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【過食症を乗り越えて】精神的空腹と闘う。

さて、腹八分目が最近ようやくわかってきたところまではお話しましたね。

「お腹が満たされる」という表現が一番合っているのではないかと思います。お腹がぱんぱんに膨れ上がって苦しいわけではなく、かと言って、まだ食べたいというわけでもない、おそらく普通の人なら毎日感じているであろうその感覚。私にも少しずつ感じることができるようになってきました😊嬉しいです。

でも、摂食障害の後遺症はまだ続いています。それが、精神的空腹との闘いです。

過食症に苦しんでいた時、私は現実逃避やストレス発散に食べ物を使っていました。色んなことを考え込む性格なので、常に頭の中は不安と心配でいっぱいです。ですが、お腹がいっぱいになると思考が停止します。その時には自覚がありませんでしたが、そうやっていつも自分を不安の沼から引きずり上げていたんですね。なんとも悲しいことですが、お腹がいっぱいになるまで食べること以外に自分を救ってくれるものがありませんでした。

もちろん周りの人は相談に乗ってくれたでしょうし、助けてくれる人がいなかったわけではありません。ただ、私が苦しんでいる事は、私の内側に存在しているので、誰も助けられないのです。何か悪いことについて考え始めると、不安に押しつぶされて絶望するほど考え込んでしまうのです。

とにかく、最近までの私は食べることで「一時的な不安からの開放」を求めていました。


ですが、最初に書いたように、腹八分目というか、「もうお腹が満たされていますよ」という体からのサインに気付けるようになったので、不安を感じている時の処理に困っています。

朝も書いたのですが、今日はなんだかずっと悲しい気分。あることをきっかけに不安もさらに募り、精神的には何か甘いものが食べたいなとここ1〜2時間ほど思っています。でも、体からは「今はお腹は空いていないですよ」というサインが出ています。食べたいけど食べたくない、なんだか不思議な感覚です。

きっと甘いものを食べて幸せホルモンが出ることを体は望んでいるのでしょうね。でも、今日は「食べない」という選択肢を選ぶことができそうです。

こんなことを冷静に分析しているなんて変だと思われる方もいるかもしれませんが、「食べ物との良い関係を築く」という目標を持つ私にとっては、大切な記録なのです。


きっといつかこんなことをいちいち考えたり分析しなくても、自分の体に合わせて食事が楽しめるようになりますように。普通の人と同じように食べることができるようになりますように。


今朝の体重は60.7kg。読者のみなさまにご報告まで☘

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