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『怒ってる?つまらない?と聞かれてしまう無表情の誤解』

表情の大切さ

人は見た目、身だしなみ、表情、声の速さ、大きさなどの視覚情報だけで90%以上の印象が決まるという研究結果もある。

表情から無意識に相手の気持ちを読み取り感情を共有している。

発達障害の人は、コミュニケーションが比較的得意ではないことが多く、無表情になってしまうことが多いらしい。

私は、自分に話が振られていない時に、無意識に能面のような無表情になってしまう事が多い。

つい最近までその事に気づきもしなかった。

怒ってる?つまらない?と聞かれてしまう

私は友達と遊んでいる時、当たり前に楽しいと思っている。

一緒に出掛けたり、食事をしている時、私は常に自分の顔は笑顔に溢れていると思っていた。

よく友達に聞かれることがある。

「もしかして、怒ってる?」

「つまらない?ごめんね。」

私は何でそんなことを聞くんだろうと疑問に思っていた。

それは私の顔が笑顔で溢れてなどいなく、能面のような無表情な顔になっている事にその時気づいた。

メタ認識の低さ

メタ認識とは

自分が認知している事を客観的に把握し、制御すること。

つまり、認知している事を認知すること。

私はいつも人に迷惑をかけてしまっても気づくことが遅い。

今回も友達に言われないと自分が無意識に無表情になってしまっている事に気づけなかった。

本当に情けないと思う。

だが、私は今回自分が無表情になってしまっている失敗に気づく事ができた。

失敗をしてしまってもその後どうするかが人間大事だと思う。

そこでそれでもいいやと変わる事をやめてしまうなら、成長はできないと思う。

成長は小さな失敗の積み重ねだと私は考えている。

無表情な私の対策

笑顔の練習を毎日した

学生の時、陸上部の先生が毎日腕振りや走りのフォームを反復練習する事で試合でも無意識にそのフォームで走る事ができるという教えを思い出した。

そして私は、毎日繰り返し笑顔を意識して生活するようにした。

少し気持ち悪いが、常に笑顔を保つようにしていた。

常に無表情よりは、常にニコニコと明るい人の方が印象がいいのではないかと考えた。

話を聞くときに相槌やうなずくようにした

私はいつも固まって地蔵のように話を聞いていた。

話している人の方を向いて話を聞いていたがリアクションまで意識できる余裕がなかった。

笑顔だけでなく、相槌を打ったり、時に質問してみたり、会話を続けようとする心遣いが大事だと思う。

自分の欠点に気づく事が大切

歳を取るごとに欠点を指摘してくれるそんな存在が減っていく。

だが、歳を取ればとるほど欠点は許されなくなり、人間関係に大きく響くことになる。

自分では気づかない欠点がないか、自分と向き合い考え、改善し自分をより魅力的な存在にしていく事が大切だと思う。

欠点だけを見るのではなく、自分には隠された良い面、特技を増やしていく事も自分を成長させるために大事な事だと思う。

自分の欠点と長所をいくつも理解し、アピールできる人は本当に魅力的だなと尊敬できる。

私もそうなれるように自分の事をもっと知ることから始めようと思う。

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