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あなただけが

最近は月火金と事業所に出掛けてはCCNAとAWSの資格をとるべく勉強している。前までは月水金で通っていたが、休みは2日ある方が疲労も回復しきるし、連日ある方がその上昇気流に身を任せられるので、こっちの方がリズムを作りやすいことに気づいた。いまはまだ2日行って2日休んでだが、いずれ5日行って2日休むになったらいい。おれは本当にいま社会に適応したいと思っているのだ。

父が祖母の十三回忌で九州に行ってしまったので、おれと母2人でこの4日間は過ごした。大体喋るのは夕飯時に集中していて、話の7割は大谷翔平の話だ。母は大谷の試合を毎試合録画していて、それを夕飯時にみんなでよく見る。そうじゃなければ大谷特集のワイドショーの録画を見る。五十嵐亮太が解説員として出演していたけれど、随分おじさんになったなあと思った。150kmを投げる剛腕の若武者という印象だったので、白髪混じりの落ち着いたおじさんとして出てきた五十嵐亮太は同じ人物のようには思えなかった。あとは地方ニュースも結構見る。流鏑馬の落馬事故の話で母とリスクありきの職業について話したりした。おれと母はよく話す。父がいても、いなくても。

いまは人と曲を作る期間に入っている。人と曲を作るのは面白い。曲を送って、なんか良いけど違いそうだという話をして、電話を繋ぎながらリアルタイムでDAWをいじって、アレンジを変えていく。8ビット程度の電話越しでも、なんとなくフィールは伝わって普段しないようなキックやベースの処理をして、頭が沸騰しそうになるくらいブチ上がった。おれ1人ではやろうとしなかったことをやる機会になったのが嬉しかった。片やおれが完全にループを投げてそれを作り込んでくれたものを送ってくれたりというのもあった。そこからの作業はおれとしては足すか引くかだけだから、すごくリラックスしながら制作に取り組めている。一時はもう人と何かやるのは嫌になっていたけれど、半年間でたくさんの曲を作って、もう一度共作に戻ってみたら本当に楽しい。こうした共作集をどこかで出してみたい。思い出作りのような共作集を。

lifedropは沢山の人に聴いてもらえてるみたいだ。ピックアップしてくれたSpotifyのエディターの方、それからピッチを毎回手伝ってくれるFRIENDSHIP.の方々ありがとう。それから感想を伝えてくれる友達、知り合い、あるいはまだ会ったことのないフォロワーの方々、そういう感想が本当に励みになっています。いまみたいに聴いてくれる人がゴッソリいなくなっても、そうやって感想を伝えてくれる人がいる限りやっていけそうな気がします。本当にあったかい気持ちになる。あったかさとか愛とか優しさとか、とても、とても大事かも。

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