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書くことは、わたしを世界とつなぐ
わたしって、何のために書いてるんでしょう。
結論から書いてしまうと。
わたしは、世界とつながりたくて書いています。
ここ数日、ずーっと考えていました。
わたしは、書いてどうなりたいのか。
わたしは、どうなりたくて、ずっとずっと書いているのか。
そしたら、ある日のシャワー中に降りてきたんです。
わたしは書くことで、世界とつながりたい。
わたしの「書く」人生の一番最初は、中学生のころの小さなノートとルーズリーフでした。
授業中、友達と手紙交換とかやりませんでしたか?
わたしも例に漏れず。ノートの下に小さなメモを忍ばせて、友達と交換してました。当時の先生たちごめんなさーい。
そのうち、一番よくやりとりする親友とは、紙を用意するのがだんだん面倒になってきて。
「どうせ、たくさん書くんだもんね!?」と、確か二人で交互に専用のミニノートを用意して、休み時間のたびにそれを行き来させてました。
ルーズリーフに書いてたのは、小説です。今で言うファンフィクション、てやつ。
ファイルにまとめてそれも友達に読んでもらってたな。A5の紙を使うのが、自分なりのこだわりでした。
そこから派生して。
当時からオタクだったわたしは、そのまま好きな芸能人のファンサイトを作りました。
今よりも全然、インターネットが普及していない時代に、です。
そんなに大きなサイトじゃなくて、毎日自分のぶんしかカウンター回らないのも当たり前のような。
それでも、設置したWeb拍手に拍手をもらったり、時々コメントをもらったりしてすごく嬉しかったなあ。
同盟とか企画とかで繋がった他のファンサイトさんに遊びに行って、掲示板にコメントを残したり、そこからやり取りが始まったりもしました。
大人になっても、書くことはやめられなくて。
創作サイトとTwitter(現X)で二次創作を続けてました。
一番書いてた時期には、500〜2000字くらいのショートストーリーを毎日のようにあげ続けたこともあります。
その頃つながった相互フォロワーさんは、ほとんどが書く、または描く方だったのもモチベーションだった気がします。たくさん書いて、たくさん読んで、のサイクルは大きな刺激でした。
1人目の妊娠出産を機に、文章から少し遠ざかってしまったけれど。
今またこうして書いているように、結局文字に戻ってくる。
今は、毎日手帳に書く習慣もつきました。その日の気持ちと、ありたい姿を見つめ直す手帳です。手書きで文字を書くこと自体がもう、とってもうきうきします。
自分の頭の中を外に出して、それをベースに誰かとつながりたいから。
授業中にこっそり書く、他愛もない手紙を読んでくれる親友と。
浮かんだ空想を形にしたとき、感想をくれる読者の人と。
同じ芸能人を好きになって、その人たちの話題で盛り上がれる他のファンの方と。
Twitter(現X)を通じて知り合った、推しが変わっても生活ごと応援したい創作仲間さんたちと。
手書きで手帳に書き記すことで会話できる、過去や未来のわたしと。
わたしの書いた文章を通して、つながる幸せをずっと感じてきました。
そしてわたしは、ここnoteでは、いろんな書き手さんとつながっています。
いろんな気持ちや出来事を、いろんな人と文章でわかちあう。
noteというまちも、わたしにとってはとても幸せなまちです。
そうか、わたしは書き続ける限り、ひとりぼっちじゃないってことだ。
すこしおやすみすることがあっても、わたしはきっと書くことをやめられない。やめたくない。
書いて、世界とつながっていたいから。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
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