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rumaru
コンビニ兄弟3 著:町田そのこ
2のエピローグで出て来た、神崎華とツギの関係を詳らかにする為に廣瀬太郎が奔走すると言う展開だった。
最初のエピソードは九州沖縄を活動拠点とするアイドルグループの冴えない男の推しをする中尾の話だったが後日、店長の志波の神対応もあって門司港こがね村店に推しがリピーターになってくれると言うお話しだったが、次に専業主婦の若い佳織がホームシックになってる所に現れた派手なお姉さんの宝が友達になって宝はツギと繋がってて、樹恵琉とも友達になってと言うお話しだった。佳織は旦那さんと和解出来てハッピーエンドだ。
そして最終章、遂に神崎華が登場する。2のエピローグで語られていた女性の生き様とツギの恋の結末が載っているのだ。かなり切なくて苦しい結末だが、一気に読まされてしまった。そうとしか書けない。ネタバレになるから。
あとはプロローグで見かけた三彦の隣に居た女性が幽霊だったって言う話は除霊の旅と言う事でエピローグと共に付されている。
作家の頭の中ってどうなってんの?結末ありきで説明するように書くのか、つまりはオチは用意しておいて創作するのか。こんな悲しいお話をどの順番で誰から話させるのか、その合間にある瑣末な描写まで凄い事になってる。相当頭良くなきゃ書けないよ。こんな話。
作家って凄いなぁ、町田そのこさんの書く物語好きだなぁと思うのであった。
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