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blu
8月と台風が過ぎ去っておとぎ話のような9月が来た。今日は暑かったけれど湿度は低いような気がした。まだ暑い日は続くらしいけれど、いずれ秋になっていくのだろう。
こんな文章を何度も書いているのにheavenly houseみたい曲を作るのはメチャクチャだ、と言われ、確かにそれはそうだな、と思った。こんな曲と文章を書きながら、実際はこども部屋おじさんかつニートで、しかも120kg超太っていて、しかし寝る前にバイブスと神秘について考えながら終ぞ1時まで眠れなかったりする。まるでおれは床一面物に溢れた部屋のようで、まとまりのない空間にも見える。だらしなさと生真面目さを行き来し、おれという形はどんどん支離滅裂なものになっていっている。だからおれの形は音楽で判別して欲しいとも思う。いまのおれの音楽はトレンドやシーンへの下心もなく、どんどんと純化されていっているものであり、おそらくこれが統合されたおれという器なのだと思う。形象ではなく音楽という空気振動、すなわちバイブスでもはやおれを測るほかなく、波とダイナミクスとしておれのことは捉えて欲しい。何もかもが霧散している。何かを遺すつもりで音楽を作っているが、本当は統合されたおれのかたまりをただ知りたいだけなのかもしれない。それは魂なのかもしれない。魂はバイブスであり、ならば他者にもその他者を統合するバイブスが存在する。あなたがたのバイブスを感じたい。それを死ぬまで忘れないために。