あの国連も「小さな農業」を後押ししているらしい?
こんにちは、ひらっちです。今朝、洗面台で歯磨きをしていたら、後ろから「加齢臭がすごい!」という娘の声が。一瞬ドキッとしましたが、どうやら昨夜の晩ご飯のカレーが、朝食にも出ていたみたいです。女性ばかりの家庭内では、いろいろと気遣いが必要です。
<いつものように簡単な自己紹介です>
僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。
このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。
■昨晩の『クローズアップ現代+』、ご覧になりましたか?
あらためまして、ひらっちです。今日は、昨日に引き続いて「農業」をテーマに書いてみようかなと思います。
あんまり興味のない方もいらっしゃると思うので、「農業」のことを連続で書くことはあんまりしないようにしているんですけど、昨日、あるテレビ番組が放送させていたので、あえて書いてみることにしました。
みなさんは、『クローズアップ現代+』という番組をご存知ですか?
NHK総合で火曜~水曜の夜10時から放送されている番組で、「+」がついた新名称になってからは、武田真一アナウンサーがキャスターを務めています。毎回いろんなテーマを深掘りして放送する番組で、僕も結構チェックさせていただいています。
で、そんな昨夜の「クローズアップ現代+」は、「小さな農業」がテーマでした。
少しでも農業に興味をお持ちの方で、「いつか始めてみたいな」なんてお感じの方は、ぜひご覧になるといいと思います。「小さい農業」をテーマに著書を書かれている西田さんなどが登場しています。
■これまで進めてきた「大規模化」から一気に方向転換しちゃう?
番組でも紹介されていましたが、国連では今、「小さな農業」が推進されています。
実は、日本の農業の現場では、しばらく前から「大規模化」というのが一つの大きなテーマでした。
僕は、全くのド素人から農業をスタートさせた「珍しい存在」ということもあって、以前、新規就農者を中心に地元で活躍する農家と、農水省の役人さんが意見交換をする会に参加させていただいたことがあります。
そこで、僕はこんなことを言いました。
「規模拡大、売上拡大至上主義では、幸せになれない人もいる。もっと多様な農業のあり方を考えていくべきじゃないですか?」
みなさん「そうですね・・・」とは言いながら、真剣に耳を傾ける感じではありませんでした。僕の農業がやっと軌道に乗り始めた頃なんで、今からもう5年前くらいの話ですかね。
やっぱりこれからは「小さな農業」の時代だと思います。いや、「大きな農業」ももちろん必要だと思うので、どちらも共存する社会というのが正解でしょうか。
今流行りの「SGDs」の考え方にもマッチしていて、いいと思うけどなぁ~。
■まとめ
今、さまざまなインフラが、身の丈にあったものへと変化しようとしています。例えば、「電気」。今や途上国では、大規模な送電施設をすっ飛ばして、太陽光パネルでの自家発電に移行しているなんて話もある。日本だって「自宅のパネルで完全自給できる!」というご家庭も増えているはずです。
「水」は、井戸と雨水である程度カバーできますし、「ガス」の代わりは、間伐材を薪として使えそうです。ちなみにうちでは、枯れ草で焼きイモを作ったばかり。キャンプ感覚で楽しく調理できました。
インフラが整っていて何でも買えば手に入るのって、確かに便利だけど、なんだか楽しくない。そんな風に思っている人も少なくない気がします。
「食べもの」だってそう。「小さな農業」に目覚めてくれる人がたくさん増えれば、自給率の問題も、耕作放棄地の問題も、農家の担い手不足の問題も、一気に突破できる可能性があるんじゃないかな、と期待しています。
・・・というわけで、来年あたり、空いている畑を活用して「小さな農を楽しむコミュニティ」みたいなのを企画したいなぁ~なんて構想中。ちゃんと形になったら、またご報告しますね♪
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