伝えるのに効果的な3つの文章の型。その3 「因果」
こんにちは、にょびたです。
この記事は、「伝えるのに効果的な3つの文章の型」の「その3」になります。
「なんじゃそりゃ??」という方のために、簡単に今までの事をおさらいしましょう。
まず、文章の型には、
・対比
・同格
・因果
の3つがあり、その1では「対比」を、その2では「同格」を紹介しました。詳しくは下記リンクからお読みください。
そして今回は、その3「因果」という文章の型について解説していきます。
「文章の型って何?」という、あなたは、その1の「対比」の無料部分をお読みいただければと思います。
それでは早速、「因果」について見ていくことにしましょう。
この記事を読めば、あなたは「因果」について理解が深まるだけでなく、「読者にどのような効果があるのか?」や「どのような読者に対して使うべきなのか?」がわかり、新たな視点を知ることができることでしょう。
「因果」とは?
ご存知の通り、「因果」とは「原因」と「結果」という意味です。
人は何かしらの出来事が起きると、その出来事が起きた「原因」を知りたくなります。なぜなら、人間は経験したり、知り得た出来事を「物語の形式」で理解し、記憶するからです。
「物語の形式」とは、言い換えれば、「話の流れ」があるということです。
例えば、
「7395619732514056」のような、何の脈絡のないランダムな数字をただ暗記することは、人間はとても苦手です。
しかし、そのような暗記しにくい数字の羅列を暗記する為のテクニックに、最初の数字から順番に架空の物語を作って覚えるという「ストーリー法」というものがあるくらい、「物語の形式」にして「話の流れ」を作ると、記憶しやすくなるのです。
その為、他人に自分の話を理解してもらうためには「物語の形式」で話たり、書いたりすることが必要であり、その中で「原因」と「結果」という出来事の繋がりを表現するのが「因果」という型になります。
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