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表現モラルの在り方

みなさま、おはようございます。また新しい週になりました。

週末久しぶりに友人に会いに出かけたのですが、偶には世の中に出るのがいいですね。久しぶりに、家の近所じゃないところでaruku&を起動しました。(笑

さて、今週は、先週の水曜日にGOが主催する、「THE CREATIVE ACADEMY 2021|緊急特別講義」がオンラインでありまして、

その内容が先日部内で行った、アンコンシャスバイアスワークショップにも通ずるものがありましたので、今週はそれを共有していきたいと思います。

無知・不勉強そして、想像力の不足

まず、講義の冒頭で、三浦さんより以下のスライドが共有されました。

”メディアでの批判・SNSでの炎上・・・
いずれも人権意識・社会課題に関する無知・不勉強
そして、想像力の不足が要因。
今一度、表現やコンテンツに関わる人間としての
モラルを改めて意識していく必要がある。
(過去の過ちへの反省も込めて)”

アンコンシャスバイアスWSの際にも触れましたが、「そんなつもりじゃなかった」「意図した内容と違う形でとられてしまった」ということは、往々にして可能性はあるかと思います。知らず知らずの内に、人を傷つけてしまったり、嫌な思いをしてしまう事も。

そういったことを、回避するためにも、改めて、世の中で起きている人権問題や社会課題について意識することが大切になります。

という訳で、今日は何となく、耳にしたことはあったけど、実はよく理解していなかった人権問題や社会課題について、調べてみるようにしましょう!
それでは、今週もよろしくお願いいたします!

考える枠組み

みなさま、おはようございます。東京都ウエストサイドは天気が悪く、少し肌寒い感じです。急に涼しい感じなので、皆さまもお気を付けください。
今週は、「THE CREATIVE ACADEMY 2021|緊急特別講義」の内容を共有させて頂いていますが、本日は、事例を考える時の枠組みについて触れていこうと思います。

”事例を考える時の枠組み(治部の場合)
1.表現物を作ること、感想を述べることは、個人の自由
 a) 自分は「好きでない」表現物を他人が作る自由
 b) 上記について、「好きだ」という自由
 c) 自分が「好きだ」と思うものを他人が「嫌いだ」と述べる自由
*言論の自由(日本国憲法21条)
*SNSで争いが絶えないのはこの部分
2.組織が広報・マーケティング目的にあっているか
*1.の基準でOKでも、2.の基準ではよくないことはたくさんある”

基本的には、何かを作ったり、感想を言ったりすることは自由ではあるのですが、個人としての発信と組織としての発信は区別した方がよいという事です。さらに言うと、組織内においても役職があがるほど、組織としての発言に近づいていくと考えています。

三浦さんは、講義の中でもスパイダーマンのセリフを引用し、

”大いなる力は大いなる責任が伴う”

と言っていました。なので、僕自身としても先日入社したばかりの新入社員と同じ気持ちで気軽に発信してしまうのはあまりよくないですね。

という訳で、今日は最近話題になった、このような問題について何がいけなかったのかについて考えてみてください!

それでは、本日もよろしくお願いいたします!

発信主体による評価基準の違い

おはようございます。本日も引き続き、少し肌寒い感じです。花冷えの季節、どうか体調をくずされませんように。

引き続き、「THE CREATIVE ACADEMY 2021|緊急特別講義」の内容を共有させて頂きます。
昨日、三浦さんのスパイダーマンの例を引用しましたが、なぜ組織としての発信はより厳しくみられるのかという事も挙げられています。

発信主体により、評価基準は違う
 a) 個人 → 基本は自由
 b) 企業 → 自由な部分は多いが
        ステイクホルダーが広がり批判受けやすい環境
 c) 公益企業→規制等、優遇措置を受けている場合、
        一般企業より厳しくみられる
 d) 政府機関→a-cより厳しい規準。
        徴税権を持ち、納税者のお金を使うから

更には、TVCMが厳しくみられる理由としては、より多くの人に届ける事が出来るということで、強い力を持っているということで、チラシやインターネットバナー広告よりも倫理観を持った発信が必要であると語られています。

同様の事を組織内で考えると、役職が上がるほど評価基準が異なる理由として、より多くの人に声を届けることが出来るという事、それによる影響が大きいという事になります。

また発信する場所としても、お互いをある程度良く知っているチーム内での雑談と全体会議での発表では、発する内容に注意を払う度合いも異なって来ますね。

本日の内容は、どちらかというと僕自身が改めて振り返るべき内容だとは思いますが、どうして、こういうことを考えることが必要なのかということを認識して頂ければと思います。

それでは、本日もよろしくお願いいたします!

抑えておくべき言葉

おはようございます。今日は朝から天気がいいですね。やっぱり天気がいいと気持ちがよいですね。

今週は「THE CREATIVE ACADEMY 2021|緊急特別講義」の内容を共有させて頂いていますが、4日目の今日は、いくつか抑えておくべき言葉を共有します。

セクシズム:「性別」に基づく不平等や差別
ルッキズム:「容姿」に基づく不平等や差別
エイジズム:「年齢」に基づく不平等や差別
レイシズム:「人種」に基づく不平等や差別

以前のアンコンシャスバイアスWSをやったときにも触れましたが、誰もこれに賛成していたり、敢えて嫌な気分にさせてやろうと思う人はいないと思うのですが、固定観念によって作られた「~らしさ」みたいなもので、ある人の行動や可能性を制限するようなことはあってはよくないですね。

アンコンシャスバイアス
自分自身は気づいていない「ものの見方やとらえ方の歪みや偏り」

改めてですが、無意識のうちに自分の中で思い込んでしまう事で、「人の可能性を過小評価させる」ことが問題となりますね。WSの中でもありましたが、自分から決めつけるのでなく、相手を決めつけをせず、広くオプションを提示するということが大切となります。

という訳で、今日の内容は先日のアンコンシャスバイアスWSの振り返りのような内容になりました。良かったスライドを見直してみてください!

それでは、本日もよろしくお願いいたします!

まとめ

おはようございます。昨日は夕方急に大雨が降ってきてびっくりしましたが、今日も朝から天気がいいですね。

今週は「THE CREATIVE ACADEMY 2021|緊急特別講義」の内容を共有させて頂いていますが、最終日の今日は、まとめ部分を共有します。

個人:
・自分に無自覚なバイアスがあるということを意識
(自分は差別なんてしないという思い込みが一番危険)
・事例について学び続ける
・組織と個人を同一にみない、発言する立場を意識する

企業:
・専門家によるチェック体制の構築
・ターゲット顧客以外の生活者に対する配慮
・意思決定までのプロセスの透明化

三浦さんも仰っていましたが、奇しくもコロナウイルスと同じような対応、「自分も感染してしまっているかも?」のように考える事が必要だと考えています。

なので、僕自身このような発信をしているし、「常に意識しているから、差別なんてしない!」という訳ではなく、もしかしたら、いつしてしまうかもしれない。既にしているかもしれない。そして、もし間違えた発言をしてしまった場合でも裸の王様にならずに、「今の発言はマズいっすよ」と言い合えるような環境を作っていきたいと思います。

という訳で、今週は、「表現モラルの在り方」について考えて来ました。これからも、世の中の事例を元に考え続けていきたいと思います。

それでは、あと1日。本日もよろしくお願いいたします!
(2021.04.05-04.09)

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