人生後半が面白くなる「九刀流」入門!
衝撃である。
三刀流でも無理があるのに……
なんと、九刀流とのこと。
どうやらゾロは数々の修羅場を潜り抜け、とうとう腕が6本に、顔が3つになったようだ。
1本の刀を操るだけでも難しいのに、9本とは……。
刀が9本に増えるだけだと言っても、難しさは単純に9倍というわけではない。修羅にしか成し遂げられない技だろう。
おれはひとりの修羅なのだ
宮沢賢治も認めているに違いない。ゾロはおそらく「唾し はぎしりゆきき」しているのだ。
賢治の言葉遣いは難しくて理解できないが、ゾロは言葉をも超越し修羅の領域に達した言えよう。
私はまだまだ修羅には程遠い。九刀流どころか、二刀流もままならない状況だ。全然うまくいかなくて、毎日よだれを垂れ流し歯ぎしりして寝ている。
二刀流が簡単ではないことは、大谷さんを見ていればよくわかる。
「やっぱり、ずっと二刀流で結果を出すのは難しいのか」
と、あなたも考えているのではないだろうか。
私のレベルで、二刀流に挑戦するなどおこがましいのだ。
#なんのはなしですか ❓❔❓
本当に二刀流ですが、なにか?
二刀流なんてありなの?
ズルくないの?
よく驚かれる。どちらかと言えば、驚かせたいのだが、九刀流と比べたら、二刀流など地方新聞どころか学級新聞にすら取り扱ってもらえないような些細な出来事だ。
ただし、ゾロの九刀流と剣道の二刀流を一緒にされては困る。ゾロは自由気ままな九刀流だが、剣道における二刀流には明確な規定があり、片方に小刀を、もう片方に大刀を持たなければならない。
がんじがらめの二刀流なのだ。
しかも……
小刀なんて、ちっとも役に立たない!!
そんな風に考えてしまう私には、二刀流を使いこなせなる日は永遠にやってこないだろう。おそらく、一生無理だ。
小刀なんて邪魔なだけだ。しかも、小刀を持つことで、大刀も片手で振らなければならない。これは一体、何の罰ゲームなのだ?
率先して罰ゲームを楽しんでいる、生粋のどえむなのかもしれない。
私もまた、ひとりの修羅なのだ。
つまり……
ズルいというより、私の二刀はハンディキャップにほかならない。竹刀を振り回しているだけなのだ。
よい子のみんなは、絶対に真似しちゃダメだぞ!!
やはり、一刀を極めてから二刀、三刀、、、九刀とコマを進めていくべきだったか。反省しきりだ。
じつは既に三刀流
仕事に関しては現在、基本的に三刀流で取り組んでいる。九刀流にはほど遠いが、少しずつ近づいているようでワクワクが止まらない。
私の三刀流は会社員とWebライター、剣道部の外部指導員だ。外部指導員は趣味のようなものなので、省いてもよいが、実際にかなりの時間を割いているので省くわけにもいかない。
子どもたちとの触れ合いはイライラすることも多いが、頑張った分だけ成果が見えるのでやり甲斐を感じる。報酬額は微々たるものだ。それどころか、実際は報酬の発生しない作業が多い。
ボランティアで平日の夜に週2回、指導しているのだ。必然的に外部指導員の実質的な時給は、雀の涙どころの話ではなくメダカの涙くらいのものになる。
じつは、私の場合はWebライターも似たようなものである。
しかも、Webライターの仕事は日に日に減ってきている。ライターの案件自体もAIの進化によって減っているのだろうか。これも時代の流れかもしれない。
外部指導員も剣道部の部員減少により、今後はなくなる可能性が高くなってきた。1年生の部員が、男女合わせて2名なのだ。今後の身の振り方を考えなければならない。
三刀流を一刀流にするか、四刀流、五刀流にするのか……
現在、Webマーケターを目指す講座『マケステップ』を受講している。一応、すべての講義を終えたので、晴れて今月で卒業だ。卒業課題の提出も完了した。
マケステップでは、案件獲得についても具体的な手順を指導していただけた。私でも取り組める仕事を獲得できるようだが……
ん?会社員にはちょいと厳しそうな気がするぞ!?
思っていたよりも厳しそうだ。どうしたものか。
WebマーケターはBtoBのイメージが強く、昼間に時間の取れない会社員には難しいかもしれない。
具体的な案件獲得は厳しいかもしれないが、Webライターに取り組むうえでもマーケターの知識は必要だろう。だから、受講が無駄になったとは考えない。いつか役に立つに違いない。
じつは、もう一つ手を打ってあった。自ら手を打ったというより、女神がやってきたようなイメージだ。
あなたも、チャンスの女神は前髪しかないと聞いたことがあるだろう。
前髪やん!!!
あるとき、前髪っぽいものが見えたので引っ張ってみた。
女神さまの、前髪、を……
おっさんやん?
チャンスの女神はギリシャ神話のおっさんがモデルとされている。せめて女性であってほしかったが、贅沢は言っていられない。とにかく引っ張るのだ。前髪を10円ハゲにするくらいに力強く。
チャンスの女神はランサーズ事務局を利用していた。日頃、ランサーズは利用していないが登録だけしている。利用する予定もないため、「今日も直帰しま~っす!」とヤル気のない営業担当のように、毎日届くメールもゴミ箱直行コースだ。
本当にたまたまだった。
ふと目に入った『プログラミング教室』の案内。じつは、予てからプログラミング教室を経営したいと思っていた。取材を兼ね、鯖江市の『Hana道場』にも下見にも行ってみた。
すかさず前髪を鷲掴みし、WWEのビアンカ・ブレアの長髪をロープにくくりつけるかのような反則技をしてでもチャンスをつかまねば……
説明会に参加し、個別面談を経て、ドキドキの結果発表。
なんと、この度
「校舎長&オープニングスタッフ」
に選ばれました!
じつは、プログラミングというか、情報工学は専門分野だ。一応、国立大学の情報工学科を卒業しており、プログラミングはいくつかの言語を使える(気がする)。本業はそっち方面だったりもするのだ。
しかも、地元の小学生向けにScratchのプログラミング教室を開催した経験もある。もちろん、ボランティアだが。
さらに、決め手となったのは剣道部の外部指導員だったようだ。子どもとの接し方がわかっているのが前提とのこと。
本当のことを言うと……
生意気なガキは苦手!!
なのだが、素直な子どもは大好きだ。きっと、プログラミング教室に訪れるような子は素直な子どもに違いない。そう願いたい。
まだ確定ではないので、このチャンスをつかみ切れない可能性もある。予断を許さない状況だが、なんとなくいけそうな気がする~~。
礼を言う
おれは
まだまだ
強くなれる……
ような気がする。
修羅への道は、果てしなく続くのである。
お仕事のご依頼をお待ちしています。下記のフォームからご連絡ください。