クライアントとマネーフォワードの橋渡し役-コンサルティング部ってどんな部署?-
こんにちは!マネーフォワード エックスカンパニー公式noteです。
今回はエックスカンパニーのコンサルティング部(通称コンサル部)がどんなチームなのか、部長の佐藤さんと、メンバーの浦岡さんに新卒2年目の伴がインタビューしてきました!
マネーフォワード エックスカンパニーって何?という方はぜひこちらをご覧ください。
登場人物
■インタビュアー
チームの役割
エックスカンパニーではどんな役割なのか教えてください!
佐藤「エックスカンパニーの中ではクライアントさんやその先のユーザーさんから頂戴した声を内部に展開し、新たな事業モデルを発掘するのが主な役割です。クライアントさんと、マネーフォワードの営業・開発・デザイナー・企画の架け橋のような存在だと思っています。全社の位置付けとしてはエックスカンパニーの存在を、よりアピールするための事例などのキッカケ作りを行っています。エックスカンパニーの顔、クライアントから見た看板であることを意識して日々対話しています。」
浦岡「より具体的に言うと、地域金融機関さんにソリューションを届けるだけでなく、その他の証券会社さんやクレジットカード会社さんなど、様々な会社さんにアライアンスの提案をしています。」
佐藤「そうですね。外部環境要因である金融業界の動きなどを事前にキャッチし、内部環境要因である対顧客のニーズを感化させるためのストーリーを描くことをしています。うまくいったプロジェクトや事例があれば横展開を考え、うまくいかなければ時期を改めるか提案先を変えるかなどを常に考えているような営業活動です。それに加えて、受注したプロジェクトの進行や、クライアントさんとの調整などを実施し、案件によっては自らデータを参照することもあります。他にも、既存のクライアントさん向けサービスのユーザー拡大などのグロースに向けた運用活動など、クライアントさんと一緒にサービスを作っています。」
どんな仕事や特性に魅力を感じていますか?
佐藤「クライアントさんごとによってニーズが異なってくるので、そこに合わせて様々なプロダクトを生み出すことができるのが面白いところかなと思っています。野村證券さんと共同開発した資産管理アプリ『OneStock(ワンストック)』や、三井住友信託銀行、日本アイ・ビー・エム株式会社と共同開発した『Smart Life Designer』などですね。ターゲットが同じだとしてもクライアントさんの色によって、異なるサービスを一緒に作れるところが僕はすごく大好きです。」
浦岡「エックスカンパニーのミッションにもある共創を体現したプロダクトですね。」
浦岡「他にもプロダクトを前面に押し出しすぎてないところがいいかなと思ってます。一歩引いたところにコアなバリューを持っているからこそ『マネーフォワードFintechプラットフォーム』などのプラットフォームなどを提供できていると思います。プラットフォームとしてサービスの種類を増やしていき、社会の様々な課題を解決できるところが私の好きなところで、やりがいを感じています。さらに自社プロダクトを持ってるので、蓄積された知見や課題感をクライアントに還元できます。だからこそ、常に当事者意識を持ち、プロフェッショナルとして価値を提供できるところがいいと感じています。」
雰囲気やメンバー
そんなプロフェッショナルな方々が集まるチームは、どんな雰囲気で働いているのでしょうか?
佐藤「年齢やバックグラウンド関係なく、みんな意見を言うことができる人たちが集まってますね。お互いにリスペクトしてるからこそ、言い合えると思っています。」
浦岡「なんでも言い合える関係性がある一方で、ある意味わきまえてる人が多いんじゃないかとも思います。親しい仲にも礼儀ありという関係のもとで働けてますね。」
佐藤「他にも2名体制でクライアントに向き合っていくっていうところがチームの特徴としてあります。営業も必ず2人以上で行きますし、全ての場面で2名体制であることが、すごくお互いを助け合う営業組織になっていると思います。」
浦岡「一般的な営業の会社だと、2名体制はコストになってしまいがちですよね。チームで数字を作り上げるんだっていう意識はすごい良いなと思います。」
佐藤「個人にKPIを設定していないところが、良い形で動いてるんですよね。将来的に変えないといけないかもしれませんが、この文化を維持できた状態で何か変えていきたいですね。」
浦岡「チームか個人、どっちかに傾きすぎないとてもバランスの良い位置に居るんだろうなと思います。この仕事は自分の部署の仕事じゃないからやらないって人もいないですし、入社後3ヶ月はこの規模感で奇跡のバランスで成り立ってる部署なんだなって思いました。」
そのバランスを保つためにどんな方に来てほしいかはありますか?浦岡さんは一年前に中途で入社されていますが、当時のエピソードを交えながら教えてください。
佐藤「浦岡さんは前職でも採用の顔になっていて、インタビューとか事前に読ませてもらいました。インタビュー記事を見て、方向性やコンサルティング部を含む僕の考え方に合ってるなっていう人が、そのまま動いてる人という印象でしたね。経歴や人物像に大きなズレがなければ最初からアトラクトしようと思ってました。」
浦岡「そうだったんですね。最初はカジュアル面談でしたが、キャリアについて聞かれるよりも、人にフォーカスして話をしてくれる人たちだなっていうのはすごく魅力的でした。それは実際に働いてみてもそうで、会社なのでビジネス上継続するためのものは数字としても掲げられますし、求められる一方で、それができないからといって怒られるよりも、どうやったらできるんだとか、今後のキャリアみたいなことを一緒に考えてもらっています。個人の能力やキャリアにフォーカスしてくれる組織というのはとても感じますね。」
佐藤「そこは意識してるかもしれません。考え方が合うなと思った背景の一つに、クライアントに対してやるべきことをちゃんとやる、そんなところが垣間見えたところがあります。当たり前のことをきちんと実行する地盤があるからこそ、もっともっと新しいことを、もっともっと面白いことをやっていこうみたいなところが想像できました。それは浦岡さんだけでなく、他のメンバーと面談してる中でもそういう人が多いイメージを持っています。」
コンサルティング部のポジションとして意識されてることはありますか?
