11月短歌〜幟はためくビークル犬
さようなら まだ今日のまま麦畑は雨後の意味なる旅客機の広み
口閉ざし色絨毯の上に待つビークル犬はたいようの温み
一片の折り紙の色の果てしなさクリスマスイブを知りきれぬひと
淡い酒飲む温度帯で肩を抱こ猫もいて猫以外も居る世に
まくらべに固きズボンを置いて寝る蒼い山さえあると信じて
ぱんだなる白黒の群れに遭遇すまた彩りを剥いでしまおか
秋雨は青の絵の具が擦り切れる幟はためくあたらしい町
向かい窓に君は点滅するのかも雨宿りには物がないとて
雨と人集まるように計らったぶどうの房に家はないけど
公園の小高き道は川だろか面向く葉は茂り湿れる
子供、だったんですと言うかなあの子たち正門使う十月の風に
週末の高い定食美味しくて人となりを隠さない秋なり
寒そうなコーヒー豆を夜曳けば労務の篭りは隠喩のように
【後記】
最近ウォーキングをしているのですが仕事中よりもいろんなものを目にします。夢中になって働いているのも良い時間なんですがこんな風に過ごす時間帯があるんだなーと思う。健康にも感謝。自分内の話ですが去年も一昨年も色々あり過ぎてずっと死にかけてる気がします 笑 そんな感じで自分のための時間を取ってせっかくの北国の情景を目に焼き付けて行っています。
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ポエム、詩、短歌などを作ります。
最近歴史に興味があります。