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ゴロフキンvs村田。名勝負に煽りはいらない。

こんにちは、かくぼーずです。

今日は先日行われたボクシング、ゴロフキンvs村田の一戦について30分1本勝負!

名勝負でしたね。序盤は「え?村田勝つ?」と、にわかファンばりばりでテンション上がりました。中盤以降のゴロフキンは本当に強かった。まさにレジェンドでした。

ボクシングも格闘技も大きなイベントだけ見る程度の私。ですが、今回の対戦はとても感慨深いものでした。「スポーツとしての格闘技」とは何なんだろうか。

一世を風靡した「PRIDE」以降、格闘技に煽りは付き物になりました。対戦前にお互いを挑発する選手たち、ギラギラしたPVと音楽、それだけでショーのような入場シーン。プロレス以外で格闘技をエンタメ化する方法として成功したように思います。

がしかし、副作用的に「強さ」の価値まで陳腐化した気もします。大したことない選手の「俺、最強」「俺に勝てるやついないっしょ」的な煽り発言ほど冷めてしまう言動はありません。それこそプロレスに見えてしまう。

本当に格闘技が好きな人はおそらくギミックでなくガチンコだから好きなんだと思います。リングの上で全力を出し合う選手たちを見て感動する。必死に戦う選手たちに心が動くんだと思います。私もそこが好きだったりします。

ただし私の中で格闘技もボクシングもやはり暴力です。とても原始的なスポーツだと思っています。いつか危険だという声が高まり衰退する未来が来るかもしれません。

そんな考えの私がゴロフキンvs村田戦で感じたのは「スポーツとしての格闘技」のあるべき形です。両選手の互いをリスペクトする発言はプロフェッショナルであることを証明していました。セコンドのタオル投入とその後の村田選手の発言などを含め「無事にリングを降りること」が大事だというメッセージも素晴らしかったと思います。

技術と限度を知ったスポーツとしての格闘技。煽りがなくてもみんな感動することは今回の一戦で証明されたと思います。

収益の問題などもあるんだと思いますが、エンタメ化しすぎて暴力的になり過ぎた格闘技界に、誠実なプロフェッショナルとしての技術を訴求するような動きがもっとあってもいいのではないかと思う今日この頃でした。

タイムスタンプ:2022/04/11 22:15〜22:45(30分)

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<30分1本勝負とは>
「書くことを習慣に」を目標に、毎日30分で1投稿する志高い系企画です。
〜ルール〜

・題材は、基本noteハッシュタグから。
・骨子、構成を考える時間は含めない。あくまで書く時間が30分。
・時間厳守。時間内に書けたところまででまとめ投稿します。
毎日=ほぼ日(笑)。目標毎日、できなくても知らん顔して続けます。
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