USCPAって何!?取ろうと思った理由と期間
どうも!
半年後にLAに行くCPAです。
この記事を読まれている時点で、皆さんはすでにUSCPAについて調べたり、または人によっては合格を目指して勉強されている方もいらっしゃるかと思います。
この記事では
・USCPAとは
・なぜ私がUSCPAを取得しようと思ったか
・CPAの取得にかかった期間
の3点について話せればいいなと思っています!
①USCPAとは!?
USCPAとは、U.S. Certified Public Accountantの略であり、米国各州が認定する公認会計士資格です。
日本の公認会計士のアメリカ版ということですね。この資格を取って出来るようになることは、ライセンスを取得した州において、監査調書にサインが出来るようになることです。
私は、グアム州で合格し、ワシントン州でライセンスを取得申請しているので、ワシントン州で監査調書にサインをすることが出来ます。
受験資格は、各州で異なったり、受験するまでの学歴審査が〜〜とかについては、TACさんやアビタス さんの記事を見れば分かると思うので、それを参考にして見て下さい。
②なぜ私がUSCPAを取得しようと思ったか
私がUSCPAを取得した理由はコスパの一言に尽きます。
コスパが良いと思う理由は下記点からです。
・実務経験がないのに会計×英語ができる(可能性のある)人材であると証明できる
・勉強時間が日本の公認会計士より圧倒的に短くて済む上、社会人からでも問題なく合格することが出来る
・実務経験がないのに会計×英語ができる(可能性のある)人材であると証明できる
→グローバルで活躍出来る人材になりたい!という人が多くいる中、英語の能力を測るものってTOEICしかないというのが今の日本の現状です。ですが、結局グローバルで働くには、英語を使って”何が”出来るのかというのが一番大切です。そのためには、基本、実務経験をもとに自分の可能性を提示して行く必要がありますが、CPAがあれば、実務経験がなくてもある程度の証明をすることが出来ます。(そこから実務経験を積みやすい環境に行ける。)
・勉強時間が日本の公認会計士より圧倒的に短くて済む上、社会人からでも問題なく合格することが出来る
→これが一番大きいと思いますが、日本の公認会計士(JCPA)ってめちゃくちゃハードル高くて難しいんです。
細かい数字は調べていただきたいと思いますが、勉強時間がJCPAが3000時間以上に対して、USCPAは1,200時間程度ですし、合格率もJCPAが10%前後に対して、USCPAは各科目約45%程度と、大きく差があります。
この比較時点でUSCPAの方が圧倒的にコスパが良いと思います。
USCPAでも監査法人に行けるという話は聞きますし、社会人になってからキャリアを積みたいという考えでいくと、金銭的な意味でもUSCPAの方がコスパは良いです。
(ただ、USCPAでも150万くらい最大で掛かりますし、監査法人に入ってからは、JCPAの方が学びが深い分、仕事も進めやすいかもしれません。あくまで、スタートラインのコスパの話になります。)
以上2つの理由によって、私はUSCPAを取得しようと決断しました。
勉強している中で、知識も付きましたし、2年掛かりましたが、取って良かった。と思っています。
③どれくらい大変か
最後に、どれくらい大変だったかについてです。
まず、前提条件として、私のスペックですが、
英語力:TOEIC900点代
会計に関する知識:簿記3級
であり、英語力には問題ないものの、会計に関する知識は、あまりないという状態でした。
勉強時間はざっくりですが、1400時間程度です。
USCPAのテストは4科目(FAR,BEC,AUD,REG)に別れており、各科目の勉強時間は
FAR:400時間
BEC:350時間
AUD:350時間
REG;300時間
くらいだったと思います。
各科目の難易度や勉強法などについてはまた追ってブログにしたいと思いますが、毎日2時間の勉強を2年間欠かさずにやりました。
ですが、飲み会や友人との遊びは普通に気にせずに行きましたし、死ぬほど詰め込んだとかもなかったので、時間をかければ誰でも確実に取れる資格だと言える資格だと思います。
実際、この資格を用いてアメリカにインターンに行くことも決定しました。今後の方向性などについてもまた記事に出来ればいいなと思っています。
以上、USCPAを取得しようと思った期間と取ろうと思った理由でした!参考になれば幸いです!