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ロッテルダム国際映画祭 7日目
今日はやっとちゃんと寝れたような気がします。
やっぱちゃんと寝ると気持ち良く起きれますね!
それでも朝はしっかり起きて仕事をしていると、制作部のメンバーも起きてきて、みんなで机に座ってコーヒー飲みながらそれぞれの作業をする。
なんだかとても心地よい空間でした。
そして、Zoomでですが日本で最も有名な某映画雑誌様とのインタビューがありました。
恐らく載せて頂けるかと思うのですが、まさか自分の映画がその雑誌に載る日が来るとは・・・って感じです笑
そして昼からは、今年ロッテルダムに来ている日本人の皆さんが集まる会に参加して来ました。
日本からも濱口竜介監督や塚本晋也監督、瀬々敬久監督など錚々たる監督の作品が招待されています。中でも荒井監督がロッテルダムにいらしたので全員で監督の作品を観に行きました。そしてご挨拶することもできました。
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普段であればなかなか気軽に話すことができない人たちでも、こうして映画祭に呼ばれたことでそれが叶っています。本当にありがたいことです。
その後は、ドイツのワールドセールスの方との面談がありました。
今日の目玉イベントです。
僕たちの映画の事を知ってコンタクトしてきて下さいました。
次の長編に向けての第一歩です。
映画はワールドセールスとタッグを組んで作っていく事もあります。
脚本の段階から、最後の販売の段階までずっとタッグを組んで作品づくりをしていく事もあるという事です。
次回の長編は一気に規模を大きくします。だから、ワールドセールスも配給も宣伝もしっかりつけなければいけません。
そんな大切なワールドセールを担ってくれる可能性のある会社からコンタクトがあったんです。
俺の思いはちゃんと伝えられた。
次回作の意図も目標も伝えられた。
後は、なるようになると思う。
決まればドイツがセールス元だ。
一気にワールドワイドになるぞ。
と、色々と重要な出来事もあったけど、でもなんだかんだ一番嬉しかったのはこの二人と沢山話せたことだ。
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僕たちの映画を見出してくれて、この映画祭に推してくれた最高のプログラマーです。
僕たちはこの方がいなかったらここにいません。
『莉の対』の事を本当に愛してくれて、いつも僕たちを天使のような眼差しで見つめて下さいます。
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そして、この方抜きでは今回の僕のロッテルダムは語れないと思います。
僕たちにとってはロッテルダムの母のような存在です。僕たちを見つけるといつも声をかけてくれて、ハグで出迎えてくれるくらいの仲になりました。
映画の事もそうだけど、もう人生についても語るくらいです。
そこには確実に僕たちに対する「愛」があるんです。それを肌で感じることができる。
手前に座っている、通訳の国森潮音さんも外せません。
Q&Aの通訳にだけ参加するのが彼の仕事です。
なのに、僕たちの家にまで遊びに来てくれたり、僕たちの行く先々に同行して助けてくれたり、雑務までして僕たちと共に過ごして下さいます。そこには確実に「心」があります。それを感じるんです。
『莉の対』は人に恵まれてきました。
誰を仲間にするか、誰の支援を受けるか、全て人柄重視で決めてきました。
それはオランダに来ても何も変わっていません。
どうか、あたたかい人達に見守られながら
このまま『莉の対』が進んでいって欲しいなと思うのです。