Watson - 脳内のたな卸し

J1ビザを使って、2022年7月にLAの会計事務所にきました。 今はEB3を申請しています。 思ったことをたまにnote に載せます。 アビタスの紹介コードほしい方やご質問ある方いただDMで連絡ください。

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マガジン

  • Tax Return Tips

    アメリカでタックスリターンをするときに助けになるような記事をこちらにまとめています。良かったら見ていってください。

最近の記事

自己紹介

こんにちは、Watsonです。Xで主にアメリカの税金に関する情報を発信しています。この記事を読んで下さりありがとうございます!! 改めて自己紹介を作成してみました。今後も皆さんからいろいろと教えてもらいながら情報発信していけたらうれしいです。 僕はこれまで、日系のJTCで4年間で2社働くという社会不適合ぶりを発揮をしていました。2社目の間にUSCPAを取得したのですが、「USCPAを取得したなら、アメリカで働いたらもっと面白いのでは?」という単純な理由で渡米しました。 今

    • #11【Tax Return】S corp設立による節税

      11月に入り、Tax Seasonも近づいてきました。 本日はS Corpについての説明を行います。特に、これまで個人事業主(Sole Proprietor)としてビジネスを運営し、最近利益が増えてきた方々に向けてお話しします。ビジネスの成長に伴い、事業形態の見直しは重要なステップとなります。適切な事業形態を選ぶことで、税金の節約や法的な保護を得ることができます。 今日は、**Sコーポレーション(S Corp)**への移行や、LLC(有限責任会社)がS Corp課税を選択す

      • #10【Tax Return】ドナーアドバイスドファンド(DAF)の活用方法:寄付を最大限に活かすために

        **ドナーアドバイスドファンド(DAF)**は、慈善寄付を効率的かつ戦略的に行いたい人々にとって、非常に有用なツールです。この記事では、DAFの仕組み、具体的な活用例、メリット・デメリット、そしてどのような人に適しているのかを詳しく解説します。 ドナーアドバイスドファンド(DAF)とは?DAFは、公益財団や金融機関が提供する寄付専用の口座です。寄付者は一度に大きな金額をこの口座に拠出し、その後、自分の希望に応じて複数の慈善団体に分配することができます。 一括寄付:大きな金

        • 人と違うことの心地よさ

          「なぜ自分はみんなと同じようにできないのだろう?」 私は長らく、この悩みを抱えていました。 新卒で銀行に入社した私は、同期たちと同じ研修を受け、同じキャリアパスを歩むはずでした。しかし、周囲が期待する「平均的な成果」を出すことがどうしてもできなかったのです。同じルートを進んでいるのに、なぜ自分だけが取り残されてしまうのか。成績は常に下位で、自分の無力さを痛感する日々でした。 毎日仕事に行くのが鬱で、自分には価値がないと本気で思っていました。 海外に行きたいという夢があり

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        • Tax Return Tips
          12本

        記事

          #9【Tax Return】HSAを最大限に活用する方法:税制上のメリットと基本要件

          **健康貯蓄口座(HSA)**は、医療費のために資金を貯蓄しながら、税制上の大きなメリットを享受できる素晴らしい手段です。この記事では、HSAの基本要件、具体例、そしてそのメリットについて詳しく解説します。 HSAとは?HSAは、医療費のために貯蓄する専用の口座で、以下のような税制上の特典があります。 税控除の対象:HSAへの拠出金は所得税の控除対象となります。 非課税の成長:口座内の資金は非課税で増加します。 非課税の引き出し:医療費に使用する場合、資金を非課税で引

          #9【Tax Return】HSAを最大限に活用する方法:税制上のメリットと基本要件

          #8【Tax Return】収入がない年や外国所得控除を活用したロスコンバージョンのメリットと具体例

          はじめに 11月に入り、税金申告の時期が近づいてきました。2024年の申告書の節税は2024年中に行うことが大切です。2025年に入ってしまうとできることが限られるので、2024年中に対策を行いましょう。 収入がない年や収入が大幅に減少した年、またはForm 2555を利用して外国で得た所得を全額控除している場合、税金面で特別なチャンスが生まれます。その一つが「ロスコンバージョン(Roth Conversion)」の活用です。本記事では、ロスコンバージョンのメリットと、外

          #8【Tax Return】収入がない年や外国所得控除を活用したロスコンバージョンのメリットと具体例

          #7【Tax Return】タックスゲインハーベスティング(Tax Gain Harvesting)とは?所得が低い時期に資産売却で税負担を軽減する方法

          11月に入り、税金申告の時期が近づいてきました。2024年の申告書の節税は2024年中に行うことが大切です。 2025年に入ってしまうと出来ることが限られるので、2024年中に対策を行いましょう。 資産運用において、税金の最適化は重要な戦略の一つです。一般的に、タックスロスハーベスティング(Tax Loss Harvesting)が損失を活用して税負担を軽減する手法として知られていますが、逆にTax Gain Harvestingという手法も存在します。本記事では、Tax

          #7【Tax Return】タックスゲインハーベスティング(Tax Gain Harvesting)とは?所得が低い時期に資産売却で税負担を軽減する方法

          #6【Tax Return】(Tax Loss Harvesting)とは?具体例でわかる節税方法

          11月に入り、税金申告の時期が近づいてきました。2024年の申告書の節税は2024年中に行うことが大切です。 2025年に入ってしまうと出来ることが限られるので、2024年中に対策を行いましょう。 投資家にとって、税金の最適化は資産運用の重要な要素です。Tax Loss Harvestingは、損失を出した株式を売却し、他の利益と相殺することで税負担を軽減する効果的な節税手法です。本記事では、基本概念から具体的な活用方法まで、わかりやすく解説します。 Tax Loss H

