視聴レビュー：呪怨 呪いの家

先週末は(も)、外出を自粛しました。最大の自衛は外出自粛ですからね。
とはいえ、さすがに刺激欠乏症がすぎるので、カンフル剤として何かしたいなーと思い、NetflixのCMで目にした「呪怨：呪いの家」を観てみることに。

総評：こわすぎ。トラウマ作品。見たこと結構後悔。

すっっごい怖かったです。常時字幕を出し、怖くなりそうなシーンでは音量を極限まで下げ・画面の字幕以外の部分を手で覆い隠して観たのですが、それでも怖かったです。視聴から2日以上たちますが、あらゆる隙間・視界で揺れるもの・鏡が全部ダメになっています。

そもそも近年、ホラー系のコンテンツってほぼ、いやまったく見ない・聞かないようにしていたんですよね。怖いから。
子どもの頃はホラー映画やTVのホラー企画、お化け屋敷など大好きだったのですが、大人になるにつれだんだん恐怖への免疫が落ちていき。(ふつう大人になるほど免疫がついていく気がするけど。)そんな私がオブラートに包まれていないホラー映画を見たこと自体が誤りだった。そういうことだと思います。

「ドーン！」「バーン！」というびっくり系の恐怖も耐えられないですが、本作ではずっと見えてるのにえぐるように怖いシーン、グロテスクという意味での恐怖もあり、恐怖ミルフィーユという感じでした。
びっくり系恐怖も、「あ、くるぞ」と予測しやすいものならある程度心の準備ができますが「えええええ、ここで！？」というタイミングでの不意打ちびっくりや、お持ったのと違うびっくりも多いので、どんどん心に傷がついていきました(笑)

オチも、非現実的でありながらもぶっ飛びすぎていないので(作品によっては結構ファンタジーに寄ったオチを用意してくるホラー映画も多いですよね。あれは笑っちゃう)、最終話の最後の1秒まで怖かったです。

心の底から観なければよかったと思う反面、完成度高くて面白いと思ったので、私のようなビビりの人でも頑張れるならぜひ見ていただきたいです。

この予告より、こちらの方が怖いのが伝わると思います。

呪怨ってホントこわい。ビデオデッキがなくなり、ブラウン管じゃなくなり恐怖が薄れたリングの「呪いのビデオ」と違い、恐怖が日常に紛れ込むから本当にやめてほしい。
過去作の影響は今も生きており、試着室で上は見れないし、机に座ってるときの足元とかも極力見ないようにしてます。ほんとトラウマシリーズ(笑)

ちなみに、グレムリンの影響で夜は棚を開けられません。
つまるところ単純に私がビビりすぎるんだろうな。