佐藤「私たちのポジションって、提案作って案件獲得してくると、実はやれることっていうのは全然無いのですよね。プログラムを書けるわけでもないし、デザインも作れないですからね。ビジネスを作ることはできますが、それを実際にアウトプットするには必ず誰かの力を得ないとできない。なのでみんなで協力して作るからこそ、そこの自分の付加価値みたいなものをどう出していくかみたいなことを必然的に考えますね。」
浦岡「売り上げになるきっかけを作るんですけど、売り上げになるサービスやプロダクトそのものは作れないので、それを作ってくれる人たちへのリスペクトは必ずしたいと思っています。だから、開発に関わるメンバーが作ることに専念できる環境を作りたいですね。そのためにクライアントが不満を感じてることとか、もっとこうしたらいいんだみたいなところを、より感度高く感じ取れるように意識してます。」
浦岡「また私の観点で言うと技術に強いというのは、自分の業務幅を広げるものだと思っています。この部署だからこれはやっちゃ駄目とはほとんど言われないので、自分の知識が広がれば、提案できる幅や巻き込み方とかも増えると思います。自分が持ってるバックグラウンドを増やしていくというのは、業務においてプラスになると思いますね。また地域金融機関さんの業界についての知識はかなり増えましたね。その先にいる中小企業さんのどういう活動をしているかも見えてきてますし、仕事のスキルというよりも業界としての知識がより広がった気がします。自分がクライアントに何か提案するのに、クライアントのことを知らないってすごい失礼だなと思うので、リスペクトとして必然的に情報を聞いたり見たり読んだりして、自然と身に付いていったものだと思います。」
佐藤「そうですね。それにSlackにあるニュースチャンネルをみることで業界の知識も増えていきますね。いろんな人がいろんなネタを持ってきてくれて、社内の有識者が定期的に開いてくれる勉強会もすごく勉強になります。コンサルティング部署だけじゃなくて、会社のみんなで学び合おうっていう文化が僕は大好きです。」
これからの想い
最後にこれからのコンサルティング部が目指してる世界について教えてください
佐藤「そうですね。3年後はまず全国制覇したいですね。マネーフォワードのビジョンにある【全ての人のお金のプラットフォームになる】というところでいくと、まだ全然届けられていないところがあるので、イメージとしては個人・法人分野で47都道府県にそれぞれ一つ以上のサービスを導入していきたいです。また証券会社さんとか保険会社さんとかの事例も出てきているので、そういった相性がいい業界との事例をどんどん増やして行きたいです。アライアンスでそのクライアントのユーザーにもっと付加価値を高めていくことが、まだまだやりきれてないので、そこに対して価値を届けていきたいですね。」
佐藤「さらに5年後とかだと、金融機関以外のもう少し幅広いところの業界に対して、価値を届けたいと考えています。どういった業界と組んで一緒にやっていくのかっていうところを、スピードを重視して考えていきたいです。そう言ってもまだまだ金融機関とできることはあるので、得意分野の部分で事業を伸ばしていきたいなとは思います。」
浦岡「僕も漠然と感じているところはありますが、業界的に地域金融機関さんの数が今後大きく増えることは考えられないですし、経営統合などで数は減ることも考えられます。どうやってその壁を越えていくんだろうという期待をして入社もしてますし、一緒にその現場で走っていきたいと思っています。組織規模も大きくなり、そこでのカルチャーの壁や、売り上げの壁があると思っていて、その壁をどうやって今後どう超えていくかを考えるのは、個人的にとても面白いことだと思います。」
-マネージャーとプレイヤーの目線にずれがないって言うのはすごいことですね。
佐藤「そうですね。その要因ですがエックスカンパニーの未来を描いている本川さんが、新卒含む全員のメンバーが直接会話できる近い距離にいるからかなと思います。そこがエックスカンパニーのいいところですね。」
編集後記
今回、新卒2年目として部長の佐藤さんとトレーナーである浦岡さんに話を伺いました。客観的に見たエックスカンパニーの魅力やお二人が考えていることを改めて聞くことで、私も自分のコンサルティング部の価値をリフレーミングすることができました。また、お二人だけでなく「プラスアルファの価値を提供する」ことを常に考えているメンバーがほとんどなので、中でもお二人がどのような付加価値をつける努力をしているか聞けたのは、私にとっても勉強になりました。
役職や年齢関係なくフラットに会話し、議論し、クライアントと共創してサービスを作っていくエックスカンパニーに興味を持たれた方がいれば、ぜひカジュアル面談からお話しましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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