【幸せの種2】お金は"人"に使うと幸せが増す
今日、ファーマーズマーケットに行ってきた。
たくさんの目新しい食材を見たり、試食させて頂いたりするのが好き。
地方からの出店者さんも多く、育った環境それぞれの、人柄がたくさん集まったところも好き。
今日は野菜をたくさん売っているお店で足をとめた。そしたらお兄さんが隣にきて、いろいろ野菜を説明してくれる。
「この3色キャロットは歯ごたえしっかりしてて美味しいですよ!3本入ってこの値段はかなり安いですよ!」
「この農家さんのお野菜はほんとにどれも噛み応えがあっておすすめです。生でも浅漬けでも!」
「この蓮根は漂白剤も何もつかっていないのでそのまましっかり洗って皮ごと切って使えます!」
・・・
合計10品ぐらいのお野菜の説明をして頂き、そのうち5品のお野菜を買った。
「僕が説明した通りに買って頂いてありがとうございます!」って。
お支払いしている間も、購入した野菜のおすすめの食べ方を教えてくれる。
あぁ、このお兄さん、好きだなぁ。
また来週もこのお兄さんから、お野菜たくさん買いたいなぁ。
・・・
「お金は人に使え」
とは、よく言われる。
昔は、お金を人に使うって、ご飯をごちそうしたり、プレゼントしたり、誰かと時間を共有するために使ったり、そういうことだと思ってた。
でも最近、それだけじゃないとわかった。
化粧品売り場で好きなビューティーアドバイザーさんが出来てからは、その方がいる時に、化粧品を買うようになった。その方は押し売りしないし、私に似合うメイクをたくさん提案してくれるし、メイクのコツなんかも教えてくれて、何より気が合って話しているだけでも楽しい。
その方がお休みだった日は、買わない。
メイク用品1つをただ買うよりも、好きな人から買う方が幸せ。
好きな美容師さんもできた。
適当にクーポン持っていったお店で切ってもらうより、好きな人に切ってもらうほうが幸せ。
好きな、洋服のショップ店員さんもできた。
好きな店員さんとおしゃべりしながら、服を一緒に選んでもらう幸せ。
パーソナルトレーニングのトレーナーさんを好きになれば、ジムで1人では頑張れない体作りも、俄然やる気が出るし、その人が応援してくれるから、と思って頑張れる。
レストランなどでも、シェフの方には積極的に話しかける。
シェフの方を好きになれば、お料理以上に、その店に行く幸せが得られる。
そして今日は、この人からお野菜を買いたいと思えるお兄さんを見つけた。
・・・
「人にお金を使う」とは「好きな人から物を買う、サービスを受ける」という意味でもあるんだなと、好きな人が増えて、気づいた。
同じ金額でも、好きな人から買うというだけで付加価値が何倍にも膨れ上がる。お得情報を得られたり、純粋に会話を楽しめたりして、幸せな時間も一緒に購入させてもらえる。
だから今私は、好きな人をあちこちで作るようにしている。
カフェの店員さん、ショップ店員さん、ジムの係りの人、レストランの店員さん・・・なるべく話しかけるようにして、好きになる糸口を作る。
好きな人が増えれば、好きな場所が増える。
好きな人、好きな場所が増えたこの地球は、私にとって最高の楽園じゃない?
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?