![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127186245/rectangle_large_type_2_4ff59f0094c0c13cde362eefa73419a7.png?width=1200)
こどもの島旅計画が壱岐の親子ワーケーションに最適だった話とおすすめの理由
2023年11月に長崎県壱岐市という離島へ1泊2日の親子ワーケーションにでかけました。
今回のきっかけを作ってくれたのが、壱岐市で野外活動を中心とした遊び場作りをされている「こどもの島旅計画」さんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847128478-mWtbLPziE9.png?width=1200)
実は私一人での壱岐市への訪問は、これまで何度かありました。その際に、壱岐の環境や人のあたたかさ、そして壱岐イルカーパーク&リゾートで子どもたちにイルカに触れてもらいたいという思いがあり、親子ワーケーションに行きたいと公言しまくっていました。
そんな折、
島外の方も利用可能
体験は基本的に親と別行動
頼れるスタッフさんが島ぐらしだからこその体験をさせてくれる
という、親子ワーケターの私には飛びつきたくなるようなサービスをされているこどもの島旅計画さんから体験記事のご依頼をいただき、子どもたちとともに壱岐に訪問させていただく機会をいただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847131639-hZgN8GD7D4.png?width=1200)
結果。私は5時間がっつりワークができ、子どもたちは勝手に滞在を延長するほど楽しくて濃密な島遊び体験を満喫できました(延長は却下しましたが)。
これは本当に忖度なしの感想ですが、私が求めていた親子ワーケーションの理想に近い体験だったと思います。
先に断っておくと、こどもの島旅計画さんはワーケーション専用のサービスではないので、個人的には壱岐への旅行の際に子どもの島体験を豊かにしたい方や、子どもと少しの時間離れて親だけの時間を大切にしたい方にもおすすめです。
こどもの島旅計画を利用して良かった3つのポイント
ここからは、今回体験させていただいた「こどもの島旅計画」についての概要と、私が肌で感じたことを忖度なくお伝えしたいと思います。
そもそも「こどもの島旅計画」とは?
今回利用させていただいたこどもの島旅計画さんは、壱岐の美しい海と山、野原などの大自然をフィールドに、体験する子どもたち一人ひとりにあった最高の遊び・体験の場を提供してくれるサービスです。
基本的に親は同伴・参加せず、スタッフに完全に子どもを預けての体験となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847133646-SeOn8w4xBL.png?width=1200)
メニューは日帰り向けとお泊まり向けがありますが、内容は基本的に利用者にヒアリングの上、それぞれのこどもの「やりたい」に寄り添ったオリジナルプランとなっています。
前述の通りワーケーション向けのサービスではないですが、今回の私のように働く場所についても事前に相談可能です(予約等は利用者自身が行います)。また宿泊場所によっては、ワーク場所がお得に使えるプランが利用できる場合も。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847132953-MTPDUEuLBb.png?width=1200)
ここからは、こどもの島旅計画さんを利用してみて感じた、忖度無しで特に推したいポイントを一つずつ解説します。
1.しっかりとした事前ヒアリング
今回の滞在の満足度がとても高かったのは、事前ヒアリングをしっかり行っていただいたことが大きいと感じています。
基本のやり取りはメールで行いますが、文字だけのヒアリングだけでは伝わらないことが多いもの。そのため希望すれば、一度オンラインでの面談を実施してくださり、テキストだけでは捉えきれないニーズを拾い上げてくださいます。
私の場合は安直に海で遊びたい、子どもが楽しめるなら何でも…みたいな草生えるようなざっくりとした回答をしてしまいましたが、色々聞いてくださった結果、新しい発見やものづくりが好きな子どもたちのために海の中を箱メガネでのぞいたり、溢れんばかりの貝殻を拾ってきて帰ったあとの工作に持ち帰らせてもらったりと、いろんな体験をさせていただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847136546-UOikqNdVD2.png?width=1200)
