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散歩にハマる
最近、「ピクミンブルーム」というゲームを始めた。
このゲームはとにかく「歩く」ゲームである。歩数に応じて、ピクミンが育ったり、ピクミンと仲良くなったりするゲームである。
「それ楽しいの?」と思うかもしれない。楽しめるゲームというのは人それぞれだろう。ピクミンブルームは「デコピクミン」というコレクション要素がある。収集癖を持つ私にとって、この要素はゲームにハマるのに十分過ぎたのだ。
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ピクミンブルームにハマったことにより、生活に大きな影響を与えている。涼しい季節になったのも相まって、「散歩」するようになったのだ。新しい趣味ができたような感じだ。
元々、歩くことはそれほど嫌いではなかった。何か考え事をするときに、机にかじりついても仕方ないと思い、散歩することはあった。それが、最近は「歩くこと」そのものを目的として歩くようになった。かつては「考えるため」に歩こうとしていたが、今や「散歩そのもの」が目的になっている節がある。勿論、思考と散歩の相性は相変わらず良いのだが。この前も、散歩していたら人生における目標を思いついたし。
自分の近所でも、一つ違う路地に行けば、知らない景色が広がっている。これが散歩の楽しいところだ。昼と夜で景色が違うのも良い。自分の近所であっても、案外散歩を楽しめるものだ。
phaさんの「どこでもいいからどこかへ行きたい」でも、散歩の魅力について語られている。
何年も住んでいる場所でも、普段入らない路地になんとなく入るとこんな場所があったのかという気づきがあったりする。
普段立ち止まらない場所で立ち止まってみたり、普段上を見ないところで上を見てみたりするだけで新しい世界が見えてくるので楽しい。
最近、空いた時間についついSNSやYouTubeなどのインターネットを眺めてしまうのを止めたいと思っている。
その対策方法として、散歩が有効ではないかと考えている。家に居て、何かをやる気が起きなくて、脳死でスマホでインターネットを弄っているときは、スマホをポケットに仕舞って散歩にでかけると良い。ダラダラとインターネットの沼に浸かるより、散歩する方がよっぽど良い。考える時間になるし、運動にもなる。今後は、家で「あ、今脳死でインターネットの海を漂ってるな」と感じたときは、スマホをポケットに仕舞って、外行きの服に着替えて、散歩しようと思う。行く当ては無いけれど。
私は現在東京に住んでおり、周辺は結構電車が通っているエリアなので、帰りは何とかなる。最悪、本当に最悪の手段だがタクシーを使えば帰れるし。「そろそろ疲れそうだから引き返さないと……」と思うのは面白くない。歩けるところまで歩いて、疲れたら近くの駅から電車に乗って何とか自宅の最寄り駅まで帰るのが理想だ。この前も「家に居ても何もやる気が起きない」と思って、散歩に出かけたら、思いのほか楽しんで2時間くらい歩いていた。ついでにピクミンも育った。
この調子でドンドン歩こうと思う。ただ、冬になってあまりに寒くなると、散歩なんて嫌だと言っているかもしれない。秋のうちに散歩を楽しんでおくべきだろう。