          #6【Tax Return】(Tax Loss Harvesting)とは?具体例でわかる節税方法

          #5 【Tax Return】Qualified Charitable Distribution (QCD)とは?70歳半以上の方がIRAからの寄付で税負担を軽減する方法

          11月に入り、税金申告の時期が近づいてきました。2024年の申告書の節税は2024年中に行うことが大切です。 2025年に入ってしまうと出来ることが限られるので、2024年中に対策を行いましょう。 高齢者にとって、慈善寄付は社会貢献の手段であるだけでなく、税制上のメリットを享受できる重要な戦略でもあります。特に、70歳半以上の方々にとって有効な手段の一つが**Qualified Charitable Distribution (QCD)**です。本記事では、QCDの概要、利

          #5 【Tax Return】Qualified Charitable Distribution (QCD)とは?70歳半以上の方がIRAからの寄付で税負担を軽減する方法

          #4【Tax Return】Donationの最適化:株式寄付で税負担を軽減し、寄付効果を最大化する方法

          11月に入り、税金申告の時期が近づいてきました。2024年の申告書の節税は2024年中に行うことが大切です。 2025年に入ってしまうと出来ることが限られるので、2024年中に対策を行いましょう。 Donationは、社会貢献だけでなく、税制上のメリットも享受できる重要な手段です。特に、現金ではなく評価益のある株式を直接寄付する方法は、税金の最適化において非常に効果的です。本記事では、具体的な例を交えながら、株式寄付による税負担の軽減と寄付効果の最大化について詳しく解説しま

          #4【Tax Return】Donationの最適化:株式寄付で税負担を軽減し、寄付効果を最大化する方法

          #3 【Tax Return】高所得者向け!2024年版Backdoor Roth戦略と具体例

          11月に入り、税金申告の時期が近づいてきました。2024年の申告書の節税は2024年中に行うことが大切です。 2025年に入ってしまうと出来ることが限られるので、2024年中に対策を行いましょう。 はじめに高所得者にとって、将来の税負担を最小限に抑えながらリタイアメント資金を増やすことは重要な課題です。しかし、所得が一定以上になると、Roth IRAへの直接的な拠出が制限されます。そこで登場するのが「Backdoor Roth」戦略です。本記事では、2024年の最新の拠出限

          #3 【Tax Return】高所得者向け!2024年版Backdoor Roth戦略と具体例

          イーロン・マスクがスイングステートで1,700万ドルを配布した背景と税務的な視点

          最近、イーロン・マスクが設立したスーパーPAC「アメリカPAC」を通じて、スイングステート(激戦州)で総額1,700万ドルを配布するキャンペーンが行われ、法的・政治的な議論が巻き起こっています。このキャンペーンについて、背景や税務的な視点から解説します。 キャンペーンの概要 イーロン・マスクのスーパーPAC「アメリカPAC」は、アリゾナ、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ウィスコンシンなどのスイングステートで、特定の請願書に署名した登録有権者

          イーロン・マスクがスイングステートで1,700万ドルを配布した背景と税務的な視点

          #2【Tax Return】高所得者必見!2024年版Mega Backdoor Roth戦略と具体例

          11月に入り、税金申告の時期が近づいてきました。2024年の申告書の節税は2024年中に行うことが大切です。 2025年に入ってしまうと出来ることが限られるので、2024年中に対策を行いましょう。 今日から、数週間にかけて節税方法を一つずつ紹介していきます! はじめに高所得者にとって、将来の税負担を抑えながらリタイアメント資金を増やすことは重要な課題です。通常の401(k)やIRAの拠出限度額を超えて貯蓄したいと考える方も多いでしょう。そこで注目されるのが「Mega Bac

          #2【Tax Return】高所得者必見!2024年版Mega Backdoor Roth戦略と具体例

          番外編【Tax Return】J1ビザ保持者向け確定申告ガイド

          ご購入ありがとうございます! アメリカにJ1ビザでお越しの皆様向けに、確定申告をスムーズに行うための詳細なガイドを作成しました。ご自身で申告書を作成する際の不安を少しでも軽減できれば幸いです。ただし、本ガイドは基本的な情報を提供するものであり、申告書の正確性を保証するものではありません。複雑なケースや不明点がある場合は、必ず専門の会計事務所や税理士に相談してください。費用がかかることもありますが、正確な申告のためには必要な投資です。 目次この記事の対象者 J1ビザ保持者の

          ¥2,500

          番外編【Tax Return】J1ビザ保持者向け確定申告ガイド

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          #1【Tax Return】節税の基礎!Retirement Accountを見直そう

          こんにちは! Watsonです。 11月に入り、税金申告の時期が近づいてきました。2024年の申告書の節税は2024年中に行うことが大切です。 2025年に入ってしまうと出来ることが限られるので、2024年中に対策を行いましょう。 今日から、数週間にかけて節税方法を一つずつ紹介していきます! 今日は、支払税金を抑える王道の退職金制度、401(k)、Roth 401(k)、IRA、そしてRoth IRAへの拠出を最大限に活用し、節税効果を高める方法についてお話ししたいと思い

          #1【Tax Return】節税の基礎!Retirement Accountを見直そう

          気づけばアメリカに来て2年/USCPAを持って3年経ちそうです

          アメリカに来てからもう2年が経ちました。 また、ちょうど3年ほど前に取得したUSCPAの資格が、アメリカでの生活やキャリアにとって大きな支えになっていると実感しています。今だから言えますが、USCPAを取って、思い切ってアメリカに来たことは本当に良かったと思います。 当時は、キャリアに対する明確な目標がなかった自分が、アメリカという新たな地で新たなチャレンジをできる場を得られたことが、何よりの収穫でした。USCPAを取得していたおかげで、英語という言葉の壁があっても会計の専

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