#144 impossibleではなく、支えになるもの【ミッション】
◾️はじめに
今月は企業・経営の本です。
最終週の今週はこちら。
◾️要約
・ミッションとは?
崇高なもの。価値観が違う仲間を同じ方向に向かせるためのもの。設定することで縛るのではなく自律的に行動できるもの
・なんで大切
組織にとっての指針であり、自分にとっての柱になるから。
・設定するとどうなる?
組織であればミッションが人を惹きつけ、それに従い動くことが浸透し、ブランドとなる。
◾️感想
ミッション、ビジョン、バリュー、そしてパーパス。
日本語ではやりがい、生きがい、意味、そういったもの。
こういうものがある、というのが一つ大きなことなのだろう。
心の中にそれがある、それを意識する、ことで、軸ができる。
◾️要約(詳細)
第1章 どうすれば人を魅了できるのか
株主価値最大化だけでない価値
世の中を良くするためにある企業でミッションを大切にすること
マニュアルに書いてなくとも社員が自発的に正しいと思った行為を取れるようにすること
交通事故が店の前で起きた時や困っているお客に対応することなど
ミッションを重要視することでそれは実現される
そうすることでブランドが他の追随を許さないレベルになっていく
第2章 ザ・ボディショップとアニータロディック
激情家と言われてたりもするが気のつくチャーミングな創業者、アニータ。
彼女は情熱を持ってビジネスを進めていた。
彼女の情熱、ミッションに立ちかえることを社長として実行。
ミッションに共鳴して新卒もいい人材がきた。
ミッションで組織を成長させることができると実感した。
第3章 スターバックスはコーヒーを売っているのではない
スターバックスのミッションに共感し、ジャパンCEOの面接に合格。
やるべきことはスターバックスとしてのミッションの再認識と原点に立ち戻ることだった。
ここでは人々の心を豊かで活力のあるものにするためにコーヒーを売っている。
コーヒーが手段であり人々の心の豊かさ、活力が目的である。
素晴らしいミッションが存在し、一人一人がそれを理解して自分で考え行動できる。
ミッションこそがブランドを形作るのだと知る。
第4章 僕たちは何のために働くのか
1.社会は常に変化しており、全てのケースを想定してマニュアル化はできない。原理原則こそ想定外の際に重要
2.同じ企業でも価値観はバラバラ みんなを同じ方向に向かわせるために目的となる明確なゴールが必要
3.ミッションを掲げることで共鳴する人目指す方向が同じ人が入社してくる
4.崇高なものでそれを目指すことで離職率が減る
第5章 自分のミッションを作る7つのヒント
ミッションは自分で決めるもの。
私をなくし、世のために何ができるか、考え続ける。
自分を肯定し、信じた道を進もう。
第6章 火花散らすリーダーの8つの習慣
・リーダーは御用聞きと心得る
・背景と意義を必ず説明する
・褒めるときはみんなの前で、注意するときは個別に
・会議や朝礼ではいい話から入る
・結果ではなく過程を褒める
・補欠の気持ちを理解する
(あれ?メモには6つしかない。。。)
第7章 ミッションを育てる時間術、勉強法、読書術
まとまった時間をとり集中して考えごとをしよう。生活のリズムをつくろう。
アウトプットすることで自分にプレッシャーを与えよう。
疲れたら無理せず休もう
◾️アクション
自分のミッションを考える