スペイン上陸🇪🇸
お知らせです。
長編映画『莉の対』が
スペインで開催される
第23回ラスパルマス・デ・グランカナリア国際映画祭
国際長編部門
に選出されました!!!
来ました!!!!!
スペイン🇪🇸!!!!!!!
ヨーロッパ2カ国目は情熱の国、スペインです!!
フラメンコ💃!!!!
街が綺麗すぎて、好きという感情しか出てきません。
今月、単身乗り込んできますね。
僕もラスパルマスは守備範囲外だったのですが、よくよく調べてみるとこんな感じでした。
↓
『ラスパルマス・デ・グランカナリア国際映画祭は、他の国際的な映画祭に比べて規模や知名度がやや小さいため、一般的な映画ファンや業界関係者の間での認知度は高くないかもしれませんが、世界的にみて重要な映画祭の一つとして位置付けられている。国際的な映画制作の多様性を称賛し、新たな才能の発掘や国際的な映画交流を促進する重要な役割を果たしています』
だそうです。
映画には『プレミア問題』と言うものがあります。
ワールドプレミアというのは、世界初上映を指し、まだ世界のどこの国でも上映されていない状態を保持していることを意味します。
僕たちのワールドプレミアはロッテルダム国際映画祭で使いました。
これによって、同時にヨーロッパプレミアも失いました。
まだ、アジアプレミアもありますし、北米プレミアもあれば、南米プレミアもあります。そして、各国のプレミアもあるという事です。つまり、ジャパンプレミアもまだ保持している状態です。
プレミアというものは、僕が思っていた以上に世界では重要視されていて、プレミアを失ったがために映画祭に入選できない、応募できないということがあります。
なので、どこの国、どこの映画祭でプレミアを使うかはとても慎重にならなければいけないというわけです。
今回僕たちはスペインプレミアを使うことになります。
僕がラスパルマスの映画祭で上映をしたいと思った理由が3つあります。
まずは、上記のように世界的にも評価の高い映画祭だという点。
それから、メインコンペ部門に入選したという点。
そして過去にラスパルマスで上映されてきた日本映画が、僕が好きな映画だったという点です。そもそも邦画の選出自体が多くないんですが、数年前に
春本監督 『由宇子の天秤』
深田監督 『淵に立つ』
といういずれも国際的に評価の高い映画がコンペ部門で選出されていて、そこに並んで選ばれたことが僕にとっては大きな誉れでした。
あと、発表を見て嬉しかったのは、今年の同映画祭では三船敏郎特集がある!!という事です。
三船さんなんかもう俺憧れの存在すぎて。
遥か遠く離れた異国の地で、何十年も前の日本映画が特集されるってすごいと思うんです。しかも三船さん。最高かよ。
そして。
『莉の対』が選出されたのは国際長編部門、
映画祭のメインコンペです。
世界各国から選出された10作品の中からグランプリが選ばれるというわけです。
グランプリは
GOLD LADY HARIMAGUADA AWARD(金の女神 ハリマガダ賞)
だそうなので、金の女神を連れて帰りたいと思います。
ただ、俺歯抜いたからなー。
歯抜けの監督だから嫌われるかもなー。
でも、逆に歯抜けで面白いから
女神は微笑むと思うよ。