スタッフの方は元小学校教師の方や看護師さんなど、子どもとの触れ合いだけでなく人との触れ合いにも慣れた方々ばかりなので、話すのが苦手という方も安心してヒアリングに臨めると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847127098-UqRFTnW7ic.png?width=1200)
2.こどもの「やりたい」を大切にしたオリジナル体験
何より大切なのがココ。そうです。体験は母でも父でも親族でもなく、子どもの「やりたい」を尊重してプランニングしてくださいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847137346-X1ug8aLMgX.png?width=1200)
私もそうですが、親が思っている「子どもにやらせたいこと」と、子どもが本当に思っている「やりたいこと」って、少なからず相違があると思うんです。人間ですから、どれだけ寄り添ってもこればっかりはどうしようもないと感じています。
しかしこどもの島旅計画のスタッフの皆さんが着目してくださるのは、終始「子どもがやりたいことは何か」。
そのため例えば現地についたあと、子どもから「これがやりたい!」と意見が出た場合は、できる限りその声を尊重してくださいます。また、体験中は親とは離れて過ごすため、大きくプランが変更になる場合やチャレンジングな内容の場合は、事前に親に連絡を入れてくれるので安心です。
3.親不在で何気ない体験を大切にしてくれる
これは体験をしたあとの子どもの声やスタッフの方のフィードバックから感じたことですが、普段の遊びや体験の中にある「何気ない出来事や発見」を大切にしてくださることも、こどもの島旅計画さんの良さのひとつ。
「島での遊び」というと、なんとなく海遊びなど普段とは違った体験を想像される方も多いかもしれません。しかしこどもの島旅計画さんでは、大自然全てがフィールド。虫を捕まえたり野原を駆け回ったりといった、日常でもできる遊びも取り入れています。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847130229-fnWqhA6h44.png?width=1200)
それなら島じゃなくてもできるじゃん、という声が聞こえてきそうですが。「普段の生活の中にあるちょっとした体験」こそ、子どもたちにとっては大きな学びや財産になることもありますよね。
それに、親といるとどうしても自分の常識を判断の物差しにしてしまうもの。例えば虫かごにバッタとカマキリを入れたら食物連鎖が起こったとか、野原に寝転がったら気持ちがいいとか、ちょっとした体験を「気持ち悪い」とか「服が汚れるから」という理由で止めてしまっている気がします。私もそうです。そもそも私は虫が嫌いです。
でも、そういった親の常識フィルターのために奪われがちな「親の常識フィルター」をいい意味で外しながら、安全面でもしっかりフォローしてくださる。親にとってもこどもの新たな一面を発見できるチャンスではないでしょうか。
子どもと離れることに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。また、せっかくの島旅なんだから子どもと一緒に体験したい!という方もいらっしゃるでしょう。
でも、あえて「親の常識フィルター」が外れたときの子どもたちの様子が見られるのも、ここでしかできない贅沢な体験なのだと感じます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847127878-MZFukyU5Ej.png?width=1200)
親子ワーケーションと相性がいいと思った忖度なしの4つの理由
今回私は親子ワーケーションという文脈でこどもの島旅計画を利用させていただきました。今までも、さまざまな地域でワーケーションや親子ワーケーションを体験しています。
ワーケーションは親がワークできるかも大切。ということで、特に「親子ワーケーション」の観点から利用してよかったと思う部分を取り上げていきます。
1.体験は親と一緒じゃないことが前提
こどもの島旅計画さんでの体験は、基本的に「子どもとスタッフのみ」となり、大人はその間、思い思いの過ごし方ができます。つまりしっかりワークができるということ。
私の場合は宿泊先の近くにある「ACB Living」というワーケーションオフィスでガッツリ5時間仕事をさせていただきました。インスタライブができるくらいWi-Fiも強くておしゃれで仕事しやすい施設です。もちろん他の施設も利用することができます。
もちろん過ごし方はワーク以外でもOK。観光したり、宿泊先でゆっくりしたりなど、利用者それぞれにあった過ごし方ができます(Workはパソコン仕事や普段の業務だけではないと思っているので、個人的には観光や休憩も過ごし方によってはWorkだと思っています)。
みなとやゲストハウスさんに宿泊の場合、ACB Living利用時の割引利用プランもあります。宿泊先から徒歩5分かからないくらい。宿泊先から近い場所にワーク場所があるのは本当に助かりますよね。
