化粧品メーカー各社 ディズニー100コラボパッケージまとめ&考察
1. ディズニー100とは
ウォルト・ディズニー・カンパニーは2023年10月16日に創立100周年を迎えました。これを記念して、「ディズニー100」セレブレーションが実施され、ファッションブランドからインテリア雑貨、航空会社、クレジットカード会社まで様々な業界でディズニー100周年を記念したコラボレーションが行われています。
2. 他社IPを利用するメリット・デメリット
そもそも、化粧品会社が製品パッケージに他社IPを利用するのは何故なのでしょうか。製品パッケージに他社IPを利用するメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
他社商品との差別化
コモディティ化(市場参入時に高付加価値を持っていた商品の市場価値が低下し、一般的な商品になること)が進み、商品自体の品質・効果に差がなくなってきた現代において、知っているキャラクターがデザインされているという「認知度」の差はマーケティングにおいて大きな武器となります。
商品自体に親しみやすさや癒しといった価値を付加できる
キャラクターの持つイメージが企業や商品のイメージアップに繋がります。知らない商品・ブランドであったとしても、自分の知っているキャラクターとコラボしていることで親近感や信頼を抱くという人も多いはず。
新たな顧客層にアプローチできる
そのキャラクターのファン層にアプローチすることができます。また、同じ商品・シリーズで複数のデザインを用意することでファンの収集欲を刺激できる可能性もあります。
定番商品のアクセントとなる
既に商品をリピート購入してくれている既存顧客に対しても、パッケージを工夫することで飽きさせないようにする効果が見込めます。
製品パッケージに他社IPを利用するデメリットについても紹介します。
雰囲気やイメージに合うキャラクターを起用する必要がある
自社の商品イメージに合わないキャラクターを起用した場合、ブランドイメージや世界観を損なう可能性があります。逆に、キャラクターのファンから、「イメージを壊した」との批判を受ける可能性もあるため、キャラクターの選定には注意が必要です。
調整に手間と時間がかかる
相手方との打ち合わせを重ねる必要があるため、企画から商品の発売までに手間と時間がかかることもデメリットの一つです。
使用権料の発生
他社IPの使用には当然使用料が発生し、その金額は有名キャラクターほど高額になります。
他社IPの利用には、メリット・デメリットの両方があることを理解した上で、効果的にキャラクターとのコラボを行うことが必要です。
3. コラボ商品紹介
今回ご紹介するのは以下8ブランドのコラボ商品です。
プリマヴィスタ / 雪肌精 / DUO(デュオ)/ サンカット / コエンリッチ / MACCHIA LABEL(マキアレイベル)/ 大島椿 / CNP Laboratory(シーエヌピーラボラトリー)
プリマヴィスタ
超オイリー肌用シリーズ ミッキーマウス・ミニーマウスの限定デザイン
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