#73 弟子入り先は国内留学だった!?
今日も5時半に家を出て修行へ。
本当は寮があり、今いるお弟子さん3人は寮で暮らしているのですが、まだ相模大野の家があるし、学校もあるし、一応この1ヶ月間は様子見的な感じで寮には入らずに通いで行くことになっています。
けどこれが通いだと遠い、、
片道2時間です。笑
あ、ちなみにここに弟子入りしています。
親方は小林國雄といって、内閣総理大臣賞を4回、文化大臣賞、農林水産大臣賞など盆栽界で知らない人はいない本当に重鎮の方です。
そんな方と3食共にし、色々と学べる環境ほどありがたいものはありません。
また、今いる弟子は3人なんですが、ポーランド人、中国人、台湾人という構成で、日本人が一人もいません。笑
親方の秘書の方も英語、中国語が喋れるのでなんと朝の6時から夜の18時まで、ほとんど英語での会話です。
まさかの盆栽修業先で国内留学。
ちなみに、中国人、台湾人の2人は英語ペラペラです。
2人に聞くと、学校で勉強しただけらしいです。
中国の教育は本当にすごいんだなと。
彼らは日本語が拙いので、俺が日本語を教えて、中国語も教えてもらえます。
この弟子期間で英語と中国語が喋れるようになるとは、ラッキーすぎる。
また、食事も3食全部女将さんの手料理なんですが、食事中の親方の会話は本当に勉強になります。
よく、住み込みタイプの弟子入りは仕事の時間ではなく、食事の時間やお酒の時間で一番学ぶことが多いと聞いていてのですが、本当っぽいです(落語とか芸人の世界はそうらいしいです)
ちなみに今日は、中国と日本の死生観の違いを神道と道鏡の違いから観察し、どうやって日本の盆栽と中国の盆栽の違いに反映されているのかみたいな話をされていました。
俺には高尚すぎる会話でした。
非常に刺激的です。
ちなみに、俺が一番下の弟子なんで怒られっぱなしです。笑
今日はそんな簡単に俺がどんな環境にいるのかについてのお話でした。
明日は、少し時間がありそうなので一昨日に書いた「ボーッとできない病」の続きを書きます。
以上。
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