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何かを描く人 Chapter 1 (880字ほど)

最近、文章を書いていない。こんなはずじゃなかった。何かを書く人なのに、何も書けないでいる。だけど、何かを描く人として、何かを描きはじめた。何を描くのか。何かを描くのか。よくわからないでいるけど、ひとまずnoteに記しておく。

10月23日
友だちの話を聴いて、放たれることばから、雰囲気から、伝わってくるエネルギーを体感として受けとって、色にして、線にして、描いてみる。
出来上がって「こんな感じだよ」と絵を見せると「あぁ、いいね、今のオレそんな感じだわ」とのこと。いろいろ体験。そして実験。試してみること、おもしろい。

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友人Dの今:色鉛筆


10月25日
今の自分の感じ。感覚としてはもっとグレーがかっていたけど、色づけしてみると、意外と鮮やかで。左から右に向かって、色合いが多様になり、分かれていくけど、どっちでもいいという感じか。もっとポップになるかと思ったけど、しっとり落ち着いていて、しなやか。あることがあるのだとしたら。

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ぼくの今:色鉛筆


10月28日
午前中はNVC中級講座の最終回だった。職場近くの個人ブースを借りてzoomで受講した。講座前に、友だちと待ち合わせをして、カフェで朝ごはんを食べた。お互い仕事の話をいろいろと。痛い事案を面白おかしく話して、わちゃわちゃと聴き合った。

時間が経ってから感じてみると、そこには痛みがあった。冷静に受けとるとしんどい感じがあった。だけど笑い合っていた。発散しようとして消えなくて、一瞬忘れるくらいの効果だった。諦めようとする感じと、諦められない感じ。その奥には、何かを創り出したい感じがあった。

何日か前に、ある友人を思い出しながら描いた絵。思い出して描くのと、ライブで話を聴きながら描くのでは、エネルギー感が違う。当たり前と言えば当たり前か。

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友人Cの今:色鉛筆

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ヘッダーの写真は、墓参りの帰りに、ふらっと寄った雑貨屋で買ったヒスイ。石も出会いだと思う。白と暗色の混じり具合が、今のぼくみたいだと思った。ポケットに入れて、旅に出ようと思う。

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