ACB Livingは通常イベント貸出もあるそうなので、必ず使えるわけではないようですが、親子ワーケーションでの利用を検討されている方はぜひこどもの島旅計画さんに相談してみては。
2.安心して任せられるスタッフの存在
こうした体験を安心して任せられるのは、優しいだけじゃなく子どもの遊び場づくりにも長けたスタッフの皆さんの存在があるからこそです。
今回子どもたちの体験に付き添ってくださったスタッフのともやんとふっちーは、それぞれ元看護師と元小学校教師という肩書の持ち主。子どもの体験を優しく見守ってくださいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847127440-x1q9dRJZgy.png?width=1200)
これは親子ワーケーション先を選ぶポイントでもありますが、安心できるスタッフさんがいるかどうかは、ワーケーションをする親にとってはとても重要。だからこそ親は安心して仕事ができます。
その点においてこどもの島旅計画さんは現地スタッフの方も多く、体験に付き添ってくださる方の知識も豊富なので、とても安心して仕事に励めました。
3.地元の大人や子どもたちと交流できる可能性が高い
私の肌感ですが、ワーケーションをしている方の多くが地元の方との交流を求めているように感じます。親子ワーケーションの場合は、地域の子どもたちと遊ばせたいというニーズをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
転勤族の子どもを持つ私もその一人。「全国に血の繋がらない親戚をつくること」を目的に、さまざまな場所で親子ワーケーションをしています。
私の場合は「地元の大人や子どもたちとも交流してほしい」という希望を聞いていただき普段から利用者や地元の方との交流が生まれる「みなとやゲストハウス」に宿泊させていただきました。ここでは、うちの子とたまたま同世代だったこどもの島旅計画スタッフのお子さんや、この日たまたま宿泊していたこども大好きな若い方々とも交流することができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847132286-06CHY3wctU.png?width=1200)
また今回は特別に、夜にはこどもの島旅計画スタッフさんやそのお子さん、みなとやゲストハウスの方とともに同じ空間で家族のように食事を楽しむ時間もいただくことができました(通常はプラン外のためご希望の方はお問い合わせください)。
壱岐の食材がふんだんに使われたメニューが贅沢すぎたことも満足度バク上がりの要因でしたが、子どもたちも周りの大人のみなさんも自然に遊んでくれたり宿題を手伝ってくれたりと、心温まる時間が当たり前に過ぎていきます。こうした何気ない交流こそ親子ワーケーションの醍醐味であり実践理由となっている私にとっては特別な時間でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1704847135079-4biaBCJq4u.png?width=1200)
もちろん夜の時間はスタッフの皆さんの予定次第ではありますが、こうした目的で親子ワーケーションをされている方には、ぜひみなとやゲストハウスでの宿泊プランをおすすめします。
4.活動中の子どもの姿を撮影してくれる
個人的に嬉しかったポイントがココ。子どもの島旅計画さんでは想い出の共有と体験時の子どもたちの様子、付き添ってくださったスタッフの皆さんが感じたことを保護者の方に共有することを目的に、活動中の写真をGoogle photoにあげてくださいます。
親が一緒にいない時間にみせる、子どもたちの普段見せない笑顔や熱中した姿が見られるのは、個人的にすごくうれしいですし、新たな姿を発見できてとても嬉しかったです。
あと、ここは蛇足ですが、親子ワーケーションを実践されている方の中にはその様子を積極的に発信している方もいらっしゃると思います。そうした場合に利用できる写真が多いこともありがたい要因でした。
壱岐の島ぐらしを体験させたいなら
せっかく島に来たなら親子ベッタリの時間を過ごしたい。そう思うのは自然なことですし、私も子どもたちの時間を大切にしたいと考えています。
一方で、普段から終始子どもにベッタリの暮らしを送っている子育て世代の方も多いのではないでしょうか。子どもたちとともにいるからこそ見えるものがあるように、離れることで見えるものもあるはずです。
普段とは異なる空間で、1日では一人や夫婦の時間を充実させながら、ほかの1日では子どもたちとの時間も大切にできる。こどもの島旅計画さんを利用することで、そんな過ごし方ができるのではないかと思います。
こどもの島旅計画さんではInstagramやFacebookで随時情報を配信しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。