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計算きらい!計算は苦手!との関わり方・教え方・原因と克服法

おはようございます!
綿崎ねこ、略して「わたねこ」と申します。
主な発信媒体はTwitterです。

◆・◆定期録音スペース◆•◆
・毎週金曜AM7時から!
(最大9時まで)
・学習や教育、子育てについて
 幅広く扱っていきます。
・ご質問、ご意見、ご要望も
 お待ちしております。

6/23(金)から、定期録音すぺーすを始めることにしました。
今までも何度か録音でスペースしてましたが、改めて仕切り直して6/23(金)を第1回目にしました♪

録音スペース第1回は、小3まで学校の宿題すらなかなか手をつけられなかった子の話をします。算数なんて、大っっっきらい!からのスタートだったけど、小4の夏休み明けには「計算は得意」と自信を持つことが出来た!やっぱり子どもたちの可能性は無限大( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧

その話の前提というか、一緒にお話したほうが良さそうだなぁと思うのが「計算きらい!」のお話。

大人が気づきにくい子どもたちのつまずきポイントだったり、関わり方についてのお話をします。

今回のnoteはその大枠を書いた(というか、これから書く!笑)ものです。明日6/23は、このnoteを見ながらお話していきます♪

1.自己紹介とスペース概要

・わたねこ(綿崎ねこ)
・塾講師、年長~中3指導経験あり。現在は低学年担当!
(今いる塾は3グループ目で、中学受験塾)
・スペースは毎週金曜のAM07:00~最長AM09:00まで。
(なるべく金曜……!!同じ時間でやりたいけど、夏期講習とかでお休みしたり変更もあるかも。)
・スピーカーは募集せず、私の一人語り、公開収録みたいな感じ。
・リプはできる限りリアルタイムで拾いたい……けど、note読みながらだから気づかなかったら、あとでまとめてお返事するかもしれません……!
・スペース内ではお名前お呼びしないようにするので(要望あれば呼びますが^^)お気軽にリプくださいませ!!
・ご質問、ご意見、ご要望などもお待ちしておりまーす。
・匿名希望さんは、マシュマロ投げておいてください!

2.小学生の計算のつまずきポイント

・今回は、算数の基本的な部分「計算」!次回は「漢字」の予定。
・算数は、センス!……ではありません。
・算数は積み上げの教科
・しっかりと積み上げていくことが大切
・つまずきに気づく最初のポイントは、小学2年生の「引き算のひっ算」
・くり上がり、くり下がり、大きな数
・その後は、九九だったり単位だったり分数・小数だったり……。
・意外かもしれないが、足し算がしっかり積みあげられていない子がいる

3.足し算

・指を使わないとできないなら、指を使っていい
(抽象的な数字を、具体的な数としてとらえる練習)
・10のまとまり、100のまとまり
・数の合体と分解
・足し算も1桁+1桁は暗記レベル推奨
・数の感覚の土台を足し算でつくる
・引き算は、足し算の逆算
・掛け算は、足し算の応用
・割り算は、四則のラスボス

4.足し算の基礎

・足し算表を作ろう!

〇+1=■
〇+2=■
〇+3=■
〇+4=■
〇+5=■
〇+6=■
〇+7=■
〇+8=■
〇+9=■

・〇に1~9まで入れて、見たらすぐに答えられるように!
(抽象的な数字が理解できた!腹落ちした!という1つの指標)

5.数のまとまり

・子どもの頭の中では数字が1列にならんでいる
・10や100を作る練習(これも暗記レベル推奨)

6.数の合体・分解

・4.でやるような「ピッタリの数」だけじゃなくて、様々な数を合体したり分けっこしたりできるようにしたい。

7.くり上がり・くり下がりは両替


・「1借りてくる」って表現が私はあまり好きではない件……(余談w)

8.【私の生徒の例】小学4年生(小学校では小学3年生の2月)

・そもそも大人をみんな舐めていて(言い方よ)、……というのも、甘えたら何とかなっちゃって来たお子さんだから。家族構成的に(想像にお任せ)。
・掛け算でつまずいていると思っていたけど、くり上がり・くり下がりも怪しかった。
・とにかくめんどくさがりで、集中も持続しない
・親御さんの協力は期待できない
・塾に来るのは週に2回(急遽、予定が変更されることも頻繁)
・宿題をやる習慣がない(学校の宿題を塾にやりに来ていた)
・でも、中学受験する!目指すのは中堅校!(初見の問題を思考力を使って解く問題は少なめで、基本的には中学受験用の算数の応用までの問題が出題される。)
・何よりもとにかく計算を得意にすべき!

9.関わり方

①とにかく、まずは一人で考えてもらう
②脳内を言語化する、させる
③その先は一緒に考える

・脳内を言語化させるには、
「こういうときってどうなるんだっけ?」
「どうするんだっけ?」
・よくするミスを自覚させるためには、
「何に気を付けたらいいんだっけ?」
・計算する順序や小数・分数のテクニックについては、過程や概念を理解したうえで箇条書きのメモ(補助輪)をつくって、それをもとに練習、練習、練習……!

10.自信がついたら伸びるのは速い!

・できると信じて「できる!」って言い続けた。
・「わかったら面白いのに」「計算出来たら、面白い問題……謎解きみたいな問題に挑戦できるのに」って言い続けた。事実、数字を使った面白い問題は多い。
・夏休みを一緒に過ごす頃には、内容理解が必要な単元は相変わらずめんどくさそうだったけど、「計算は得意」って言ってくれるようになった。
・過剰な自信だったとしても、無いのとは雲泥の差。取り組むこと、数をこなすこと、経験を積むこと以上に力がつくことない。
・間違えたときに「あれ?なんで?満点のはずなのに」と言って、どこで間違えたのか探す意識を持てるようになった。
・「なんだ、ここかぁ」を見逃さない。逃がさないwwでも「え?前回もそれで間違えたよね!?」とか言っても凹まなくなった。もう大丈夫。
・間違えても、理解できなくても「自分は(今はできなくても、いつか)できるはず!」と思えるようにすることが、やっぱり何よりも大切なんだなぁと改めて思った。

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わたねこ|家庭学習アドバイザー
頂いたサポートは自己研鑽と子どもたちの未来のために使わせていただきます。ちなみに現在は、夏休みに向けて「家庭学習での子どもへの関わり方(パパママ対象)」「算数の面白さって?(親子で参加)」「作文の書き方(親子で参加)」などの講座・セミナーを準備中です……!