パンツのデメリット:夏は蒸れる、裾を踏む可能性がある


②髪型
結論:プリン頭をひっつめれば実質黒髪
これは若干クソみたいな話ですが、黒染めせず茶髪のまま就活完走しました。
というのも、コロナウイルスが流行ったせいで美容院に行くタイミングを失い、かなり生え際の髪の毛が伸びてしまっていました。ある日、その髪の毛を縛ってみたらあら不思議、前から見れば黒髪の就活生。
よし、これでごまかそう。
とこの時決意しました。

実際、オンライン面接で横顔や後ろ姿を見せることはないのでかなりごまかせます。また、昨今の地の髪色を尊重する風潮からツッコミを入れづらくなりつつあると思われます。実際何か言われたら、地毛なのですが日に焼けて明るくなりました!で通すつもりでしたから。
ただしブリーチをしたなら暗くしたほうがいいと思う。さすがにバレる。
あと男性はこの手法でごまかせません。ごめんなさい。


③小物類
結論:元から持っていた私物を無理やり使いまわし
靴やカバンは元々持っていたものを使いまわしました。
靴は黒パンプス(ただしオシャレ用)をあたかもフォーマルっぽく履き、カバンは日ごろから使っていた登山用リュックをあたかも仕事用っぽく使いました。

そう、カバンだけマジで無理やりごまかした。

本来はフォーマル用の革カバンを買うべきだし、周りの就活生はほぼ100%使っていましたが、どうも私にはそのカバンを使って出勤する姿が思い浮かばなかったのです。周りの出勤中の女性はオフィスカジュアルに大きなトートバッグだった気がします。と考えると、あれ?このカバン実は使いどころないんじゃね?と思ってしまいます。
そしてそういった無駄を徹底的に排除したがる感情が働いて、結果的にリュックになりました。最近はリュック通勤の方もいらっしゃるし、別にセーフじゃね?と。
ただし男性はスーツと同様仕事カバンを使う機会があると思われるので、一個あっても損はないと思います。(異論は認めます)


④メイク
結論:メイクはしておけ
オンラインのときはメイクしましたが、対面の時はほとんどマスクで隠れるので、目だけメイクして後は手抜きということは何度かありました。そういう時に限ってマスクを外さなければいけなくなり、ノーリップ+頬にニキビパッチという姿をお披露目する羽目になったこともありました。(合否は忘れた)
来年以降どうなるかわからないので、マスクをしていても化粧は普通にしておいたほうがいいと思われます。ただ、金をかける必要性はない。


②じゃあ何に投資すればいいのか

結論から言うと、その人次第なのではないでしょうか。
一応、私がどんなものに投資したかを書いておきます。

①交通費
今年はオンライン実施が多かったものの、対面で実施される説明会や面接も少なからずありました。日によっては説明会をはしごしたり、面接の後すぐバイト先に行ったり、クソみたいに早起きして会場に向かったりすることもありました。
個人的に時は金なりと考えていたのと、バイトのシフトを減らさずに就活をするには体力を残すことが必須だと思ったので、なるべく短い時間で楽に移動できるようにしました。なので、そのためには最安値ルートでない交通手段を使うこともありました。

②パソコン
元々持っていたパソコンが重くなっていたのと、これからオンライン授業や面接、WEBテストが増えていくなかで家族共用パソコンだと取り合いになる可能性があると考えたので思い切って買いました。結果、とても快適です。

③願掛けの化粧品
普段絶対買わないデパートのお高い化粧品を買って面接のときに使うつもりだったのですが、普通にめんどくさくてほとんど使わなかったです。(しかし持っててテンションが上がった)
そのかわり普段から使っていた香水はお守りとして使っていました。


まとめ

ここまで書くのに疲れました。
まあ何が言いたいかというと、既存のルールを鵜呑みにするのではなく、自分自身でその意味を考えることが大事なんじゃないか、ということです。
伝統や慣習に囚われているような企業とは馬が合わないと自覚している方は、今回のように少しずつルールをはみ出していく過程でそのような企業をうまく排除できるのではないでしょうか。知らんけど。


P.S. ドアのノックは2回で問題ないです。

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