コピーライティング力を効果的にアップさせる方法
こんにちは、にょびたです。
最近、反町隆史さん主演のドラマ「GTO」がリバイバルされるので、テレビでよく反町さんを見かけます。
「GTO」といえば、私は反町さんが歌う「POISON」という曲が印象的ですが、この「POISON」という曲には、「赤ちゃんが泣き止む効果がある」という記事を見ました。
「POISON」以外にも、赤ちゃんを泣き止ませるのに効果的な曲といえば「タケモトピアノ」のcmが代表的だと思います。
残念ながら、CMに出ておられる財津一郎さんがお亡くなりになってますし、契約も終了ということで、今では「タケモトピアノ」のテレビcmを放送していないそうですが。
確かに、音楽には様々な効果があります。私も、執筆活動に気乗りしない時などは、テンポの良い曲、例えば、EUROBEATやROCK、HEAVY METALなどの曲を聴きながら文章を書くこともあります。
テンポの良い曲を聴きながらだと、気持ちが高揚し、体が疲れているなど集中するのに邪魔なことが、あまり気にならなくなるので、カフェで、ひとりノリノリになって文章を書いてたりします。
ただ、あまり曲に集中しすぎると、文章が思いつかなくなるのでご用心(笑)
さて、
あなたは「写経」という、コピーライティング力をアップさせるのに非常に効果的な方法をご存知でしょうか?
「写経」といっても、般若心経などのお経を写す、文字通りの写経ではありません。
では何かというと、
上手なコピーライターが書いたランディングページ(LP)やセールスレターを手で一字一句、紙に書き写すことです。これをコピーライティングやセールスライティングの分野で「写経」と言われています。
このデジタル全盛の時代に、超アナログな紙とペンで手を使って書き写すので、非効率的だと思われるかも知れませんが、急がば回れという言葉もある通り、非効率的に見えるものが実は効率的だったりするのです。
多くの初心者の方々は、文章を書くためにコピーライティングを勉強したけれども、最初はどのように文章を書けば良いか?誰でも手探りだと思います。
そこで、上手なコピーライターの文章を、頭にインプットするために行うのが「写経」なのです。
私も、文章を書き始めた頃に、あるコピーライターの方が「写経をすれば上手になるよ!」と言っているのを聞いて、
「ほんまかいな??」
と思っていたのですが、
いざやってみると、納得する部分があったので、今回コピーライティングにおける「写経」について、ご紹介したいと思います。
この記事を読めば、写経のやり方を知るだけなく、写経をするのに適切な時期も知ることができるでしょう。
人間は脳にインプットした情報をアウトプットしている
人間というのは、基本的に人生の中で経験したり、見聞きした情報を脳内にインプットし、その情報を整理して組み合わせることで、自分の意見や新しいアイデアを生み出しています。
そのため、インプットされる情報の質が悪ければ、アウトプットの質も悪くなり、逆に、質の良い情報をインプットをすれば、必然的にアウトプットも良くなります。
LPやセールスレターやブログの記事などの文章を書こうとしている人の頭の中に、質の良い文章がインプットされていれば、思いつく文章も質の良い文章になりますし、上手な文章が数多くインプットされていれば、上手な文章がアウトプットできるというわけです。
一方、どれだけコピーライティングを勉強しても、インプットする文章の質が悪ければ、残念ながらいつまで経っても質の良い上手な文章を書けるようにはなりません。
例えば、
一昔前のインターネット上でよく見られたLPは、ただただ見込み客を煽るだけなLPや、詐欺広告と言われても仕方がないほど誇張したLPなど、質の悪いものが多かったので、これを写経してしまうとヘタクソなLPしか書けない人になってしまいます。
それは、先ほども言った通り、ヘタクソな文章を脳にデータとしてインプットしてしまっているので、そのデータから組み立てられる文章は必然的にヘタクソになるのです。
しかし、ここで問題が一つあります。
質の良い上手な文章をインプットすれば良いのはわかったけれども、勉強し始めたばかりで右も左もわからない人は、どうやって質の良い文章と質の悪い文章を見分ければ良いのでしょうか?
ということです。
このことは、私も昔は疑問に思った点です。
なので次は、「質の良い上手な文章の見つけ方」について述べていきたいと思います。
どの文章を写経すれば良いのか?
私も文章を書き始めた時点では、どの文章が良くて、どの文章が悪いかの基準が自分の中にない為、「写経」が良いと言われても、どのような文章を写すのが良いのか全くわかりませんでした。
そのため、ネット上の情報を調べていく中で、「世界で一番売れたセールスレター」というものを見つけたのです。
当時の私の場合は、商品やサービスを購入してもらう為にコピーライティングを学び、LPやセールスレターを書こうとしていたので、「商品やサービスが売れる文章」というのが良い文章という基準でした。
その基準から考えれば、「世界で一番売れたセールスレター」は、世界で一番良い文章ということになるわけです。
ではそのセールスレターは、何のセールスレターかというと、アメリカの新聞社のウォール・ストリート・ジャーナルのセールスレターで「2人の若者(原題:Two Yong Men)」というものです。
このセールスレターは、1974年から2003年もの長きにわたって、ほとんど改変されることなく使われ続け、1,000億円以上の売り上げを叩き出したセールスレターです。
私は今でも、コピーライティング力をアップさせるために写経するなら、実績あるセールスレターを写経するのが一番良いと思います。
なぜなら、文章の読みやすさや、内容のわかりやすさ、文章のリズムなど、現代のコピーライティングに必要なものが詰まっているからです。
そのような、セールスレターはインターネット上に日本語訳がアップされていたりするので、その他にもコピーライティング業界で売れたセールスレターを探してみてください。
ウォール・ストリート・ジャーナルの「2人の若者」は2021年12月19日付けのDIAMOND onlineで掲載されているので、下記のリンクから見に行ってみてください。
写経をするタイミング
では次に、全くコピーライティングを勉強していない知識が全くのゼロの人が、いきなり写経しても効果があるのでしょうか?
私は全く無駄だとは思いませんが、写経をするのに、もっと良いタイミングがあると思っています。
そのタイミングとは、ある程度コピーライティングを勉強した後です。
なぜなら、コピーライティングのテクニックを学ぶ前では、文章で使われているコピーライティングのテクニックに気が付かないからです。
コピーライティングをある程度学ぶと、次は、どのようにそのテクニックを実際の文章中で使えば良いのか?という壁に当たります。そのような時に、良いセールスレターを写経すれば、色々と「気づき」が得られるのです。
私もコピーライティングを一通り学んだ後、実際に文章を書く段階で、学んだテクニックをどのような形で使ったり、応用すれば良いのか?と疑問に思ったことがあります。
そして、そのような時に「写経」を知ったので、写経している間、とても楽しかったのと同時に、様々な気づきを得ました。
このインプットと写経を組み合わせて行うことで、効果的なコピーライティングの勉強ができるのです。
ただし、写経が合う人と合わない人がいるようなので、一度実際に写経してみて楽しく感じたり、学習効果が感じられる人は続ければ良いと思いますが、自分には合わないと感じた人は無理やりする必要はないと思います。
そのため、あなたの感覚でやるやらないの判断をしてくださいね。
コピーライティングのテクニックを自家薬籠中の物とする
これまで「写経」についてご紹介してきましたが、コピーライティングを学ぶ上で一番大切だと私が考えている事は、コピーライティングのテクニックを「自家薬籠中の物とする」ことです。
「自家薬籠中の物とする」という言葉は、コトバンクによれば、
という意味になります。
つまり、コピーライティングのテクニックはいくら知っていても、自分で文章を書く時に適切に使いこなすことができなければ、豚に真珠、猫に小判なので、そのテクニックを自由自在に使いこなし、自家薬籠中の物としなければいけないのです。
そのためには、ひたすら文章を書きアウトプットするべきだと思います。
ただ、何も考えずガムシャラにアウトプットしていても時間の無駄ですが、しっかりと推敲をしながら文章を書くことで、コピーライティングのテクニックを意識的に適切に使えているか確認しながらであれば、コピーライティング力は自ずとアップしていくと思います。
そのため、noteやブログなど、文章を書く機会をいかに作るのか?も大切になってきますね。
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